ソウル・穴場マッコリ紀行~世宗文化マウル飲食通り、体府洞チャンチチプ
 2013/11/22 改:2017/10/19 吉村剛史(トム・ハングル)

景福宮の西側に位置するのが西村(ソチョン)と呼ばれる地域。北村(プクチョン)は、朝鮮時代には上流階級が住む場所でしたが、西村は「中人」とよばれる人たちが住んでいました。

参鶏湯で有名な「土俗村(トソクチョン)」やお弁当カフェで有名になった「通仁市場(トンイン市場)」も同じ西村という地域に位置します。エリア情報:通仁市場・西村

そして今回は、もともとは禁川橋市場(クムチョンギョ)と呼ばれていたところで、今は「世宗文化飲食通り」という名がついている場所があります。

そこには庶民的なお店も多く、街並みも情緒が感じられる場所。そのなかにあるのが、「体府洞(チェブドン)チャンチチプ 」というお店です。

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このお店は、昔ながらであまり内装に凝ったりせず、客席にはテーブルが置いてあって、そこでマッコリを飲みながらチヂミ(ジョン)をつまむという、お店なのです。

日本でいう駄菓子屋感覚の居酒屋、とでもいえば伝わるでしょうか。なんとチヂミは1,000ウォンからで、粉で作ったチープな食べ物がたくさん。味もおいしく、価格も安いので、かなり混雑しています。

日本ではあまりなじみがないですが、江原道(カンウォンド)に行くとよく食べられる、メミルジョン(ソバチヂミ)。

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メミルジョン4,000ウォン

とてもヘルシーで健康的なので、私はメミルジョンが大好き。キムチやニラが入っていて、薄く焼いているので、あまりおなかにたまり過ぎず、マッコリのおつまみにも合うと思います。

そして次の写真はメミルジョンピョン。こちらも江原道にいくとよく見かけますが、ソバの生地のなかに、春雨やキムチなどが入っています。

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正確な値段は忘れてしまいましたが、メミルジョンと同じくらいだったかと思います。

このあたりの料理、日本の韓国料理店でもあまり見ないですし、ソウルに何度も旅行される方もあまりなじみがないものかもしれませんが、ヘルシーな食べものなので、食べたことない方はぜひ召し上がってみてください。

そして卵焼き。こういうのもマッコリのつまみによいです。こういった柔らかい食べ物がマッコリには合うような気がします。

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そして1枚1,000ウォンのエギジョン。エギジョン(애기전)というメニューをみて、なんだろう?と思って注文したんです。

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エギってきっと子どものことですよね、たぶん。小さいので、こう呼ばれているのかもしれないですけれど。

安いメニューなのであまり頼むと嫌がられると思います(笑)。ちょっとした好奇心で注文してみました。

そして最後の締めは、麺類。この店ではチャンチチプというだけに、チャンチククス(そうめん)もあります。

注文したのはピビンククス。こちらは4,000ウォン。最後ピリ辛く、さっぱりと締めたい場合はおすすめです。ピリ辛くといっても、食べなれていない人には辛いかもしれません。

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ほんのりごま油が利いていて、するっと、最後に腹ごしらえできるので、とてもおすすめです。

にぎやかで、地元の人が集まってきて、敷居が高くなくてふらっと立ち寄れる飲み屋であり、お食事処。ソウル旅行のなかでも、地元の雰囲気が感じられるお店です。

<店舗情報>
体府洞チャンチチプ
住所:ソウル特別市鍾路区通義洞91-43
景福宮駅6番出口。世宗文化飲食通り。



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トム・ハングル(吉村剛史)
吉村剛史(よしむら・たけし) 1986年生まれ。韓国旅行・地方旅の総合発信者。2012年に韓国文化誌『スッカラ』でデビュー、その後韓国旅行、語学Webの編集・ライターを経て、講座、トークイベントでの発信も。これまで韓国100市郡以上を踏破。平昌五輪開催の江原道公式ブログにも寄稿中。プロフィールお問い合わせ


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