高麗


高麗(こま)は、現在の埼玉県に位置していた郡。現在は日高市にあり、西武秩父線高麗駅として地名が残っている。駅前には「天下大将軍」と「地下女将軍」と書かれた将軍標がある。

高麗(こま)郡と高麗神社

高句麗の滅亡に伴って、日本へ渡った渡来人のうち、関東近辺にいた1799人が716年に移され、高麗郡を設置。若光(じゃっこう)が初代郡司となった。若光の没後に祀られ、現在の高麗神社(こまじんじゃ)となる。高麗神社の隣に位置する聖天院には、若光の王陵がある。

高麗(こま)郡の街おこし

韓流ブームに伴い、高麗神社が再び注目。町おこしの根拠としても用いられる。地元産野菜とキムチを使った創作料理、高麗鍋(こまなべ)はB級グルメとして定着しつつある。2016年が高麗郡建郡1300周年にあたるため、記念行事が行われている。



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