韓国鉄道きっぷレールロ(Rail-Ro)~25歳以下・学生必見
 2015/06/05 吉村剛史(トム・ハングル)

韓国鉄道公社(KORAIL)が、夏と冬の旅行シーズンを狙って発売する、5日間もしくは7日間のフリー周遊きっぷ「レールロ(Rail-Ro)」。

<現在、29歳以下の韓国在住韓国人のみが利用できることになりました。韓国の外国人パス「KORAIL PASS」の利用をおすすめします。2017.7.26>

「明日」という意味の「ネイル」と、英語のRail、そして線路の「路」をかけた言葉で、韓国語では「ネイルロ(내일로)」とよばれています。

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大学生・留学生・新社会人におすすめ!

購入できるのは満25歳以下。5日または7日間、高速鉄道KTXや地下鉄を除いた、全国の鉄道の自由席や立席が利用できるという周遊きっぷです。まさに韓国版青春18きっぷ、ともいえます。

日本の青春18きっぷは年齢関係なく利用できるため、中高年の利用客が多いといわれていますが、韓国では満25歳以下に年齢が限定されています。

夏休みに韓国を旅したい大学生や留学生はもちろん、比較的長い休暇の取れる若い社会人の方にもぜひ利用していただきたいきっぷです。(※料金等の概要は記事下に掲載)

外国人パスとは異なりますから、韓国人の友達と一緒に地方へ旅に出る、というプランも検討できます。

「レールロ」販売好調!人気商品に。

現地にいると「レールロ(Rail-Ro)」を利用して、韓国全国を旅行した、という学生の話をよく聞きます。年によっても多少販売量に加減がありますが、売り上げも好調のようです。

大邱日報の記事(2014.12.28)を簡略化してお伝えしますと、レールロチケットの販売量は2010年には約10万枚弱でしたが、2013年には14万を超える件数を記録。さらには2014年夏時点で10万枚を超えた、ということで人気も高まっています。情報元:大邱日報(韓国語)

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書籍表紙を撮影

この切符を利用する観光客のために、公共施設や食堂の割引プランや、きっぷを利用した旅行本まで発売されているところも注目すべき点といえます。

現地の人たちはどのように旅するか?

25歳以下が対象ですから、利用者の多くは学生です。韓国人男性の場合は兵役もあり、留学のための休学も一般的ですから働きに出ていない学生も多いのです。

そのため一般的には宿泊費なども抑えて旅行することになります。そのような学生たちが利用するのはゲストハウスやチムジルバンです。若い女性たちもそのようにプランを組んでいます。

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「レールロ」を冠したゲストハウスもある(順天にて)

ゲストハウスならばドミトリーでは20,000ウォン(約2200円)で宿泊できます。またチムジルバンであれば、一晩寝るのに10,000(約1100円)ウォン程度なので比較的安く寝泊りができる、ということなのです。

ゲストハウスは日本からであれば、Agoda.comHotels.comなどの、大手旅行サイトでも予約が可能なところもありますので、探してみてもよいでしょう。

チムジルバンは宿泊施設ではありませんが、中都市以上であればたいていあるのでその時ばかりは多少お金を払い、タクシーに乗って運転手に尋ねてみてもよいでしょう。基本料金なら約3,000ウォン。友達と割り勘すれば安くあがります。

外国人パスも検討を!

多少お金を出してでもKTXや指定席を利用したいという方や、26歳以上の方は外国人パス、コリアレールパス(KOREA RAIL PASS)の利用を検討してみてもよいでしょう。こちらも学生価格がありますが、購入にあたっては国際学生証が必要になるので、ひと手間かかるというデメリットもあります。参考:韓国の外国人パス

きっぷの概要

発売場所:KORAILの駅窓口
発売期間:6月1日~8月31日
対象:購入時満25歳以下
価格:5日券56,500ウォン、7日券62,700ウォン

トム・ハングルの韓国旅行ひとこと
韓国の地方旅行では、一般的に中小都市へのアクセスは高速バス・市外バスが比較的安価で便利。鉄道では行けるところが限られる、というデメリットはあります。しかしながら、Rail-Ro(レールロ)では大幅に安い料金で行くことができるので、その点は大きなメリットも。

そしてRail-Ro(レールロ)で旅をしていれば、おなじきっぷで旅する仲間との出会いもあるかもしれません。現地で韓国人の友達ができるなんてことも。もちろんなかには悪い人もいるかもしれないので、その点はご用心を。



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トム・ハングル(吉村剛史)
吉村剛史(よしむら・たけし) 1986年生まれ。韓国旅行・地方旅の総合発信者。2012年に韓国文化誌『スッカラ』でデビュー、その後韓国旅行、語学Webの編集・ライターを経て、講座、トークイベントでの発信も。これまで韓国100市郡以上を踏破。平昌五輪開催の江原道公式ブログにも寄稿中。プロフィールお問い合わせ


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