ホテルでの部屋飲みに最適!?韓国のコンビニで味わえる海鮮おつまみ!
 吉村剛史(トム・ハングル)
 2018/09/03 改:2018/09/03 

韓国では近年、単身世帯が増加しているほか、人間関係のわずらわしさなどから、ひとりで食事をする人が増えています。ひとりでご飯を食べる”혼밥(ホンパプ)”や、ひとりでお酒を飲む”혼술(ホンスル)”という言葉もあるほどです。

そんなこともあり、近年はコンビニのお弁当やグルメ、おつまみの質が大きく上がっているだけでなく、商品も多様化。私たち観光客にとっては、コンビニのイートインスペースでひとやすみしたり、宿泊先に持ち込む食料や飲み物を買うとき、選択の幅が広がりコンビニを訪れるのが楽しくなります。

今回はそういったおつまみのなかから、新しいタイプの商品である海鮮のおつまみを、実際に食べてご紹介したいと思います。

韓国のコンビニで販売されている海鮮おつまみ!

韓国に夜遅く到着してホテルに向かうとき、お店で食事を済ませたあと「部屋でも飲もう」というときには、コンビニでビールやマッコリ、おつまみを調達する方も多いはずです。(※持ち込みが許可されていない宿泊施設の場合はご自身の判断で)

上の写真はゆで卵や、キムチ、スナック菓子ですが、ほかにも渇きものやチーズ蒲鉾などはこれまでもありました。最近登場しているものは、今までになかった新しいタイプの商品。タコ、サザエ、エビをそれぞれ醤油漬けしたものや、ワサビを入れておつまみにしたものが並んでいます。


[海産物を利用したおつまみ]

●サザエワサビ、タコワサビ
下の写真はコンビニでも売られている「サザエワサビ(소라와사비、ソラワサビ)」と、「タコワサビ(타코와사비、タコワサビ)」で、それぞれ80g。韓国での定価はひとつ3,500ウォンです。

「タコ」や「ワサビ」という言葉は、日本語がそのまま用いられています。そもそもワサビ(와사비)はコチュネンイ(고추냉이)ともいいますが、以前からそのまま通じます。特に昨年あたり、ワサビ味のスナック菓子が増えていました。

ちなみに「タコ」といえば、韓国ではマダコ(문어、ムノ)、テナガダコ(낙지、ナッチ)、イイダコ(추쿠미、チュクミ)のように韓国語ではそれぞれ呼び名がいろいろありますが、「タコワサビ」はイイダコ。


[サザエワサビ(左)、タコワサビ(右)]

カロリー表示もしっかり示されており、いずれも100kcal以下。ヘルシーなおつまみなのでダイエット中の方も安心。

実際に食べてみると、小さなワサビ玉が入っており、ツーンとしますが弱め。日本で食べるものよりも、心なしか塩辛さを抑えめにしてある印象です。特にソラワサビのほうは少し甘めに味付けされていますが、一方のタコワサビのほうは、日本人でもよく食べるような味です。どちらもほどよい歯ごたえがあり、ビールや焼酎のおつまみに合うでしょう。

●紅ズワイガニのカニミソ(불은 대게딱지장)
一方でカニミソ。こちらはセブンイレブンのロゴが入っている商品です。これは韓国産紅ズワイガニのカニミソを味付けをした商品。※ちなみに最近はコンビニにも紅ズワイガニのカニ味噌入りのおにぎりが登場しています。参考:韓国のコンビニのおにぎりに高級感!?~紅ズワイガニのカニ味噌が登場


[国産の紅ズワイガニを使ったカニ味噌]

パッケージの裏に書かれた成分を見ると、紅ズワイガニ自体は55%。ここに魚の練り物などが入ってます。もちろん酒の肴にしてもよいですし、ご飯の上に乗せたり、スパゲッティに絡めたりと、そのまま頂くことができます。

カニミソにあうお酒は韓国焼酎でしょうか。ペットボトル入りの小瓶を買って、カニミソとともにちびちびと頂くというのもよいかもしれません。

※これらは2018年8月に東京ビックサイトで行われたインターナショナル・シーフード・ショーにて、韓国・SEAPOST社からご提供いただいた商品です。日本への輸出も視野に入れた商品のようです。

韓国に出かけて、ホテルなど宿泊施設で頂くおつまみ類を買い込むときは、既存のお菓子や乾きもののみならず、ぜひともこういった商品にも注目していただければと思います。




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