仁寺洞のおみやげスポットに注目!
 2015/03/01 吉村剛史(トム・ハングル)

ソウル・仁寺洞(インサドン)といえば、韓国の伝統が感じられる街。明洞(ミョンドン)、東大門、南大門市場とともに初めてソウルを訪れる外国人たちがやってくるスポット。韓国の伝統的な小物やお茶、骨董品のお店が集まっており、おみやげを買うのに最適なスポットです。

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仁寺洞のメインストリート(2013年7月)

仁寺洞のこれまで

朝鮮時代、王宮にも近いこの付近には、宮中絵師たちが集まり、宮中の絵画を描く図画院(トファウォン)という施設がありました。朝鮮時代末期には困窮した貴族階級の両班(ヤンバン)が、ここで骨董品を売り払うようになったことが今のような街になった由来だといわれています。

現在は商業化されており、コスメショップやコーヒーチェーンも入り、外国人がたくさん集まる街になっていますが、2000年代初頭の仁寺洞(インサドン)は今よりももっと、昔ながらの雰囲気が感じられたのだそう。

2005年には伝統と現代が融合するショッピングモール、サムジギルがオープン。新たなランドマークとなりました。歴史ある街だからこそ景観にも重視、本来なら英語で表記すべき大手チェーンの看板もハングルの看板に置き換えられています。

仁寺洞マル

2014年9月にオープンした仁寺洞マル。本館と新館それぞれ地下1階~地上6階からなるこのビル。下からカメラを向けると全体が収まりきらない縦長の形をしていて、スリムな体型の現代的な建物です。どことなく洗練されたこの体型が美しく感じられます。

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奥の建物

中をちょっと覗いてみるとスタイリッシュながらも、シックな印象の衣類や雑貨が並んでいます。韓国のデザイナーたちによる品物が多いのだそう。その点は、サムジギルともよく似ています。

このビルに入っている店舗から、私がわかる範囲でコメントを付け加えておこうと思います。くるみ割り人形の「古誾斎(コウンジェ)」という店。古誾斎はサムジギルにある手作り石鹸専門店にも同じ名前の店があるのが気になるところ。

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そして新館にある「kAoRi(カオリ)」というお店。この店は新沙洞(シンサドン)にある有名な帽子のお店で、芸能人たちもこのお店で、オリジナルの帽子の帽子を注文したりします。

伝統のある仁寺洞の街だけあって、「韓国発」というショップが軒を連ねている、ということがポイントなのではないでしょうか。サムジギルとともに新たなおみやげスポットとなりそうです。

<店舗情報>
仁寺洞マル
営業時間:10:30~20:30
ホームページ:http://www.insadongmaru.co.kr/(韓国語)

通仁カゲの前に

そして仁寺洞マルの向かい側にある、老舗骨董品店の通仁カゲの前。私は1年半ぶりに仁寺洞のこの場所を通ったのですが「新しい建物が出来た!」とふと気づいて驚いたのです。しかし過去の写真を見てみると、もともと店の入口前には小さな屋台のような店が何店舗かありました。

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アンティーク風の建物が新たにできたようですが、ここには龍のひげのお菓子、「クルタレ」のお店や、ハングルの印鑑が作れる店がありました。私が通ったときにも日本人観光客の女性たちが旅の記念になのか、ハンコを注文している姿を見かけました。

仁寺洞を再発見しよう!

韓国を訪れる外国人や各地からやってきた韓国人たちも訪れる仁寺洞。近年は杖菓子にアイスクリームを入れた杖アイスクリームが登場するなど観光地ならではの文化が生まれる街でもあります。

新しい店が登場する一方、30年以上にもわたって営業を続けるこぢんまりとした店もあります。店に入ると日本語で話しかけてくれる店も多いので、言葉がわからなくても安心です。

ソウルにやってくると、気張ることなく自然に、気軽に立ち寄れる街。はじめての方は一度は訪れたい場所、そしてリピーターの方には仁寺洞の魅力を再発見していただければと思います。


記事に関連するエリア情報はこちら:仁寺洞ソウル


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トム・ハングル(吉村剛史)
吉村剛史(よしむら・たけし) 1986年生まれ。韓国旅行・地方旅の総合発信者。2012年に韓国文化誌『スッカラ』でデビュー、その後韓国旅行、語学Webの編集・ライターを経て、講座、トークイベントでの発信も。これまで韓国100市郡以上を踏破。平昌五輪開催の江原道公式ブログにも寄稿中。プロフィールお問い合わせ


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