仁川・花平洞冷麺通りで「洗面器冷麺」を食す
 2013/11/21 改:2016/09/02 吉村剛史(トム・ハングル)

黄海(韓国名・西海)に面した都市、仁川(インチョン)。どうしても「空港」というイメージが先行してしまうのですが、韓国に何度も旅行される方は、一度は訪れてみてもよい都市です。そんな仁川を、もっと深く探求してみよう、と思います。その一つが洗面器冷麺。

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ソウルから地下鉄1号線に揺られて約1時間半。終点よりひとつ前の東仁川駅から、仁川駅方面へ歩いていくと、花平洞(ファピョンドン)冷麺通りがあります。

東仁川駅は、朝鮮時代末期に仁川港が開港して以来の長い歴史をもつ新浦市場(シンポシジャン)が駅近くにあり、水産市場や海水温泉のある沿岸埠頭にもバスやタクシーで約15分程度。参考:沿岸埠頭を歩こう

仁川広域市もとても広いですが、仁川駅・東仁川駅周辺も観光エリアのひとつ。ちなみに仁川チャイナタウンや月尾島は1号線の仁川駅が最寄です。

さて、花平洞冷麺通り。ここでは洗面器大のビックな冷麺が食べられる、ということで話題になっている場所。いちどは食べてみたいとやってきました。

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入口にはこのように、ゲートが設けられているわけですが、飲食店街も観光資源とみなして、自治体が設置しているようです。訪れた日は、休日の昼間。たくさんの車がやってきて、冷麺店の前の道路は自動車で埋め尽くされています。

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思いっきり黄色の文字で「駐車禁止」と書いてありますが、お構いなしに車を止めています。違反でしょうけれど、韓国はこうやって
場所によっては、杓子定規的に取り締まったりしないので、こういう光景はよくありがちです。

しかしこのように車が多いのは、それなりに繁盛している週末の飲食店街の風景。この冷麺通り、韓国に滞在しているあいだ、2回訪れたので、お店を比較しながら書いてみようと思います。

10件くらいお店があるなかでも、この日、この店だけにたくさんの人が集まっていました。

「並んでいる店が美味しい店」というイメージで人が集まってくるのですが、「正直なところ味でそれほどの差は出ない」と私は思っています。ただ今回は私一人ではなく数人で訪れたので、決定権のある方がお店を選びました。

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冷麺は一般的な冷麺店と同じく水冷麺と、ピビン冷麺がありますが、こちらは、つゆなしで混ぜて食べるピビンタイプ。

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顔が洗えそうなくらい、大きな器に入って出てきます。このお店ではヨルム大根の葉(大根の間引菜)のキムチが入っていて、いわゆるヨルム冷麺でした。とてもさっぱりとした味です。

5,000ウォンの冷麺なので、1万ウォンほどする冷麺とは異なり、一般的な小さな食堂で食べるものと味にそれほどがないと感じます。とにかくこの大きさとボリュームが話のネタになるわけです

同行した数人の女性も全部食べきれず、私に回ってきたので、このとき一人で2.5人前以上食べた気がします。

さて、2度目に訪れたときは沿岸埠頭を旅して、東仁川駅に戻ってきたときでした。そのときはまた別の店に入り、冷麺を注文しました。この下の写真では、器がどれくらい大きいのかちょっとわかりにくいですよね。

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実際、テーブルに器がやってきたときに、どれだけ大きいものかって…。

確かに器が大きいものだということは見ればわかるのですが、正面から見ると、この大きさは少々伝わりにくい!

となりのテーブルにちらっと目をやると、6人で皆が一つずつ冷麺し、6個の器が並んでいました。テーブルが器で埋め尽くされているように見えたのです。

そこで私は思いつきました!(ぴかーん)

「横からとればいいんだ!」

そこで、カメラを横に置いて・・・
10秒のセルフタイマーをセットして・・・
麺をはしでつかみあげ・・・

ピピピピピピ・・・・パシャッ。

ピピピピピピ・・・・パシャッ。

と何回か試した結果・・・
ついによい写真が取れました!

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いかがですか?私の顔の横幅よりも2倍くらいある器の直径。これぞ、世界に一枚しかない写真!

Googleの画像検索で探しても、こうやって撮った写真は世界で私だけ!(?)

韓国で流行りの自顔撮りでも、冷麺の器とと顔の大きさくらべをして撮った写真はきっとないでしょう。

そんな冗談はさておき、これでこの器がどれほど大きいのか、きっとわかっていただけたことでしょう。この冷麺を食べてみたい、見てみたい、という方、ぜひ仁川の花平洞へ足を運んでみてください。

アクセス・行き方
ソウル地下鉄1号線(京仁線)
東仁川駅4番出口を出て、左方向線路沿いに500mほど直進。
徒歩5分~10分



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トム・ハングル(吉村剛史)
吉村剛史(よしむら・たけし) 1986年生まれ。韓国旅行・地方旅の総合発信者。2012年に韓国文化誌『スッカラ』でデビュー、その後韓国旅行、語学Webの編集・ライターを経て、講座、トークイベントでの発信も。これまで韓国100市郡以上を踏破。平昌五輪開催の江原道公式ブログにも寄稿中。プロフィールお問い合わせ


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