プチ買いOK!~東大門の専門卸売街でショッピング
 2018/04/01 吉村剛史(トム・ハングル)

ソウル・東大門といえば、ファッションタウン。観光客はもちろん、韓国各地の百貨店のバイヤー、ショップ運営者がこぞって訪れる街です。街中にファッションビルがひしめきあうほか、ソウル中心を流れる清渓川沿いには市場が立ち並んでいます。


[東大門デザインプラザと、ファッションビル]

アクセスは地下鉄1号線の東大門駅、または地下鉄2・4・5号線の東大門歴史文化公園駅から。

東大門ファッションタウン・東大門市場といわれるエリアは、中央の大通りを境に小売メイン・卸売メインのエリアにそれぞれが分かれていますが、観光客の多くは東大門デザインプラザ(DDP)の向かい側のファッションビルを目当てに訪れます。


[東大門エリアの地図]

この記事でお伝えするのは、主に卸売エリアのお店でショッピングをする方法。しかし卸売エリアでは一般客は歓迎されず、基本的にお断りであることも事実。

そこで今回、東大門の卸売エリアのなかでも、個人が気軽に訪れることができる、皮革・カバン・靴・布・生地といった服飾雑貨・小物などを扱う専門卸売市場をご紹介します。

もし一般のファッションを目当てに東大門を訪れる方は、「東大門のショッピング攻略!ファッションビルで買い物を楽しむコツ」をご覧ください!


[東大門ファッションタウンの卸売街の夜]

歴史ある皮革&レザーマーケット!~光煕市場・Queen’s Square

光煕市場(クァンヒシジャン、광희시장)は1980年9月に開業した歴史ある市場です。2階では皮革製品やレザー製品が購入できることから、観光客にも人気を集めています。

3階より上の階は、2013年にリニューアル。「Queen’s Square(クイーンズスクエア)」としてスタイリッシュなファッションビル風になりました。

ファッションビル風とはいえ、ここでは皮革・レザー製品を多く取り扱うことから、それを目当てに日本人観光客がよく訪れます。ムートンコート、ファーなどを手ごろな価格でまとめ買いするのによいでしょう。

営業時間は夜から!まさにナイトショッピング・スポットです。

光熙市場
20時~朝5時(土曜深夜定休)
光熙市場(ソウル市)(韓国語)

カバンや財布などを買うなら、南平和市場へ

南平和市場(N.P.H)は、カバンを扱う専門卸売市場。ここにも小売りをしてくれる店があり、ショッピングが大好きな観光客にも人気です。

カバン、ポーチ、リュックサックなどを探しているのならここへ。まとめて購入することで、値引きをしてもらえたりするのも、このような市場の魅力でもあります。

南平和市場
深夜12時~翌12時
南平和市場(N.P.H)(日本語)

裁縫、服飾小物を買いたい方は東大門総合市場へ

清渓川の北側に位置する東大門総合市場(동대문종합시장、トンデムンチョンハプシジャン)は、自身で裁縫をする方や、服を作る方が生地、服飾小物を購入できる場所。そのほかアクセサリや寝具などが売られており、食堂街もあります。


[服飾小物]

東大門総合市場は他の市場やファッションビルとは異なり、営業時間が日中であることに注意しなければなりません。布・衣類エリアは8時~18時、アクセサリーは9時30分~19時となっています。

東大門総合市場
定休日:日曜日
東大門総合市場(韓国語)

スニーカーやブーツなど、お手頃な靴が揃う東大門靴卸売商街

こちらも東大門総合市場と同様、清渓川の北側に位置する靴専門の卸売市場。

「東大門靴卸売専門商街(동대문신발도매전문상가)」です。川沿いにA棟~C棟まで長く建物が連なっており、卸売、小売のお店が集まっています。

1階には数多くの小売店が集まっており、運動靴や登山靴、スニーカー、革靴やブーツなど様々な靴が販売されています。セール品では10,000ウォンほどで購入できる靴も。

箱の中に無造作に入れられているものから、偽物のようにも見えるスポーツブランドまで、様々な靴が並べられています。市中で売られている価格よりも、3割ほど安い、とも言われているのでお得な買い物ができるかも。

最近では看板を変え、スタイリッシュな看板を掲げたりする店もありますが、やはり市場らしくすぐ前に段ボールから出したような状態で靴が並べられている店もあります。

東大門靴卸売市場
小売エリアは日中、夕方営業、日曜休(店舗により異なる)
東大門靴卸売市場の商品ページ

東大門の卸売エリアでショッピングする場合の注意点!

東大門で買い物をする際は、基本的に現金を用意しておくことが重要です。現金支払のために安く設定されている、ということを頭に入れておきましょう。

また、それぞれの店の営業時間には注意が必要です。卸売市場は基本的に、全国から買い付けに訪れるバイヤーのための市場。朝に営業を終えていたり、夕方早く店を閉めたりと、市場により異なります。

そのような注意点を頭に入れて、東大門でのショッピングをぜひ楽しんでください。



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トム・ハングル(吉村剛史)
吉村剛史(よしむら・たけし) 1986年生まれ。2012年に韓国文化誌『スッカラ』でデビュー、その後韓国旅行、語学Webの編集・ライターを経て、文化センター講座、トークイベントでの発信も。1年8ヵ月のソウル滞在経験のほか、韓国100市郡以上を踏破。海外の常識をレポートする『海外ZINE』の韓国担当ライター、17年は平昌五輪開催地の『江原道公式ブログ』にも連続寄稿。2018年2月号『散歩の達人』第2特集の取材・文を担当。プロフィール・お問い合わせ


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