順天

順天(スンチョン)は全羅南道南部に位置する郡。順天湾はラムサール条約に登録された湿地で、天然記念物にも指定された渡り鳥が飛来してくる。順天湾自然生態公園が設けられおり、湾に生息する生物や干潟などに関する展示が行われている。葦が生い茂る木道を歩いていくと展望台があり、順天湾の全景を見渡せる。ムツゴロウのスープ(チャントゥンオタン)が郷土料理の一つになっており、周辺には食堂がいくつかある。2013年には順天湾国際庭園博覧会が開催された。

曹渓山の西に位置する松広寺(ソンガンサ)は、僧侶を多く輩出したことで僧宝寺刹とよばれる三宝寺刹(三大寺院)のひとつで、国宝級の文化財を多く保有している。また山の東には仙岩寺(ソナムサ)がある。楽安邑城民俗村は朝鮮時代中期に造られた石の城郭が取り囲み、約400年前の姿を感じることができるという。村内には茅葺屋根の家屋が立ち並び、現在も住居として使用される。当時の民家の様子を感じることができる場所である。

順天ドラマセット場は韓国の丘に立てられたスラム街、「タルトンネ」の様子が再現されているほか、映画館や商店などレトロな建物が再現され、韓国の古き良き時代を感じることができる。

順天の記事
  • 韓国・順天(スンチョン)の旅~順天湾、ムツゴロウ鍋


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