楊口

楊口(ヤング)は江原道の北部に位置する郡。郡内には朝鮮半島の真ん中に位置し、「おへそ村(ペゴプマウル)」とよばれる村があり、国立正中央天文台がある。ここには天文に関する展示や、ドーム型の上映室がある。天文台から徒歩約15分の山の中腹には正中央地点があり、彫刻が設置されている。自動ドア式の証明書発行機が置かれており、記念写真や証明書を受け取ることが可能だ。
その他の観光地としては破虜湖(パロホ)には朝鮮半島をかたどった人口湿地の島、韓半島島(ハンバンドソム)や、韓国を代表する世界的な美術家の朴寿根(パク・スグン)美術館があり、もともとは生家だった場所でもある。人口は2013年現在約2万2000人。オリンピック選手を数多く輩出しているほか、街には軍関連施設が多く、軍服を来た若い軍人の姿が目立つ。楊口から春川ターミナルまではバスで約50分所要。
楊口(ヤング)のグルメ
楊口(ヤング)では烏骨鶏(うこっけい)の炭火焼き、オゴルゲグイが名物で、バスターミナル付近には2件のお店がある。注文すると鳥一羽が出てきて、肝や砂肝も含まれている。火にかけると、徐々に表面が白くなっていくところが面白くもある。鶏肉は脂が少ないが淡白で上品な味わいがする。食べ終わったあとには鶏の骨を使ったオゴルゲタンが出てくる。また地域で取れたシレギ(大根の葉を乾燥させたもの)を使った韓定食も有名だ。
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