金浦空港と仁川空港、どっちを使うのがイイ?移動と市内アクセスは?

韓国を初めて訪れる方にとっては、玄関口として「どの空港を利用するか?」で迷われるかたもいらっしゃることでしょう。韓国には2017年1月現在、8か所に国際空港があります。

首都ソウルを訪れる場合は、仁川(インチョン)空港、もしくは金浦(キンポ)空港を、釜山へ行く場合には、金海(キメ)空港、大邱へ行く場合は大邱空港を利用するのが一般的です。

この記事では韓国を訪れる場合、金浦空港と仁川空港のどちらの利便性が高いか?どちらがお得か?をみていきましょう。


[韓国の空港]

ソウルへのアクセスには、断然便利な金浦空港!

金浦空港は、ソウル・江西区に位置する空港で、ソウル市内にあります。そのため、ソウル市内中心部へのアクセスが非常に便利です。

●金浦空港~ソウル市内は約30~50分
金浦(キンポ)空港から、ソウル中心部へのアクセスは、各種交通機関に乗車後、約30分~50分はかかります。

市内へのアクセス方法として、公共交通を利用する場合「1.空港鉄道、地下鉄、市内バス」もしくは「2.空港リムジンバス」を使います。それらは値段が比較的安く、最も一般的な交通手段となります。

もうひとつの手段は「3.タクシー」を利用すること。金浦空港から明洞(ミョンドン)までは、約20,000won(約2000円)程度。荷物が重い場合や、3~4人などのグループの場合は、タクシーを利用してもそれほど負担にならない金額といえます。

金浦空港は、ソウル市内に近いこともあり、仁川空港より人気があります。日本からのLCCの就航もなく、仁川空港に比べて航空券価格が高くなります。


[仁川空港、金浦空港~ソウル中心部]

●金浦空港はコンパクトなので便利!
金浦空港国内線は日本、中国、台湾への直行便のみが運航されているため、コンパクトな空港です。

日本に帰国する際の手続きの際には、空港内を歩く距離が断然短くて済むため、無駄な体力を使わなくてもよいのがメリットです。万一、チェックイン時間ぎりぎりに空港に到着する場合でも安心感があります。

しかし金浦空港がコンパクトな反面、空港内でのショッピングのバリエーションは仁川空港に比べて劣ります。空港の到着ロビーの外にあるロッテモール金浦空港店では、ショッピングや食事を楽しんだり、お土産を購入したりできます。ロッテモール金浦空港(仁川空港周辺スーパーの記事)

●金浦空港⇒ソウル市内への移動

交通手段 所要時間 料金
空港鉄道・地下鉄・市内バス 約20分(空鉄ソウル駅) 1,350won~
リムジンバス 30~60分(ソウル中心部) 5,000~8,000won
タクシー 30~40分(ソウル中心部) 20,000won前後

※時間・料金は交通状況、タクシーの場合、乗車人数により異なります。

仁川空港発着の飛行機は価格安!

仁川空港は、ソウルの郊外にあたる仁川広域市・永宗島に位置しています。

●仁川空港⇒ソウル市内は約1時間~1時間半
仁川空港からソウル市内までは、約1時間~1時間半程度かかります。市内へのアクセス方法は、1.「空港鉄道(一般)」2.「空港鉄道(直通)」、3.「リムジンバス(高級・一般)」が安価で、4.「タクシー」では、明洞(ミョンドン)エリアまで60,000ウォン(約6,000円)かかります。

空港鉄道の場合、直通列車に乗車するとソウル駅までノンストップですが、一般列車の場合は各駅停車のため、弘大入口駅などにも停車します。電車の場合は交通渋滞に巻き込まれることなく、時間が正確なので安心できます。

一方、有名なホテルへアクセスする場合、ホテルからリムジンバスの停留所が近いことが多いでしょう。そのため、リムジンバスが便利です。リムジンバスは一般リムジンの場合4列シート、高級リムジンの場合は少し値段が高いですが、3列シートとなっています。

●仁川空港⇒ソウル市内への移動

交通手段 所要時間 料金
空港鉄道(一般) 約1時間(ソウル駅) 4,150won
空港鉄道(直通) 約43分(ソウル駅) 8,000won
リムジンバス 60分~90分(ソウル中心) 10,000~15,000won
タクシー 約70分(明洞) 65,000won程度

※時間・料金は交通状況、タクシーの場合、乗車人数により異なります。

タクシーは、通常の料金に加え、高速道路料金が追加されるため、明洞まで約65,000won(約6500円)前後となります。定額制ではない場合、交通状況によって料金が異なる場合があります。荷物が多い場合や、複数人で利用する場合に使ってもよいでしょう。

●仁川空港利用のメリット・デメリットは?
仁川空港を利用するメリットといえば、飛行機の値段が安いこと!とくに成田-仁川、大阪―仁川間は格安航空会社(LCC)が就航しているほか、既存の航空会社(FSC)も金浦行きに比べると、安く購入できます。

一方デメリットは、仁川空港からソウルまでの距離が遠いことや、空港が広いために空港内の徒歩での移動が大変だということです。

特にLCCを利用する場合、ターミナル移動のためのシャトル列車に乗る可能性が高くなります。1時間前のチェックインでは、余裕がなくギリギリの搭乗になるコトも。余裕をもった移動が必要です。


記事に関連するエリア情報はこちら:仁川空港・永宗島金浦空港


トム・ハングルの韓国旅行ひとこと
空港からソウル市内へのアクセスは、宿泊施設に応じて、交通手段を使い分けることをおすすめします。滞在先が弘大入口、孔徳駅、ソウル駅など、空港鉄道の停車駅から遠い場合や、有名ホテルの場合はリムジンバスが便利です。

もちろんタクシーは高くつきますが、3~4人で乗る場合は一人当たりの値段が下がるので、必要に応じて利用するとよいでしょう。

  • 記事が役に立ったらシェア!
トム・ハングル
吉村剛史(よしむら・たけし) 1986年生まれ。韓国旅行・地方旅の総合発信者。2012年に韓国文化誌『スッカラ』でデビュー、その後韓国旅行、語学Webの編集・ライターを経て、講座、トークイベントでの発信も。これまで韓国100市郡以上を踏破。平昌五輪開催の江原道公式ブログにも寄稿中。プロフィールお問い合わせ


このページの先頭へ