清凉里駅入口 駅の外観

清涼里の歩き方

東大門から地下鉄で約10分のため、百貨店やスーパーでの買い物にも便利である。また、清涼里駅ビルのロッテマートはドラマ「シークレットガーデン」のロケ地にもなった。京東市場やソウル薬令市など、市民の息づかいが感じられる伝統市場の散策を楽しむのも良いだろう。地元の人だけが訪れるような清涼里市場もあり、ソウル下町の雰囲気が漂う。また、清涼里、回基、外大前は学生街でもあり、キャンパスめぐりも楽しめる。

遊興街での売春行為は違法とされ、取締りの対象になるので近づかないのが無難である。駅近くには住宅街も多い。駅の北西方向には朝鮮戦争後に立てられた復興住宅が残り、1970年代には駅前にミジュアパートが建てられた。また駅の南側には新しいマンションが立ち並ぶ。

DSCF5620 DSCF1798

清涼里のグルメ・食事

清涼里駅正面の裏側には清涼里の飲食店街がある。路地裏のお店といった雰囲気で、古めかしい建物のお店が多い。まだ再開発されておらず、旧来の食堂が多いのが、路地裏散策通にはたまらないスポットだ。楽しい点なかでも有名なのが「ハルモニ冷麺」。水冷麺にもビビン冷麺にも辛味が入っており、現地の基準でも少々辛めだと思うがスープのダシとしてはおいしい。

駅から東方向に10分程度歩き線路を横切る橋の近くにある「トッコギチプ」はレトロなスタイルながらもリーズナブルで値段も安い焼肉店である。

DSC_0004 DSCF1791

清涼里の歴史

現在の清涼里駅周辺に清凉寺(チョンニャンサ)があることが清涼里の由来とされる。ソウル城郭の外にある清涼里周辺(駅にあるのは典農洞)は王の親耕地で、宗廟に捧げる供物を育てる田畑があった。

1988年に韓国最初の路面電車(西大門―清凉里)、1914年には京元線、1936年には中央線や京春線が開通し、交通の要所となる。駅の近くに設けられたのが遊郭で、現在の清涼里588はその名残である。

朝鮮戦争後には清涼里駅を通して、江原道やソウル近郊の農産物が集められ、駅近くには清涼里青果市場や魚市場、京東市場がある。駅周辺は市場のほか、住宅街に囲まれている。

清涼里588

清涼里588(オーパルパル)は典農洞(チョノドン)588番地にある集娼街、いわゆる赤線地帯である。ピンク色の光の飾り窓のなかに娼婦たちがいる。入口には「青少年通行禁止区域」という立て看板が立っている。韓国で売買春は違法とされ、発覚した場合には男女ともに摘発される。

近年は撤廃の傾向が高まっているが、ここも例外ではない。2014年に撤去され、再開発が予定されている。

DSCF1783 DSCF1784

清涼里周辺のホテル

清涼里周辺のホテル(Hotels.com)

韓国旅行プラス1

地方への玄関口でもあり春川方面へは京春線、江原道方面には中央線に乗っていくとよい。また夜には釜山・釜田(プジョン)駅への夜行列車も発着している(1日1往復)。ゆったりとした旅が楽しめるのは鉄道旅行の魅力である。

清涼里の記事
ソウル・清涼里(チョンニャンニ)の路地裏さんぽ:レトロな清涼里を歩こう。集娼街も含めて路地裏をレポート。

参考資料
2013 清渓川文化館 特別展「清凉里」ほか

参考リンク
ロッテマート清凉里店

となりのエリア:回基・外大前
ソウル市立大学・典農洞