プサンの味・テジクッパプ―釜山・沙上
吉村剛史(トム・ハングル)
2010/08/19 改:2019/08/03
今回はプサン名物、テジクッパプ。
豚骨スープかけご飯とでもいうのでしょうか。
食べ物に関しては、旅行のガイドブックなどに
各地の名物が載っていたりしますが、
意外と地元の人にも知られてなかったりすることもあります。
けれどもこの「テジクッパプ」は違います。
「テジクッパプ」といえばプサンというくらい
認知度の高くて、人気のある食べ物です。
食べてきた店はプサン地下鉄2号線・沙上駅近くにある
プジョンクッパプ(부전국밥)というお店。
(写真の出口とこの店への最寄の出口は異なります)
注文したのはもちろんテジクッパプ。
5500ウォンです。
豚骨スープなのですが、とてもあっさりしている一方で
なかに入っている豚肉の柔らかさと油ののりぐあいがいいのです。
もちろんクッパプなので雑炊のようにご飯が入っています。
これだけ食べればおなかもいっぱい!!
そしてテーブルに置かれているのはアミの塩辛。
実はこのとき初めて見ました。
ただの小エビなのかなぁと思ったのですが、
ちょっと食べてみると、とても塩辛い。
アミの塩辛には脂肪分を分解させる効果があるのだとか。
もちろんそのままでも美味しいですが、
このアミの塩辛を入れて味を調節します。
店内にはキムチなどに「国内産の材料を使っています」と掲示されていました。
韓国でも食の原産地として「国内産」は安心の指標なのではないでしょうか。
テジクッパプ。
思い出すと今すぐにでも食べたい味です。
プサンに行ったらぜひ食べてみてください!
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吉村剛史(よしむら・たけし) 1986年生まれ。ライター、他。1年8ヵ月のソウル滞在経験のほか、韓国100市郡以上・江原道全18市郡を踏破するなど、自分の目で見聞きした話を中心に韓国関連情報を伝えている。2021年1月にパブリブより初の書籍『ソウル25区=東京23区』を出版。2022年に韓国語能力試験(TOPIK)6級、2級ファイナンシャル・プランニング技能士取得。 ※韓国に関する記事制作やその他のご依頼もご相談ください。お問い合わせ 筆者プロフィール