全羅南道の食堂
 2013/06/14 改:2013/06/14 吉村剛史(トム・ハングル)

「食」といえば全羅道といわれるほど
この地域は穀物をはじめ、海の幸、山の幸など食材が豊富。

夏にKTX湖南線に乗って南下していくと、
山々とともに穀倉地帯の青々とした風景が広がり、
食べものが豊かな地域だということを予感させます。

全州ピビンパも20種類以上の具材を使用している
ということで、これもまた全羅道の食の豊かさを表しているのではないでしょうか。

もちろん郷土料理も様々ですが、パンチャン(つきだしのおかず)をとってみても、
全羅道では食べきれないほど数多くの食材が並びます。
今回は主に写真で、全羅道の食の数々をお楽しみください。

まず最初は、麗水(ヨス)で食べた、ソデフェムチム。
ソデとはシタビラメのことで、シタビラメの刺身をマッコリ食酢などであえたものです。
この地に嫁入りするとマッコリ食酢の作り方を習うそうですが、現代はどうなのでしょうか。

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食べると甘酸っぱさと、辛さが口のなかに広がります。
刺身は少しコシのある食感です。

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ご飯を大きな器に入れ、ソデフェムチムを混ぜ、
ごま油をかけてビビンバにして食べると教わりましたが
刺身として焼酎といっしょに食べてもいいのでしょうね。
(麗水旅客線ターミナル近く・大成食堂(テソンシクタン) 10,000ウォン)

ちなみにこのビビンパの食べ方は全羅南道・宝城郡の筏橋(ボルキョ)で
コマク(ハイ貝)を食べたときも同じように出てきました。

そしてもう一つ。
こちらは光州広域市にある無等山ポリパプ横丁のとあるお店。
ボリパプとは「麦飯」のことですが、ここではビビンパにして食べるようです。

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ボリパプ6,000ウォンなのですが、
まず驚いたのは、おかずの量の多さで、
お盆に乗りきらず、お皿が重ねられて出てきます。

こんな具合に…
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ある意味雑なのかもしれませんが、
この様子をみると、品数以上にボリューム感を感じさせますよね。
正確に数えませんでしたが、25品以上はあったと思います。

お店としては2人で入ってくれたほうが、コスト的にもよいわけで
このお店に1人で入ったことに逆に申し訳ない気持ちになったわけです。

でももうこうなったら全羅南道の食堂の素晴らしさを
伝えるしかないと、しっかり写真におさめてきました。

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さらに、最後に豊富なナムルやキムチにくわえ、
ユスク(茹で豚)まで出てきたことにはまた驚きました。

無等山ボリパプ通り入口
「スィウォガヌンハルモニチプ元祖ボリパプ(쉬어가는 할머니집 원조보리밥)」

私も地方旅行を本格的に始めるまえ、
全羅道の食堂の写真をみたときにこれは一度行って
自分の目で確かめてみるしかない!と思って旅に出たのです。

このブログ記事が、
全羅道をはじめ韓国地方旅行のきっかけとなり、
旅の一助となれば嬉しく思い、今回改めてまとめてみました。

<おまけ>
1人で食べられない店もありますので2人以上推奨。
1人で行く場合はせめてもの配慮として、混んでいる時間を避けると
気持ちよく食事ができるでしょう。



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トム・ハングル(吉村剛史)
吉村剛史(よしむら・たけし) 1986年生まれ。韓国旅行・地方旅の総合発信者。2012年に韓国文化誌『スッカラ』でデビュー、その後韓国旅行、語学Webの編集・ライターを経て、講座、トークイベントでの発信も。これまで韓国100市郡以上を踏破。平昌五輪開催の江原道公式ブログにも寄稿中。プロフィールお問い合わせ


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