仁寺洞でショッピング!おみやげは伝統と新しさが混在する仁寺洞で | 韓国&韓国旅行 | トム・ハングル

伝統と新しさが混在する仁寺洞でショッピング!~おみやげはこの街で
 2018/07/31 吉村剛史(トム・ハングル)

ソウル・仁寺洞(インサドン、인사동)は、韓国の伝統が感じられる街。明洞(ミョンドン)や、南大門市場とともに、初めてソウルを訪れる外国人たちがやってくることが多いエリアです。

この仁寺洞には朝鮮時代、宮廷絵画を描く「図画署(トファソ、도화서)」という機関があったことから、自然と芸術の中心的な場所になっていったようです。

仁寺洞には今でも絵画や古美術、骨董品を扱う店が多いほか、韓国の伝統衣装である韓服や、伝統的な小物などの店が集まっており、「韓国らしい」買い物をするのには非常に適した街です。そして仁寺洞はいつも縁日気分。路上に出ている露店でアクセサリや小物を買ってみるのもよいでしょう。

仁寺洞のランドマーク、サムジギル(쌈지길)で買い物を愉しもう

サムジギルは2005年にオープンした商業施設。今や仁寺洞に定着し、ランドマークとなっているショッピングモールです。建物は4階建てなのですが、螺旋状になっており、それぞれの店を見ながらスロープを上がるように登っていきます。


[サムジギル]

歴史ある仁寺洞という場所だけに、サムジギルは伝統と現代が融合するショッピングモールであり、ここにある店舗も、伝統や韓国らしさを取り入れたお店が多いことが特徴。伝統工芸も現代風であり、ハングルで書かれた雑貨や小物のほか、伝統スタイルを現代風にアレンジしたファッションなどがそれぞれのお店で販売されています。

屋上は庭園になっており、スロープを登りながら上がっていけるので、ウインドウショッピングを楽しみつつ、気になる店があれば入ってみて購入してみる、というスタンスで楽しめるのではないかと思います。

ちなみにサムジギルにはかつて「古誾斎(コウンジェ、고은제)」という天然石鹸の専門店があり、日本人にも人気を集めていましたが、今ではサムジギルから場所を移して営業しています。

現代風にアレンジされた品物ではなく、より伝統的なものをお望みなら、サムジギルの外側にある店がよいでしょう。絵画や骨董品のほかにも、伝統茶、小物などお土産・贈答用として、持ち帰れそうなものを販売しています。こちらもチェックを!

<店舗情報>
サムジギル
営業時間:10:30~20:30
場所:仁寺洞メインストリートの中央あたり
サムジギル(韓国語)

韓国のデザイナーズブランドが集まる仁寺洞マル(인사동마루)

2014年9月にオープンした仁寺洞マル。本館と新館それぞれ地下1階~地上6階からなるこのビル。下からカメラを向けると全体が収まりきらない縦長の形をしていて、スリムな体型の現代的な建物です。どことなく洗練されたこの体型が美しく感じられます。

なかを覗いてみるとスタイリッシュながらも、シックな印象の衣類や雑貨が並んでいます。こちらがサムジギルと異なるのは、必ずしも伝統を意識しているわけではないようで、韓国のデザイナー、職人たちが手掛けた製品を販売する店が多いことが特徴です。

仁寺洞マルの新館にある「kAoRi(カオリ)」というお店は、新沙洞にある有名な帽子のお店。芸能人たちもこのお店で、オリジナルの帽子を注文したりしますが、そのお店はサムジギルにも出店しています。

仁寺洞マルは伝統が感じられる仁寺洞の街というわけあって、「韓国人デザイナーによる」「韓国発」のショップが軒を連ねていることが大きな特徴です。新たなおみやげスポットでもあり、サムジギルとともに仁寺洞のランドマーク的存在として定着してくのではないでしょうか。

<店舗情報>
仁寺洞マル
営業時間:10:30~20:30
ホームページ:仁寺洞マル(韓国語)

伝統派の方はこちらへ。老舗の通仁カゲと、仁寺アートプラザ

そして仁寺洞マルの向かい側にある、1924年創業の老舗骨董品店の通仁カゲ。ビルの前にはアンティーク風の建物があり、龍のひげのお菓子「クルタレ」のお店や、ハングルの判子が作れる店ができ、こちらも観光客には人気のようです。


[(左)ビルの正面、(右)建物の後ろ側、通仁カゲの入口]

後ろにあるビルが「通仁カゲ(통인가게)」です。ギャラリーもある工芸品のショップです。伝統的な家具、味のある古美術品もここで販売されています。伝統やホンモノに触れたい方はこちらに立ち寄ってみてもよいでしょう。

通仁カゲ
営業時間:10:30~18:30
通仁カゲ(韓国語)

そしてもう一つのお店が仁寺アートプラザ。こちらも韓国の工芸品が集まる大型ビル。伝統工芸や陶磁器のほか、韓紙工芸、韓服など、韓国らしいものが集められています。ここにやってくれば、お気に入りの品物が必ずひとつは見つかるはずです。自分への記念品に、大切な人へのプレゼントに。

仁寺アートプラザ
仁寺アートプラザ(韓国語)

ショッピングを楽しみながら、仁寺洞を再発見しよう!

韓国を訪れる外国人や各地からやってきた韓国人たちも訪れる仁寺洞。新しい屋台フードやストリートパフォーマンスなど、観光地ならではの文化が生まれ、それに触れられる街でもあります。

仁寺洞には新しい店が登場する一方、長年にわたってこぢんまりと営業を続ける店もあります。店に入ると日本語で話しかけてくれる店も多いので、言葉がわからなくても安心です。

ソウルのなかでも気張ることなく自然に、気軽に立ち寄れる街。はじめての方は一度は訪れたい場所であり、リピーターの方には仁寺洞の魅力を再発見していただければと思います。

※この記事は2015年3月1日に公開した記事をベースに新たに情報を追加したものです。



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トム・ハングル(吉村剛史)

吉村剛史(よしむら・たけし) 1986年生まれ。ライター、他。2012年に韓国文化誌『スッカラ』でデビューし、同年中央日報に掲載される。これまで文化センター講座、トークイベントでの発信も1年8ヵ月のソウル滞在経験のほか、韓国100市郡以上を踏破。海外の常識をレポートする『海外ZINE』の韓国担当ライター、2018年2月号『散歩の達人』第2特集の取材・文を担当。同6月から韓国水産食品(K-FISH)広報サポーターズ。プロフィール・お問い合わせ






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