韓国・ソウルの古着市場で掘り出し物をGET!~東大門周辺の広蔵市場・東廟市場
 2020/02/21 改:2020/02/24 吉村剛史(トム・ハングル)

韓国を訪れたら街中のショップにふらりと入って、気になるアイテムをひとつふたつ買っていこうという方もいらっしゃるかもしれません。なかでも古着にも興味がある方は、「古着市場」に出かけてみたくなるのではないでしょうか。

古着市場だけにその量も豊富。数多くの選択肢から選べます。ソウルで古着市場として有名なのは「広蔵市場(광장시장、クァンジャンシジャン)」と「東廟市場(동묘시장、トンミョシジャン)」です。


[広蔵市場]


[東廟市場]

そして韓国で古着を仕入れたいというバイヤーの方にとっても、韓国の古着市場は値段が安く、探せば探しただけ掘り出し物が探せそうな環境です。実際に日本からも多くのバイヤーたちが韓国に買いに訪れたりもします。

ちなみに韓国語では古着は一般的に「旧製(구제、クジェ)」と呼んでいます。次に最近の韓国の古着事情についてお伝えしたいと思います。

なぜ近年古着が人気なのか?

近年「新しい(New)」と「レトロ(retro)」を掛け合わせた、「ニュートロ(뉴트로(New-tro)」という現象が若者のあいだで生まれています。どことなく懐かしさを感じさせる要素を組み入れたもの(ファッションや飲食店などあらゆること)が人気を集めているというわけです。特に2019年のひとつのトレンドとなりました。

これは若者たちが、旧来のスタイルに目新しさを感じているということで、様々な情報がありふれた時代だからこそ、昔のことに新鮮さを感じるのではないかと思います。

やはり古着もそのひとつの要素なのでしょう。特に東廟市場にはかねてより古着店や、そうした露店が多かったのですが、とにかく年齢層が高い印象でした。しかし近年は若者にも親しまれるようなスタイリッシュなお店が増えており、それらを求めて訪れる人が増えています。

次にソウルにある古着市場がどのようなところにあるのかを見ていきましょう。

古着が買える「広蔵市場」と「東廟市場」への行き方

古着市場は韓国最大のファッション市場、東大門の周辺に位置しています。東大門市場では新しい服を仕入れにやってくるバイヤーや観光客で日々賑わっていますが、その東西両側を挟むような形で古着市場があります。参考:東大門ファッション市場

地下鉄1号線東大門駅からそれぞれひとつ隣の駅の近くにあり、徒歩での移動も充分に可能な距離です。広蔵市場であれば、鍾路5街駅の近くに、黄鶴洞ノミの市であれば東廟前駅が最寄り駅です。

広蔵市場へは地下鉄1号線鍾路5街駅7・8番出口。東廟前駅であれば地下鉄1号線・6号線の3番出口または5番出口から出ましょう。

広蔵市場の古着市場に出かけてみよう

観光客に知られているようで意外に知られていないのが、ソウル中心部にある広蔵市場(광장시장、クァンジャンシジャン)の古着市場。韓国語では広蔵市場といえば、食べ物屋台があったり、ユッケで有名なお店があったりする市場です。

その市場には2階・3階があり、そこに古着がぎっしりと敷き詰められた市場があります。市場の1階を歩いているだけでは、決して想像できないような場所なので、「古着を買いに行こう」と意識をして出かけてください。なんとなくだと気づかずに通り過ぎます。

その数100店舗以上あるともいわれており、様々な種類の服が並んでいます。すべて値札がついていないので、お店の方にひとつひとつ値段を確認しながら購入していく必要があります。

そして広蔵市場の古着市場では下の写真にもあるように、服だけでなくカバンも販売されています。

月~土は10:00~19:00、日は11:00~19:00です

広蔵市場での古着の買い物について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

広蔵市場で古着を手に入れよう~ビンテージの旧製市場

古着市場での注意点

●支払いにクレジットカードはNG
クレジットカードが使える店があったとしても、基本的には好まれないため、やはり現金を用意しておくことが必要です。あらかじめ明洞(명동、ミョンドン)あたりで両替を済ませておきましょう。ひとつのアイテムだけでなく、いくつか購入すると値下げしてもらえたりします。参考:明洞の両替

●偽物には注意
古着市場のブランドには偽物が紛れ込んでいる可能性があります。古着市場では値段もブランドも自らの目利きが重要になります。

●終了時間が意外と早い
広蔵市場の古着市場の営業時間は19時までですが、終了時間が意外に早く18時頃には店を閉めてしまうところがあるため注意が必要です。

次に紹介する東廟前の黄鶴洞ノミの市もまた、屋外ということもあり、早い時間に市を終えてしまいます。ファッションの購入でも東大門は夜間、古着市場は日中が基本です。

東廟市場の古着市場は?

広蔵市場の古着市場よりも安く買えるという噂があるのは東廟市場(동묘시장、トンミョシジャン)です。東廟市場というのは通称で、本来は黄鶴洞ノミの市(황학동벼룩시장、ファンハクドンピョルクシジャン)といいます。

この市場では古着だけではなく、昔のラジオやオーディオ機器、中古カメラのほか、骨董品などが販売されている市場です。日本語でいう「市場」というよりも、フリーマーケットという感覚が強い場所です。

安いのは道端で売っているということもあるでしょう。路上にはハンガーにかけられたジーンズのほか、道端のシートの上にスニーカーや登山靴が陳列されていたりするのです。そしてここを訪れる人たちは高齢者が多く、飲食店も特に安かったりします。


[2013年の東廟市場]

しかし、最近では古着を求めて若者たちが増えてきました。特に東廟前駅(6号線)5番出口側から路地に入ってみると、店舗内で古着を販売する店があり、そこでは若者向けのスタイリッシュな衣類が販売されるなど、最近特に雰囲気が以前と変わってきたことがわかります。

韓国の地上波テレビ番組もこうした「ニュートロ」ブームを反映させているようで、古着のメッカとして「東廟市場(동묘시장)」を紹介するなど、タレントたちがこうした市場へと買い物に訪れる様子も放映されていたりします。

時間としては黄鶴洞ノミの市も含めれば9:00~18:00、店舗は10:00~19:00頃まで営業しているので、こちらも日中に出かけましょう。

ニュートロの流れを受けた新しい時代の古着市場

ものがありふれた現代、古いものが新鮮なものとして認識され、「ニュートロ」という言葉が生まれた韓国。もともと高齢者が多い東廟前に、若者向けの古着店が増え、看板や店内もスタイリッシュな雰囲気を演出していたりします。

そんな新しい時代の古着市場に出かけて、お気に入りのアイテムを探してみてください。





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