韓国コンビニのPB商品もいろいろ登場~セブンイレブン~
吉村剛史(トム・ハングル)
2015/05/10 改:2019/08/14
韓国旅行のおみやげといえば、現地のお菓子もそのひとつ。最近では韓国のお菓子は日本でも比較的、手に入れやすくなったのでわざわざ現地で買う価値も薄れています。東京近郊に住んでいる方なら、新大久保の韓国スーパーに行けば、かなりの種類が揃います。そうでない方も通販サイトで購入が可能。
しかし、現地で購入できないものもあります。その一つがコンビニのPB(プライベートブランド)。コンビニのお菓子コーナーに行くと、ふと目に止まるかと思います。今回はお土産のひとつとしてセブンイレブンのPBを取り上げてみます。
ハニーバタースティック(허니버터스틱)
昨年末ごろから韓国で大流行したハニーバターチップ。韓国の大手製菓メーカー、HAITAI(ヘテ)が日本のカルビーと提携して作った商品。品薄のためなかなか手に入らない現状があり、最近でもお店に置かれていないことが多いようです。
現地の方からは、類似商品がかなり出回っているという話を聞きましたが、私が先に目に止まったのは、セブンイレブンのハニーバタースティックでした。チップではなくスティックタイプで、1つ1,500ウォンという価格。
食べてみるとさくっとした食感とほんのりした甘さ、それとともに塩気が感じられます。その塩気によって甘さが引き立ちます。まだ食べたことがないハニーバターチップも、きっと似たような味なのだろうと考えながら・・・。
新堂洞1番地トッポッキスナック(신당동 1번지 떡볶이스낵)
韓国ならではのものとして目に止まったのが、新堂洞トッポッキのお菓子。新堂洞(シンダンドン)といえば、ソウル・中区にある街です。
現在のようにおやつとしてトッポッキを食べるようになった間食トッポッキの発祥の地でもあります。トッポッキは、餅を甘辛く炒めたもので、日本では「トッポギ」という名でも売られています。
新堂洞トッポッキ
現地の新堂洞トッポッキは、屋台で売られているようなおなじみのトッポッキとは異なり、鍋で提供されます。鍋のなかにお餅だけでなくタンミョン(春雨)や揚げ餃子などの具材を入れ、テーブルにコンロを置いてお客さんの目の前で調理します。
左:新堂洞1番地トッポッキスナック 右:プルタク味スナック
そんな新堂洞トッポッキをモチーフにしたのがこのお菓子、「新堂洞1番地トッポッキスナック」。「辛ダンドントッポッキ」という名前で、HAITAI(ヘテ)が販売しているので、ハニーバタースティックと同じく類似商品といえるでしょう。
自ら販売店を持っているのがコンビニのPB商品の強み。空港のコンビニでも手に入るわけですから、観光客にとっては手軽に購入できる品物といえます。
ハニーバタースティックよりは、控えめの甘さに程よい噛みごたえと、ピリッとした辛さが際立ちます。こちらは1つ1,000ウォン。
江陵・校洞飯店チャンポン(강릉 교동반점 짬뽕)
続いて紹介するのは、有名店の味を再現したというカップめん。韓国の東海岸に面した都市、江原道・江陵(カンヌン)の校洞飯店(キョドンパンジョム)のチャンポンです。このお店は韓国5大チャンポンのひとつに入る有名なお店。
チャンポンは2種類あります。写真左は昨年秋に販売され、右は今年春に発売となった商品。左側は「チャンポン」、右側は「直火チャンポン」という違いがあります。
左側のチャンポンには「江陵有名チャンポン店の味を再現した濃厚で辛いスープ」、右側は「直火炒めの香りと濃厚チャンポンスープの味との調和」と書かれています。少々直訳気味ですが、イメージとしてはお分かりいただけるかと思います。
このようなフレーズにそそられて、ついつい購入してしまいます。1個1,500ウォンほど、と同サイズのカップめんより500ウォンほど高め。食べてみると、双方ともに辛さのパンチが効いています。辛いものがわりと好きな人でも「辛い」と感じるはず。
近年、全州のベテランカルグクスをはじめ、地方の名店がソウルに出店するケースも見られますが、地方発がメジャーになる、というのは地方を発信してる私にとってはうれしいことでもあります。しかし可能な限り、現地のお店で食べたい!というのが本音です。
コンビニのPB商品は、ファミリーマートから名前を変えたCU(シーユー)にもあります。お菓子はひとつ1,000ウォン程度で購入できるため、持ち運びにもお手軽サイズ。
小分けされているので、旅行者にとってはバラマキ用のおみやげとしてよいのかも。ただし、飛行機内は気圧の影響で袋が膨らむので、その点は考えておきましょう。
補足情報として、韓国のセブンイレブンはPB商品を東南アジアにも輸出開始しています。特にマレーシアが好感触を示しているそうです。NEWSIS(韓国語)
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吉村剛史(よしむら・たけし) 1986年生まれ。ライター、他。1年8ヵ月のソウル滞在経験のほか、韓国100市郡以上・江原道全18市郡を踏破するなど、自分の目で見聞きした話を中心に韓国関連情報を伝えている。2021年1月にパブリブより初の書籍『ソウル25区=東京23区』を出版。2022年に韓国語能力試験(TOPIK)6級、2級ファイナンシャル・プランニング技能士取得。 ※韓国に関する記事制作やその他のご依頼もご相談ください。お問い合わせ 筆者プロフィール