明洞(ミョンドン)の朝食、イチオシはこれだ!~ソウル・明洞の朝ごはん7選 | 韓国&韓国旅行 | トム・ハングル

明洞の朝食、イチオシはこれだ!~おすすめの朝ごはん7選
 2013/10/29 改:2018/06/25 吉村剛史(トム・ハングル)

ソウル旅行で食べる朝ごはん、というと何を食べようかと悩むもの。なかにはホテルの食事付プラン、たとえば、ホテルのビュッフェで朝食を食べることもあると思いますが、やはり外に出て朝ごはんを食べる、という方が多いのではないでしょうか。

屋台で買うトーストやキムパプ(のり巻き)で簡単に済ませるのもよし、朝から少し贅沢に、ということでアワビ粥を食してみたりと様々でしょう。

ここで紹介するのは朝からオープンしている店のなかでも、ソウル中心街の明洞、鍾路に位置する比較的、有名なお店。

私が明洞のお店を何店舗も食べ歩いたなかから、「おすすめ」と言える店を7つご紹介します!(※記事の下に地図を掲載しています)

百年の伝統を誇る、里門ソルロンタン(이문설농탕、イムンソルロンタン)

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韓国で最も古い食堂として知られ、1904年に創業し、100年以上の歴史を誇る里門ソルロンタン。

地下鉄1号線鍾閣駅、鍾路タワーの裏手で、歩いてわずか5分くらいにあるお店です。風情ある2階建ての瓦屋根の店舗に味わいがあったのですが、2011年に移転して新たな建物でスタートを切りました。

ソルロンタンとは牛の肉を骨ごと、長時間煮込んだスープ。乳白色でコクがあり、なかには素麺とご飯が入っています。塩で味を加え、ネギやカクテキ(カクトゥギ)を添えて召し上がれ。

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ソルロンタン(7,000ウォン)

100年続いた、という伝統あるお店だけあって、素朴な味わいがします。昔ながらの味、といったところでしょうか。ソルロンタンもお店によっていろいろありますが、ここではあまり濃厚ではなく比較的淡泊なほうです。

なかでもおすすめなのが、このお店の白菜浅漬けキムチ。シャキッとしたキムチで、ソルロンタンにもよく合います。一緒に添えて召し上がってみてください。Twitterでこのことをツイートしたところ、ガイドブックには載らない生の情報、ということで、かなりの方が反応してくださいました。

里門ソルロンタン
住所:ソウル特別市鍾路区堅志洞88
電話:02-733-6526
朝8時から営業

コムタンの名店、河東館(하동관、ハドングァン)

河東館は、明洞(ミョンドン)に位置するコムタンの名店。こちらは1939年創業です。江南にも同じ「河東館」というお店があります。2013年11月には明洞の「河東館」の直営店として2号店が登場するというニュースが出ました。

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コムタンもソルロンタンとよく似た料理で、牛の肉を煮込むことは同じなのですが、骨をあまり煮込まないために、白く濁らないのが特徴だそう。中には白く濁ったコムタンもあるので、実際は、その違いがかなり曖昧になっています。

特と普通の2種類がありますが、Webサイトやガイドブックを見ると普通(10,000ウォン)のほうにも牛の内臓も一緒に入っていますが、今は入っていません。

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(コムタン普10,000ウォン,特12,000ウォン)

お店の方に聞いてみたら、特(12,000ウォン)のほうには入ってると聞いたので、どうやら2012年後半~2013年にかけて、普通のほうには牛の内臓を入れなくなったようです。

肉が一枚、がつんと乗っていて、塩やネギを入れて味を調節します。生卵を入れて食べたい方はレジで購入できます。ソルロンタンやコムタンは滋養食でもあり、冬の寒い日にも力を与えてくれる料理です。朝食としてコムタンを食べるのもおすすめです。

河東館
住所:ソウル特別市中区明洞9ギル12
電話:02-776-5656
朝7時から営業
ホームページ:河東館

温かな人情が魅力の路地裏食堂、イエジ粉食(예지분식、イェジプンシク)

明洞(ミョンドン)の北側の狭い路地に位置する、イエジ粉食。ふつうに歩いているだけでは通り過ぎてしまうような場所に位置していますが、日本の観光ガイドブックにも取り上げられる人気店で、多くの日本人観光客が訪れます。

「粉食(プンシク)」は、本来粉ものの料理のことを指しますが、一般的に簡単な食事という意味で用いられ、海苔巻きやチヂミといった簡素な食べ物を提供するお店。ここではスンドゥプチゲや味噌チゲなどの一般的な食事ができる大衆食堂です。

夫婦で経営されているこのお店、店長のご主人が笑顔で迎えてくれます。とても親切で人情味あふれるのがこのお店の魅力。観光客が多く訪れるだけあって、安心してお店に入ることができます。

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目視した限りでは4~5畳ほどのこじんまりとしたお店。まさに路地裏の地元密着の食堂。スンドゥプチゲ(6,000ウォン)を注文してみると、キムチや卵焼きなど、おかずがたっぷり。これだけでも満足できそう。

豆腐がたっぷり入った、スンドゥプチゲの赤いスープ。辛そうに見えますが、注文するときに気を使ってくださるので、その点も安心です。チゲのなかには卵が落とし込まれていて、まろやかにいただくことができます。

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私が訪れたときには、日本人の女性がグループで訪れていましたが、たまたまそのときお店の方が持ち込んだマッコリを、お客さん全員に少しずつ分けてくださったのです。

そんな温かな雰囲気の食堂、明洞を訪れたときには再び立ち寄りたくなってしまうような、そんな魅力的な路地裏のお店です。

イエジ粉食
住所:ソウル特別市中区 明洞9キル 17-3
電話:02-777-1820
朝5時半から営業

元スポーツ選手がオーナーのお粥専門店・味加本(미가본、ミガボン)

韓国でも芸能人や元スポーツ選手がオーナーとなる飲食店も多いですが、このお店は韓国代表の元バスケットボール選手が運営しています。

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わたしが訪れた2016年初頭には、お店のスタッフにも日本人がいて、日本語メニューもあり、観光客にとっても安心のお店。

韓国旅行で食す「お粥」というとアワビ粥や、タッチュク(鶏粥)が定番。それらのメニューも人気のようですが、これらのお店ではそれ以外のお粥が特徴的。

私が注文したのは「えびとブロッコリーのお粥」(10,000ウォン)。緑色のブロッコリー、そして海老。色の調和がとてもよく、食欲をそそられます。ふだん野菜が足りていない方でも満足できる、とても健康そうな食材です。

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他にも「牛肉としいたけのお粥」(7,000ウォン)。こちらはブログなどでアップされている方も多いようです。そして「高麗人参と鶏肉のお粥」(8,000ウォン)などがあります。値段もお手頃です。

味加本
ソウル特別市中区 明洞キル56
電話:02-752-0330
朝8時から営業
Facebook: 味加本(FB)

パン派の方には韓国式トーストの全国チェーン、イサックトースト(ISSAC TOAST、이삭토스트)

朝食はパン派、という方には、韓国式トーストがおすすめです。韓国式トーストは、鉄板の上で焼いた食パン2枚に、ハムやチーズ、キャベツなどの具材のうえに、ケチャップや砂糖などをかけ、挟んで食べる焼きサンドです。

全国的にも有名なのがイサックトーストというお店。明洞駅の近くに位置し、朝の時間は観光客であふれ、行列ができています。

上の写真は、ハムスペシャルトースト。別の店舗で購入しましたが、値段は2,600ウォンでした。

公式サイトに値段は掲載されていないため、正確な数字にはお知らせできませんが、最もスタンダードなハム・チーズトーストが2,000ウォン程度、とご理解いただければよいかと思います。

トーストに関してはもちろんこのお店が絶対、というわけではありません。明洞の街でも、小さなトースト店を見かけたりもしますし、食べもの屋台でも売っていたりします。

基本的には購入し、歩きながら食べる、ということになります。明洞以外の店舗では、イートインが可能な店もあります。

ISSACトースト
ソウル特別市中区 忠武路1街24-41
午前7時から営業
ホームページ:ISSACトースト

明洞でしっかり朝ごはんを!

どの店もそれぞれ美味しいですし、みなさんの好みにもよっても異なります。私、トム・ハングルはこの7店のなかでは、武橋洞プゴククチプのプゴククが一番好きです。

明洞(ミョンドン)付近で朝食をとる場合は、ぜひこれらの有名店なお店で、美味しい料理を味わって一日の活力としましょう。

<明洞の朝食、地図>

東大門エリアローカルな食堂で朝食を楽しみたい方は、東大門、地元ローカル派におすすめの朝食リストを。

朝9時以降なら広蔵市場もおすすめ。昼から夜にかけて市場のグルメを楽しみたい方には、広蔵市場のグルメもおすすめです。こちらの記事もどうぞ。



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トム・ハングル(吉村剛史)

吉村剛史(よしむら・たけし) 1986年生まれ。ライター、他。2012年に韓国文化誌『スッカラ』でデビューし、同年中央日報に掲載される。これまで文化センター講座、トークイベントでの発信も1年8ヵ月のソウル滞在経験のほか、韓国100市郡以上を踏破。海外の常識をレポートする『海外ZINE』の韓国担当ライター、2018年2月号『散歩の達人』第2特集の取材・文を担当。同6月から韓国水産食品(K-FISH)広報サポーターズ。プロフィール・お問い合わせ



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