買い物も食事もぜんぶココで!地方への玄関口、高速ターミナル!

韓国の地方への玄関口、ソウル高速バスターミナル。鉄道よりも全体的に安く、利便性も高い高速バスは、ソウルから地方へ、地方からソウルへの移動手段として利用されています。

まさに全国の交通の要となる、ソウル高速バスターミナル(以下、高速ターミナル)。ただ単にバスを乗り降りするだけの場所ではありません!

ショッピングに食事に・・・。ここにやってくれば、都市型旅行の楽しみはすべて完結してしまうのではないかと思えるほど。この記事では、そんな高速ターミナルの秘密を探っていきます。

あらゆるものが揃う高速ターミナル!

●高速ターミナルへの行き方は?
高速ターミナル駅は地下鉄3号線・7号線・9号線が通る駅。とくに明洞や鍾路方面から訪れる方は仁寺洞すぐそばの鍾路3街駅から3号線に乗り、南下していけばOK。地下鉄で約20分で到着します。

高速ターミナルは2つの建物!

1975年に開業したのが、写真左の建物。ソウル高速バスターミナル(京釜線・嶺東線)です。一方、2000年の金大中政権のときに開業したのが、写真右のセントラルシティ。


[左:京釜線、右:セントラルシティ(湖南線)]

金大中大統領は、全羅道出身者としては初となる大統領。全羅道方面への路線、「湖南線」だけを新しく立派なセントラルシティに移した、ともいわれているほどです。

旅行者としては、釜山・慶尚道、江原道(一部)、忠清北道へは、京釜線・嶺東線のターミナルを利用。全羅道と忠清南道方面へはセントラルシティを利用するものだと覚えておけば、だいたいはカバーできます(※ただし一部例外あるのでご注意!)。

京畿道・江原道方面へは、主に東ソウルバスターミナルを利用するのが便利です。

ソウル高速バスターミナルの上階には専門店街、駅からの地下通路には飲食店街があり、一方セントラルシティには百貨店や飲食店が集まっているのです。

高速ターミナル(韓国語)
セントラルシティ(韓国語)

ショッピングするなら、GOTO MALL!

ショッピングするなら、GOTO MALL(ゴートゥーモール)。高速ターミナル駅、セントラルシティにも直結した地下に二列、そして880m続く長いショッピングセンターです。


[幅広い年代に受け入れられる、GOTO MALL]

ざっと歩いてみても服にコスメに靴に小物に、600店舗以上のショップが並んでいます。高速ターミナル、という場所柄もあってか、若者だけではなく、わりと年配の方の姿もちらほら。女性を中心に幅広い年齢の方々が買い物を楽しみます。

ファッションといえば東大門市場を思い浮かべるかもしれません。このようなショップでは、東大門から仕入れたものが多いですが、東大門はもともと卸売市場なので、小売をしてくれないお店もあります。

GOTO MALLでは、そんな心配ご無用!それぞれのショップで購入でき、他の地下商店街よりも、値段が安いこともあって、観光客にも人気です!


[GOTOMALL、ATMもコスメショップも]

元々値引きされているだけに、カードが使えない店もあり、現金を用意しておくのが鉄則!地下街にはATMが置かれています。値札がついているものはセール品。基本的には値切れません。

注意しなければならないのは、「江南駅地下ショッピングセンター」と混同されやすいこと。現地の方と話すときにも、待ち合わせ等でも食い違いがないようにお気をつけて。江南駅のほうは、仕事帰りの若い女性や学生をターゲットにした店が多いといった特徴も。

GOTO MALL
営業時間:朝9時30分頃~夜21時30分頃
ホームページ:http://www.gotomall.kr/

セントラルシティでお食事&カフェ

セントラルシティは湖南線バスターミナルのほか、新世界百貨店や映画館MEGA BOXそして、JWマリオットホテルが集結する複合空間。ワンストップで様々なことができます。

雨の日や暑い日に、ここで一日過ごすのもよし。チムジルバンもあるので、夜遅くに高速ターミナルに到着したときには、ここで夜を明かすこともできます。

●パミエステーション
2014年秋にリニューアルされた、セントラルシティ。「パミエステーション(FAMILLE STATION)」では食事も可能。モダンな雰囲気を醸しながらも、洗練されたこのエリア。


[パミエステーション]

韓食ビュッフェをはじめ、世界各国の料理が味わえるほか、うどんやカレーなどの日本食も集まっています。路地裏の食堂に入るのがあまり好きではない、という方は、このような場所へ。江南だけに高級感あり。

☆セントラルシティー

●コマウォ ケイク(고마워 케이크)
セントラルシティ・バス乗り場のエントランスには、DORE DOREプロデュースの「コマウォケイク」。お店のショーケーキには、スポンジが真っ白、ちょっぴりユニークで色とりどりのケーキが並んでいます。わたしが選んだのは、レインボーケーキ。


[レインボーケーキ(8,500ウォン)]

カラフルに彩られているので、何か不思議な味がするのか、とも考えたのですが、そんなことはありませんでした。虹色の部分は同じ味。そのあいだにクリームが挟まれていて、ほどよい甘さです。

●ベテランカルグクス(베테랑 칼국수)
セントラルシティのバス待合ロビーの一角にある「ベテランカルグクス」は、全州(チョンジュ)から2014年に進出してきた人気店。カルグクスは韓国式うどんともいわれますが、見た目からしても異色な印象。


[カルグクス(7,000ウォン)※写真は全州本店にて]

スープのうえに卵の膜がはられているかのようで、そのうえで、えごま粉や粉唐辛子が振りかけられています。鍋料理のシメで食べるうどんにも似た印象をもちましたが、アツアツのまま召し上がれ!

京釜線ターミナル

●豚寿百(돈수백、トンスベッ)
京釜線ターミナルの食堂街にある「豚寿百(トンスベッ)」。弘大や江南に直営店をもつ豚(テジ)クッパのフランチャイズ・チェーン店で、首都圏を中心に増えているお店。名前の由来は「クッパを食べて、百歳まで健康に」という意味が込められているのだそう。


[トンスベッ(9,000ウォン)]

特徴的なのは、「豚寿百(돈수백、トンスベッ)」とお店の名前を冠した「スユクペッパン(수육백반)」。訳すならば「ゆで豚定食」。乳白色のスープは臭みもなく、あっさりとしており、素麺を入れて食べてもOK。

ゆで豚はお膳の上で卓上コンロで温めてくれるのですが、なかなか珍しいスタイルです。値段がお手頃なのに、ちょっと贅沢な気分を味わえます。「豚湯飯(돈탕반)」という名の、豚クッパは6,500ウォン。

ソウル高速ターミナル(京釜線)の花市場!

ソウル高速ターミナル(京釜線)の建物は上階がショッピングセンターになっています。とはいえ、旧式の専門店街。各フロアごとに婚礼用品や、インテリアなどのお店が集まっています。(時々、エスカレーターが止まっているという謎も)

そんななか一般観光客でも、関係がありそうなのは花市場。


[高速ターミナル3階の花市場]

ここでは深夜営業を開始し、昼間に営業を終えます。地方の友達の結婚式に出かけるときに花束を買っていったり、アイドルへの花束を用意したりと、様々な用途に使えそうです!

盤浦大橋の最寄り駅もココ

高速ターミナルで心地よいひと時を過ごしたあと、世界一長い噴水橋としてギネスブックにも登録されている、盤浦大橋(パンボテキョ)で夕涼みをするのもよさそう!

高速ターミナル駅からは、8-1番出口を出て約15分。夕方、ゆっくり歩いて漢江に出てみましょう。


[盤浦大橋]

春から秋にかけて夜19時30分~21時30分ごろまで噴水ショーが行われます。チキン&ビールを用意して、チメクを楽しんでみたり、どっぷりとした漢江を眺めながら語りあったりするにも最適です。


記事に関連するエリア情報はこちら:ソウル盤浦大橋・高速ターミナル


トム・ハングルの韓国旅行ひとこと
地方旅行への玄関口でもある、高速バスターミナル。百貨店にショッピングモール、映画館、ホテル、レストラン街など、すべてが揃い、ここですべての用事が済んでしまいそう。

地下鉄の路線が3つ通っているため、アクセスも抜群!明洞や弘大エリアから、ここまで足を延ばしてみるのもよいでしょう。

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トム・ハングル
吉村剛史(よしむら・たけし) 1986年生まれ。韓国旅行・地方旅の総合発信者。2012年に韓国文化誌『スッカラ』でデビュー、その後韓国旅行、語学Webの編集・ライターを経て、講座、トークイベントでの発信も。これまで韓国100市郡以上を踏破。平昌五輪開催の江原道公式ブログにも寄稿中。プロフィールお問い合わせ


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