済州島へは日本からどうやって行く?到着後に役立つエリア解説も
 2021/09/19 改:2021/09/23 吉村剛史(トム・ハングル)

韓国屈指のリゾート地、済州島(チェジュド)。日本でいう沖縄のように、もはや韓国国内ではそれ以上にリゾート地として人気のある島です。

韓国の地方にあるほぼすべての空港から済州島行きの便が発着しており、韓国国内はもちろんのこと、海外からも観光客が訪れます。

この記事では日本から済州島に行く場合、どのような手段で行くのがよいのか、そして済州島の空港、済州空港への到着後の移動手段についてお伝えします。

済州島とはどんな島なのか?

済州島は太古の火山活動によって形成された島で、島の中央には現在の大韓民国統治下で最高峰となる漢拏山(1947m)がそびえています。

島の東部にはユネスコ世界自然遺産にも登録されている城山日出峰(성산일출봉・ソンサンイルチュルポン、182m)がありますが、これは海底噴火でできた丘で、済州島に360余りある「オルム」のひとつでもあります。

そして島内にはこちらもユネスコ自然遺産に登録された万丈窟(만장굴、マンジャグル)という天然洞窟、そして巨大な滝、島内の各所にはエメラルド色の海水浴場が広がっています。

そして海に囲まれた済州島の名物といえばヒラメやアワビ、そして黒豚、さらにハルラボンといった柑橘類が有名です。こうした自然で形成された魅力いっぱいの済州島。ここからは交通面や島内の移動で便利な方法をお伝えしていきます。

日本から済州島に行くときには

日本から済州島に行くときには、1.飛行機の直行便で行く、2.韓国の空港から国内線を利用する、3.韓国国内からフェリーで行く、という3つの方法があります。

済州島へは直行便で行く

1つ目のように済州島に行く直行便があるならば、それが最も便利な方法となります。

通常時は成田空港、関西国際空港を中心として、福岡国際空港、中部国際空港から直行便が出ますが(2019年末時点)、済州行きの便は毎日発着とはいかず、隔日や週3回だったりと、そのときの情勢によって大きく異なります。

済州空港への航空便が発着しない場合は韓国の空港で乗り継いで行くことになり、その場合は次に解説します。

韓国の空港から国内線を利用する

2番目の方法が韓国の空港から国内線を利用する、という方法です。利用する空港から直行便がない場合、または飛行機の乗り継ぎの時間がうまく合わない場合、ソウルや釜山市内に滞在する場合にもこの方法はおすすめです。


[釜山・金海空港国内線]

韓国国内の空港から済州島行きの飛行機は非常に多く、ソウル・金浦空港からは1時間に5〜6本、釜山・金海空港からは1時間に2〜3本と頻繁に運航されています。

国内線の料金はLCC利用の場合、最安で平日であれば片道20,000ウォン(約2000円)程度からとなります。航空料金は季節や時間によっても大きく異なります。

韓国の空港で乗り継ぎをする場合には、仁川空港に到着した場合は国内線がある金浦空港に移動します。また金海空港(釜山)の場合は、そのまま乗り継ぎができるためとても便利です。

仁川空港から国内線(金浦空港)に乗り継ぐ場合は空港鉄道やリムジンバスで移動しますが、その方法は以下のページで記しています。

金浦空港と仁川空港間の移動~乗り継ぎはバスが便利?鉄道が便利?

日程に余裕がある方は、ソウルや釜山に滞在したあとに市内から再び空港に向かう、というパターンもとることができます。なかなか時間を贅沢に使える人は限られてきますが、これによりソウルや釜山観光と済州観光を同時に楽しめます。

釜山港など国内の港からフェリーを利用

3番目の方法が釜山港など韓国国内の港からフェリーを利用するという方法です。

しかしフェリーは高速船ではないため最低でも4時間、夜行なら10時間程度かかるので船旅を楽しむ以外の理由ではあまりおすすめできません。航空機の便数がとても多いので、早く済州島にたどり着くという観点では飛行機を利用した方がよいでしょう。

こちらは釜山、木浦、麗水などから出ています。ここでは詳しくは扱わないため、もしご興味ある方は韓国観光公社のページをご覧ください。国内フェリー(済州行き)(韓国観光公社)

済州島の玄関口となるのは済州空港

済州島の玄関口となる空港は、済州空港(제주공항)です。済州島の北部に位置している国際空港です。日本、中国、台湾、香港、マレーシアとの定期便が出ており、時期によってはロシアやフィリピンとも航空機が行き来します。

韓国の各空港からは1時間以内で結ばれており、時間帯によっても航空券の値段が異なりますが、LCCを利用すれば最安片道20000ウォン(約2000円)程度で行けることもあります。

済州島にやってきたらこの空港から島内の観光地に移動します。

済州島のエリアを知っておこう

済州空港に到着したあとは、済州の観光のために移動します。島内の移動はレンタカーを借りるのが最も便利ですが、海外での運転が不安な方はタクシーを貸し切るという方法があります。

それ以外は空港リムジンバスでリゾート地の中文や西帰浦のホテルへ行くという方法もありますし、旧済州や新済州へは20分程度と比較的距離が近いため、島内の路線バスを利用してもよいでしょう。

済州島内のバス路線については空港の案内所に立ち寄ると、日本語で書かれた説明書きが用意されていることがあります。

済州空港からのリムジンバス

中文リゾートや西帰浦市内での宿泊の場合、済州空港からリムジンバスを利用すると便利です。中文リゾートまでは50分、西帰浦までは1時間10~30分程度となります。西帰浦は市内の停留所をいくつか回る形になるので、それぞれ所要時間が異なります。

最も本数が多いリムジンバスが600番バスで、このバスは中文リゾートや西帰浦のホテルを経由するのでこれに乗車するとよいでしょう。


[600番バス]

※済州島のリムジンバス料金

中文リゾート 4500ウォン
西帰浦 5500ウォン

※運行間隔:20~40分(ほとんどの時間帯は20分)
※始発 6:00、終車 22:50

※800番系統(800番、800-1番)のリムジンバスは空港と西帰浦を結びます。こちらを利用してもよいでしょう。

旧済州

旧済州はかつての中心地ともいえる場所で、活気あふれる東門市場(동문시장、トンムンシジャン)や、済州の官庁跡である済州牧官衙(제주목 관아、チェジュモックァナ)、耽羅国の発祥の地とされる三姓穴(삼성혈、サムソンヒョル)などがあります。歴史散策と街歩きに適した場所です。


[東門市場]

済州国際空港から旧済州市街地(東門市場あたり)まではバスで20分ほどでアクセスできます。

新済州

新済州は空港の南側に新たに建設された都市で、高級ホテルや免税店が集まっており、済州道庁もこの町に位置しています。済州国際空港から新済州市街地まではバスで20分ほどでアクセスできます。

西帰浦

西帰浦(서귀포)は済州島南部に位置する町。西帰浦の市街地の中心には西帰浦毎日オルレ市場という伝統市場があり、天地淵瀑布と正房瀑布という巨大な滝があり、ヒーリングにも最適です。


[天地淵瀑布]

西帰浦へは済州空港からリムジンバスに乗車すると、1時間10分~1時間30分ほどかかります。

中文

中文は中文観光団地というリゾート地として知られ、ロッテホテル済州、済州新羅ホテルといったリゾートホテルが集まっている場所で、海水浴場やゴルフ場といったレジャー施設、そして天帝淵瀑布という滝があります。

中文リゾートまでは空港からリムジンバスで50分程度かかります。

自然豊かな済州島へ出かけてみよう

火山活動によって形成された済州島。滝や洞窟など島内のあちこちにその過程を映し出す自然物があり、観光地となっています。

韓国の本土に暮らす人たちにとっての休暇を過ごす場所である済州島。そんな済州島に訪れてみれば、その環境にきっと魅了されるはずです。




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