丹陽

丹陽(タニャン)は忠清北道の北東部の郡である。南漢江が流れる山間の地形で、洞窟が多く石灰石を産出する。そのためセメント工場が多いのも特徴だ。景勝地としても有名な嶋潭三峰(トダムサンボン)は、川の中央に山のような岩がそびえ、その岩の上には楼閣が建っている。この回りをモーターボートの遊覧船が通り、水しぶきを上げて勢いよく進んでいく。

嶋潭三峰近くの崖の階段を上ると、川を臨む階段の石門がある。また月岩山の仙岩(ソナム)渓谷の上仙岩、下仙岩、中仙岩のほか、舍人岩、亀潭峰、玉荀峰の美しい絶景をあわせて「丹陽八景(タニャンパルギョン)」といい、景勝地として全国的に有名である。丹陽(タニャン)に限らず各地の自治体や街などが、景観の美しい場所に「8景」を指定している。

天然記念物にも指定された石灰岩洞窟の古藪洞窟(コストングル)も有名だ。ニンニクの産地でもあり、専門店ではニンニク釜飯などニンニクづくしの料理が味わえる。川魚のコウライケツギョの辛い鍋(ソガリメウンタン)も特産。

文:トム・ハングル(吉村剛史)公開:2014年08月14日 改:2016年07月28日

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