韓国留学や長期滞在でも使える!電話も可能なおすすめのSIMカード&プリペイドSIMカード
 吉村剛史(トム・ハングル)
 2022/12/19 改:2023/01/22 記事初出:2019/01/04

今や必要不可欠の存在となったスマートフォン。韓国に滞在中も日本にいるときと同様にスマートフォンを使いこなして日常生活を送りたいものです。

旅行とはいえ就労を除けば、少し長めに滞在して現地で生活するのと同じように過ごす人もいます。この記事ではそんな方々のために、少し長めの滞在のときに使えるSIMカードをご紹介します。

※本記事は2019年1月4日初出で、2022年12月19日に再度情報を確認して掲載したものです。
※30日間に満たない短期旅行者向けのプリペイドSIMを希望される方は以下の記事をご覧ください。

韓国でSIMカード・格安プリペイドSIMを使うならどれがいい!?~韓国旅行前に買えたり、現地電話番号付きのSIMも

短期・中期(~1年)の滞在と、1年以上の長期滞在の違い

短期・長期での滞在にあたっての違いをここで説明しておきます。

1年以内の滞在では短期滞在向けプランがよいことも

観光目的でビザなしの滞在は90日間。あくまでも旅行者のため、通信手段も韓国人同様のサービスを使うことはできません。

また数か月~1年程度の語学留学や、ワーキングホリデーの場合、韓国人と同様のプランを選ぶことが合理的でない可能性もあります。

1年、2年以上の滞在は韓国人同様のサービスを

大学に通う場合や、転勤や就職といった長期(例えば2年以上)の滞在を考えている方にとっては、外国人登録証を利用して、韓国人と同様のサービスを利用することが最もよいかと思います。

今回紹介するものに関しては筆者が実際に使用したサービスではないですが、過去に同じ会社のサービスを利用していたり、周囲で評判のよい会社のプランをご紹介するものです。留学の場合は信頼できる斡旋会社の窓口で購入してもよいでしょう。

留学・中長期滞在者向けのSIMカードはどんなものがある?

以下で紹介するSIMカードは、いずれもプリペイドSIMとなります。SIMフリーのスマートフォンに差し込んで使用する形です。

LINK KOREAのサービス(kkday.comにて予約可能)

LINK KOREAのプリペイドSIMでは4Gデータ通信、通話、SMSが使用できます。通話料11,000ウォン分がチャージ済みで、新規開通のための初期費用がかかりません。取扱会社LINK KOREA

LINK KOREAは弘大に実店舗があるほか空港にもカウンターがあり、所定の方法で予約すると空港で受け取れます。日本からはkkday.comを利用したほうがお得な金額で利用できます。レートによっても異なりますが4700円台です。KT Olleh 4GプリペイドSIMカード 長期滞在者用:30日間有効

※筆者は同社の別のプランを利用したことがあります。空港での対応もきちんとしているので安心です。

KOREA INFOのデータ通信無制限タイプ(月額制・最安・ウォン決済)(※2022年12月更新)

次にご紹介するのは「KOREA INFO」。明洞、新村、弘大へと移転したようですが、以前からPocket wifiを1日5,000ウォンを割る金額で提供していたことから、韓国通のあいだではよく知られている会社です。

2022年12月現在、同社に問い合わせを行ったところ、中長期滞在者向けのプランがお得だと判明しました。このお店ではSIM代金7,700ウォンが初期費用+36,300ウォン(30日/使用開始から24時間単位で計算)の料金制となります。つまり30日間で44,000ウォンという破格です。通話にあたっては通話無料チャージ分が11,000ウォン付与されます。

滞在を延長するときは36,300ウォン(30日)を支払い、通話無料分が11,000ウォン付与されます。こうしたプランは友達と電話連絡したりと、長期滞在の方に役立つはずです。詳細はホームページに記載されていない場合もあるので、同社へ直接E-mailで問い合わせをお願いします(日本語可)。KOREAINFO(弘大オフィス) KOREAINFO(会社情報)

※KOREAINFOは弘大にオフィスがありますがあります。韓国を何度も行き来している方から評判が高い会社で、安心して利用できます。

AMAZONで購入できるKT回線の韓国電話番号付きプラン(Amazon・円決済可)

AMAZONにて事前に購入できるプランもあります。利用者によっても異なりますがAmazonでポイントが使用できたり、空港での到着時間がカウンターでの受け取り時間に合わない、Amazonで決済したほうが利便性が高いなどという方にこちらをおすすめします。

KTの回線が30日間使用できる形で総額で5300円(2022年12月現在)となっています。渡航日を業者に連絡し、その日に合わせて開通してもらう形となります。到着時間を考えて空港での受け取りができない場合などは特に便利かと思います。

※筆者はまだ使用したことがないため、詳細のレポートができません。

電話・SNSの受信のみができるSIMカード

短期留学や短期滞在をする方は、チャージなしで30日分のSIMカードを購入する、というのもよいかと思います。基本的には電話の発信ができないことは注意しなければなりませんが、追加料金がかからないため、使いすぎの心配がありません。

もしスマートフォンの端末を2つ持っているのであれば、ひとつは日本のSIMカードを差し込んでおき、日本からの着信専用にし、韓国滞在中に電話する場合はどうしても必要なときだけ使用するという形に。韓国ではデータ通信やLINEでの通話のみを行う、というのもよいかと思います。

日本で購入可能!SKTの30日間使えるSIMカード

大手通信会社SK TelecomのSIMカードなら、高速データ通信は1日1GBまで使えるので、長時間動画を見るのでなければ充分すぎるほどです(通常の使用なら1日100MB前後で済む人もいるくらいです)。これには韓国の電話番号が付与されており、電話の発信こそできませんが、通話・SMSを受信することはできます。

Q10で購入(30日間、7,150円) ※ネット販売はここだけ

大手キャリアだから安心!短中期滞在者向けSK TelecomのSIMカード

SIMフリー携帯ではない場合は、ポケットWifiを検討を!

プリペイドSIMは、SIMロックがかかっていない携帯電話の方のみが使用できるサービスです。ロック解除の方法は各社のホームページをご覧ください。それ以外の方やデータ通信料を多く使う方は、ポケットWifiを利用されることをおすすめします。

留学や長期滞在では最適なプランを!

韓国留学や長期滞在するにあたっては、日本での電話やデータ通信の使用量などを再確認し、みずからのライフスタイルに合致したプランを選択するとよいでしょう。韓国に渡航する前に準備しておけば安心です。




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