港の通りで麗水グルメを堪能~シタビラメ刺身、ケジャン定食
吉村剛史(トム・ハングル)
2013/05/21 改:2017/02/15
麗水(ヨス)は、麗水半島に位置している場所がら、海の幸を使った名物が多い。コリっとした触感のシタビラメの刺身や、日本統治時代に由来するといわれるハモの湯引き、カニの醤油漬けのカンジャンケジャン、ウナギやアナゴなどが有名だ。
定食を注文すれば、おかずは10品程度出てくるのは観光客にとっては魅力的。全羅南道はほかの地域に比べて濃い味で、刺激的な辛さをもつ。焼酎とともにゆっくり味わってみるとよいでしょう。
麗水旅客船ターミナルの食堂街~左水営飲食通り
麗水のメインの食堂街ともいえるのは、左水営飲食文化通り。麗水旅客船ターミナル付近の食堂街。李舜臣広場の横に位置し、ここにはモーテルなどの宿泊施設も多い。
●シタビラメの刺身
麗水(ヨス)の名物、ソデフェ(シタビラメの刺身)。刺身をマッコリで作った食酢とコチュジャンで和えて「ソデフェムチム」として食べたりします。私が食べた時は刺身が弾力というのか、コシのある食感でした。
ごはんのうえに乗せ、ごま油をかけてビビンパとして食べるのもOK。この食堂では10,000ウォン、おかず10品付です。※韓国文化雑誌「スッカラ」(2013年12月号)で「おいしかった地方料理」として紹介。
●カルチジョリム(タチウオの煮付け)
麗水(ヨス)の食堂で食べた、カルチジョリム(タチウオの煮つけ)。10,000ウォンで、こちらもおかずが10品出てきましたが、南部地方らしくなかなか刺激な辛さでした。
辛さを和らげるかのようにネギやカボチャも一緒に煮込まれています。辛いので焼酎とよく合います。全羅南道の焼酎はMaple sojuと書かれたイプセジュ(잎세주)。
麗水旅客船ターミナル近く・大成食堂(テソンシクタン)。食堂から港が近いので、ほろ酔い気分でライトアップされた夜の突山大橋を見ると、幻想的。夜の海の景色も堪能できます。
●ケジャンペッパン
鳳山ケジャン通り
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吉村剛史(よしむら・たけし) 1986年生まれ。ライター、他。1年8ヵ月のソウル滞在経験のほか、韓国100市郡以上・江原道全18市郡を踏破するなど、自分の目で見聞きした話を中心に韓国関連情報を伝えている。2021年1月にパブリブより初の書籍『ソウル25区=東京23区』を出版。2022年に韓国語能力試験(TOPIK)6級、2級ファイナンシャル・プランニング技能士取得。 ※韓国に関する記事制作やその他のご依頼もご相談ください。お問い合わせ 筆者プロフィール