大手キャリアだから安心!短中期滞在者向けSK TelecomのSIMカード
吉村剛史(トム・ハングル)
2019/03/06 改:2019/11/19
近年では韓国旅行の際にプリペイドSIMカードを使う人が増えてきました。様々な種類が出ていますが、そのなかでも安心して利用できるものといえば、韓国の通信会社が運営しているタイプのものです。
韓国の大手キャリアはKTとSK Telecom(SKT)、LG U+の3社ですが、2019年にはついにSK TelecomのSIMカードが日本で購入できるようになりました。
この商品はこれまで旅行サイトで予約をして空港で受け取るものでしたが、韓国・12cm社の日本現地法人ワンツーシーエムジャパンが発売を開始したのです。参考:PRTIMES
2019年3月現在、AmazonとQoo10の通販にて購入が可能です。購入するとワンツーシーエムジャパンから発送されます。
SIMカードは5日用が2,750円、10日用が3,850円、30日用が7,150円となっています。最近では海外の会社が販売する周遊型のSIMカードなど、安いタイプのものもなかにはありますが、3G/LTEが1日1GB使うことができ、超えた分は速度が遅くなりますが使用無制限。ということなので、動画をたくさん見るという方にもおすすめです。
基本的にはデータ通信のみなのですが、SIMカードには電話番号が付与されているため、SMSと音声通話の受信が可能な点はメリット。そしてSKTのカスタマーサービスセンターには無料で通話ができます。
現在はQ10のみで購入できます。(2019年11月現在は「半額」となっています。)
※Qoo10で購入。
韓国に到着後にSIMカードを設定!
基本的な使い方は、韓国到着時にSIMカードを差し込めばOK。SIMロックが解除されているスマートフォンである必要がありますが、開封したあとにSIMカードを端末に差し込めば、基本的にはSKtelecomの回線が使用可能になります。
それでもデータ通信ができない場合は、iOSやAndroidともに「APN設定」をするということが説明書きには書かれています。本来ならこれで大丈夫なのでしょう。しかし筆者の場合はその通りに設定してもうまくいきませんでした。
通信会社との接続を示すアンテナマークは表示されるのですが、データ通信ができない状態。まずは通信事業者をSKTに選択しました。たまたまWifiがつながる場所にいたため、そこでSK Telecomの一般的なAPN設定の方法を調べて入力することにしたのです。
初期設定のUSIMカード暗証番号:0000
以上のように入力することで、無事につながりました。
30日の中長期滞在にも使えるSIMカード
このSIMカードは30日用があるため、少し長めの滞在でも使えるという点はいいところ。さらに1日1GB使えるということで、現地で生活をする方には、かなりよいのではないでしょうか。
大手キャリアという安心感もまた魅力。他のSIMカードと比較してみて、「これだ!」と思った方はぜひ利用してみてください。
※そのほかのSIMカードを検討される場合は以下をご覧ください。
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吉村剛史(よしむら・たけし) 1986年生まれ。ライター、他。1年8ヵ月のソウル滞在経験のほか、韓国100市郡以上・江原道全18市郡を踏破するなど、自分の目で見聞きした話を中心に韓国関連情報を伝えている。2021年1月にパブリブより初の書籍『ソウル25区=東京23区』を出版。2022年に韓国語能力試験(TOPIK)6級、2級ファイナンシャル・プランニング技能士取得。 ※韓国に関する記事制作やその他のご依頼もご相談ください。お問い合わせ 筆者プロフィール