東大門市場、地元ローカル派におすすめの朝食リスト
 2016/11/13 吉村剛史(トム・ハングル)

ファッションタウンとしてにぎわうソウル・東大門。全国から訪れる衣料品店の人たちが夜に買い付けにやってくるため、眠らない町としても知られています。

アパレル関係の業者はもちろんのこと、小売での販売も行っており、お気に入りの服を探しに観光客たちも訪れるのがこの街です。そんな魅力ある東大門には、周辺にホテルも多く、宿泊をする人も多いはず。

ここではチェーン店やホテルのビュッフェではなく、地元ローカルな雰囲気を味わいながら、市場や路地裏で食事をするのにおすすめの通りをご紹介します。

24時間営業の店が多い、東大門エリア!

東大門界隈は、ファッションタウン。深夜に仕入れにやってくる人たちが多いため、24時間営業の店の飲食店が多いのが特徴です。

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以下で紹介するお店は、少し遅く起きた朝、朝食を軽く済ませたい方にもおすすめできます。

「どの店が美味しい」というのは好みにも左右されますし、そして韓国では同じ場所に、似たような食堂が集まる傾向が多く、ここでは店の名前よりも、おおまかな場所をご紹介しています。

記事下の地図や、お手持ちの地図と照らし合わせながらご覧ください。

昌信洞の豆もやしご飯(24時間営業、または朝9時ごろ)

ソウル・東大門の外側にあたる昌信洞(チャンシンドン)。東大門とよばれる「興仁之門」から大通りを歩き東廟方面に歩く途中には、激安フードが並んでいます。

このあたりは特に昼夜、人通りが多いためか回転率が良く、コストパフォーマンスのよい食堂が並んでいるのです。メニューは主に豆もやしご飯(コンナムルパッ)です。値段は2,000ウォン~3,000ウォン。牛肉のそぼろを乗せたタイプは2,500~3,000ウォンほどです。

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豆もやしご飯の専門の店はもちろんのこと、豆もやしご飯のほかに、ウドンや韓国式ジャージャー麺をメニューに掲げている店が何件か。営業時間は24時間の店のほか、朝9時頃から営業する店が多いです。

この通りを歩いてみると雰囲気がわかりますが、3,000ウォン前後の手ごろな店が並んでおり、節約志向の方は、この通りを訪れてお店を探してみるとよいでしょう。

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この大通りと靴市場を挟んだ通りには、より地元ローカルですが、カムジャタンやスンデ(韓国式腸詰)などの24時間営業の店もあります。こちらでは前の日の夜、お酒に酔ったときに韓国式に酔い覚ましをしたい方にすすめです。

肉料理で割と濃厚なため、本当にさっぱりとした朝食が食べたい方には向きません。しかし、路地裏グルメというにはふさわしい食堂が並んでいます。参考:玩具、文具に安旨グルメの昌信洞

新進市場の焼魚通り(朝7時から)

地下鉄1、4号線の東大門駅9番出口を出て、東大門総合市場の建物の前を通ると、左手には食べ物屋台が並ぶストリートがあります。その路地を入ると、焼魚をやく煙がモクモクと香りを乗せて漂ってきます。

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焼魚のお店は、朝7時頃から営業しているため、朝食メニューの一つとしてご紹介することにしました。

焼魚通りでは、店頭で焼魚を焼いているのです。日本でもよく食べるサバやサンマなどもありますが、韓国らしいのはイシモチがメニューに並んでいること。焼魚定食は7,000ウォン。

焼魚なら日本で食べられますが、韓国では少し異なります。一度焼いておき、お客さんが来た時にふたたび焼いて温めている点や、食べるときにわさび醤油をつける点です。参考:韓国で焼魚を食べよう

そして韓国のおかずがついていることも、その違い。キムチやナムルに焼魚、というのは韓国ならではのこと。

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[焼魚定食 7,000ウォン]

さらにこの奥へと進むと、鶏の水炊きのタッカンマリが味わえる通りがあります。タッカンマリは朝食の時間にはお店が開いていませんが、お昼前くらいから営業を始めます。

朝食に完全に出遅れてしまったら、この辺りで昼食をとるのもよいでしょう。

広蔵市場の屋台でお粥を食べよう(朝8時半、9時以降)

今やソウルの屋台スポットとして、たびたびメディアでも取り上げられるようになった広蔵市場(クァンジャンシジャン)。東大門駅のとなり、地下鉄1号線鍾路5街駅すぐのところに位置する市場です。

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東大門エリアからも歩いて10分ほど。前に紹介した焼魚通り、タッカンマリ通りを直進して10分ほど歩いていくと、広蔵市場にたどり着きます。

広蔵市場にはずらりと並ぶ屋台。屋台の営業は一般のお店と同様、朝9時からですが、朝8時半を過ぎたころ、準備ができた店から開き始めます。

緑豆チヂミ(ピンデトッ)なども有名ですが、夜のおつまみとして食べてもよいでしょう。朝食にはお粥などを頂くのがよいかもしれません。

こちらは温かなお粥。カボチャをすり潰してお粥にしたもの。値段は店によって異なりますが、4,000ウォン~6,000ウォンほど。

カボチャ粥のほかにも、小豆粥、アワビ粥が屋台で提供されています。アジュンマ(おばさん)が一人で屋台を切り盛りして、食べ物を提供してくれるのです。

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[カボチャ粥 4,000ウォン~]

広蔵市場の屋台で、ちょっと遅めの朝食を召し上がってみるのはいかがでしょうか。参考:広蔵市場のグルメ、これでバッチリ完全制覇!?

東大門周辺の朝食・地図

ここでご紹介した東大門の食堂。お店の位置は正確な位置ではなく、おおまかな場所です。ここで紹介した場所の通りに、食堂があります。

この周辺を歩いてみると、ここで紹介したようなお店が見つかることでしょう。

東大門、地元ローカルなお店を探そう

東大門エリアの朝食を探すとき、なんとなくこの記事で紹介したお店にピンときた方々もいるかもしれません。

また、このお店を探す途中で似たような雰囲気のお店が見つかることも。そのときはそのお店に入ってみるのもよし。お気に入りの店が見つかる一助になればと考えています。

東大門エリアでの朝食もよいですが、より観光客の多い明洞エリアには朝から営業を始めるお店も多いのが特徴です。

そのときは東大門駅から4号線に乗車して明洞駅へ、または東大門文化公園駅から2号線に乗車して、乙支路入口駅へと訪れてみるのもよいかもしれません。

その際には拙著、「明洞のおすすめ朝食」の記事をぜひご覧ください。


記事に関連するエリア情報はこちら:ソウル東大門・東大門市場


トム・ハングルの韓国旅行ひとこと
韓国旅行で非日常的な気分を味わいたい方には、ホテルの朝食バイキングなどもよいかもしれません。

しかし旅慣れてくるにつれ、食堂や市場の温かみのある雰囲気で食事をしてみたいと思ったり、節約のために朝食を手軽に済まそう、なんて方もいらっしゃるはず。この記事はそんな方々のために書きました。

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トム・ハングル(吉村剛史)
吉村剛史(よしむら・たけし) 1986年生まれ。韓国旅行・地方旅の総合発信者。2012年に韓国文化誌『スッカラ』でデビュー、その後韓国旅行、語学Webの編集・ライターを経て、講座、トークイベントでの発信も。これまで韓国100市郡以上を踏破。平昌五輪開催の江原道公式ブログにも寄稿中。プロフィールお問い合わせ


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