東大門の安旨グルメ決定版~ひとりOK、5000ウォン以下で超リーズナブルに
 2020/02/13 改:2020/02/15 吉村剛史(トム・ハングル)

東大門(동대문、トンデムン)といえば、韓国屈指のファッションタウン。全国から夜に買い付けにやってくるため、特に深夜ににぎわうのですが、ソウルの副都心ともいえる場所であることから、日中も人通りが多いことが特徴です。参考:東大門のショッピング

東大門周辺ではファッションビルを中心にして24時間営業の飲食店が多数集まっているのですが、最も安く食べられるエリアが東大門(興仁之門)の裏手にある、地下鉄1・4号線の東大門駅の4・5・6番出口のあたり、昌信洞(창신동、チャンシンドン)と呼ばれる町です。

大通りの脇の歩道には韓国屈指の安さを誇る飲食店が集まっており、これまで筆者は「豆もやし・チャジャン麺通り」と勝手に命名してみたりしたのですが、近年はお店が変わって新たなグルメが登場しています。そこでこの記事では「ひとりで安く食べる&飲める」をテーマにお伝えしたいと思います。

わずか3,000ウォン(約300円)の庶民的なグルメ!

韓国では日本円にして300円~500円程度で食べられる飲食店は限られています。様々なおかずがついて、キムチも無料ということからすると、その値段では提供できないことも理由なのではないかと思います。

しかし人通りが多く回転率のよい東大門周辺には、日本円にして500円以下で食べられるお店が集まっています。

とにかくリーズナブルな庶民派の韓国グルメ

この通りに以前からあるのは、豆もやしご飯、チャジャン麺、うどんのような庶民的な食べ物を提供する店。7~8年前は最低価格がわずか2000ウォン(約200円)だったのですが、最近では物価上昇の影響で3000ウォンとなりました。それでも庶民派グルメが安く味わえます。

●うどん(우동)
うどんは韓国でも「うどん(우동)」で通じます。シンプルなうどんは3,000ウォン(約300円)。粉唐辛子が少しだけ振りかけられているとはいえ、辛くないので安心!かつてこの通りには手でこねた、手打ちうどんに近い形で提供する店があったのですが、今は閉店してしまったようです。

●豆もやしご飯(콩나물밥)
この通りの名物ともいえる豆もやしご飯。ご飯の上に豆もやしが乗っているだけのシンプルなタイプは3,000ウォン、牛そぼろが乗っている「牛肉豆もやしご飯(쇠고기콩나물밥)」は3,500ウォンです。

豆もやしご飯には薬味醤油をかけて、しっかり混ぜ合わせて食べます。シンプルとはいえ、スープやキムチが付くのでそれだけでも立派なご飯にになります。

●チャジャン麺(짜장면)
チャジャン麺というと、韓国式中華料理の定番料理なのですが、このお店でも提供されます。チャジャン麺の値段は4000ウォン(約400円)。一般的な中華料理店よりも味はシンプルなのですが、ボリュームがあるので充分満足できることでしょう。

ここまではこの界隈で24時間食事ができるお店です。

麻辣湯を中心に中国系料理店が増加

そして近年、韓国でブームになっている麻辣湯(마라탕、マーラータン)です。もともと中国人観光客が多い東大門だからこそ、こうしたお店が馴染むような気もします。相乗効果で成り立っているのかもしれません。

●麻辣湯(마라탕)
この通りには麻辣湯の店が2店舗ほどあります。店によって多少のシステムの違いはあると思いますが、大体どこも一緒です。



冷蔵ケースの中から野菜やキクラゲなどのキノコ類、豆腐、麺類などのトッピングを籠に入れます。このお店では100gあたり1700ウォン。最低5000ウォンから作ってくれるので、300g程度なら5000ウォンで食べられます。

唐辛子が入ったスープなので、韓国料理の辛さの質としては似たような系統(例えばわさびのような全く異なるものではない)だとは思うのですが、四川料理に入っているという「花椒」がスパイシー。これが異なる味を出しているのでしょう。

懐かしのトンタク

そして韓国では定番となるフライドチキンですが、かつてフライドチキンが登場する以前はトンタク(통닭)に人気がありました。最近では中高年を中心に「鶏1羽丸ごとの「トンタク(통닭)」がリバイバルされています。

「韓国トンタク(한국통닭)」というお店がその火付け役になったのではないかと思いますが、似たようなお店が登場。鶏1羽4,000ウォンですが、1羽追加するごとに3,000ウォンという超リーズナブル価格(鶏肉は小さめです)

少しアレンジを加えたい方は「砂肝(닭똥집、タットンチプ)」4,000ウォンを注文してもよいでしょう。

ビニール手袋を手にかぶせて、鶏を丸ごとほおばります。お酒は生ビールのほか、マッコリ、焼酎があります。低価格でお酒を飲み、鶏肉を味わうことができるので、ひとりでお酒を飲んでいる人も多いのです。

このエリアで韓国のおじさんたちに混じってお酒を飲むというのも旅のひとつの楽しみ方ではないでしょうか。

東大門の安旨グルメを楽しんで!

昼も夜も人が行きかう東大門。様々な年齢層が行きかうこの場所だからこそ、低価格で味わえるグルメが集まっています。バリエーションはそれほど多いわけではありませんが、庶民の味に触れるならぜひこの場所へ。

旅行中に豪華なディナーを食べて胃を休めたい時や、東大門に仕入れに訪れて、安く食事を済ませたい方にもおすすめです。

※庶民派だけではない東大門のグルメ全般の情報はこちら。

東大門のグルメを攻略!~眠らない街の美味しいストリート

※昌信洞は文具・玩具通りの街。それも含めての情報はこちら

玩具、文具も揃う安旨グルメの昌信洞(チャンシンドン)




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