大邱(テグ)のグルメを攻略!~ひとりでも食べられる大邱の料理5選 | 韓国&韓国旅行 | トム・ハングル

大邱に行ったら必ず食べたいおすすめグルメ5選
 2019/06/05 改:2019/08/14 吉村剛史(トム・ハングル)

韓国第3の都市、大邱(テグ、대구)。ソウルからは高速鉄道KTXで約1時間40分、釜山からは45分で行ける、という都市です。最近では日本発着の航空機も増えており、比較的行きやすい都市になっています。

大邱は盆地という土地柄から夏は非常に暑く、かつてはリンゴの産地でもあり、美人が多い都市といわれてきた大邱。

大邱に出かけたらカフェ巡りをするのもよいですが、美味しい料理も押さえておきたいところ。ここでは大邱にやってきたら気軽に食べられる名物グルメを厳選してお伝えします。

大邱には牛肉料理がいろいろ

大邱には1900年代初頭に牛馬市が設けられたことも影響してか、今でも牛肉を使った郷土料理が多いことでも知られています。

牛肉といえば、韓国といえば「焼肉」と考える方もいらっしゃるでしょうが、もちろん本場の焼肉を味わうとともに、大邱を訪れたら様々な牛肉料理も味わってみてください。

タロクッパ(따로국밥)~牛スープのスタミナ料理

郷土料理のひとつである「タロクッパ(따로국밥)」。タロ(따로、タロ)とは別々という意味で、ご飯とスープが別々になっているクッパのことをこう言います。

大邱には牛肉を使ったタロクッパを提供する老舗ともいえる店がいくつかありますが、そのひとつが中央路駅近くにあるクギルタロクッパ(국일따로국밥)です。このお店は1946年に創業されたお店で、70年以上の歴史をもちます。


[クギルタロクッパ(국일따로국밥)]

タロクッパは牛肉を煮込んだスープに、ソンジ(선지)といわれる牛の血がゼリー状に固まったものや、ダイコン、ネギなどの野菜が入っており、ピリ辛ながらも深みがある味わい。

牛肉のスープにニンニクが入り、多少クセは感じられるかもしれませんが、暑い夏も寒い冬も乗り越えられそうなスタミナ料理です。

このお店のタロクッパは8,000ウォン、特は9,000ウォン(つい数年前までは6000~7000ウォン位だったと記憶していますが、だんだん物価が上がっています)。

●クギルタロクッパ
営業時間:24時間営業
アクセス:中央洞駅の地下街、テヒョンPrimallの3番出口を出てすぐ

東仁洞チムカルビ~唐辛子とニンニクが入ったスパイシーな蒸しカルビ

大邱駅の東に位置し、駅からは歩いて15分ほどのところにある東仁洞(トンインドン、동인동)という街。ここには「チムカルビ(찜갈비)」という料理のお店が何軒かあり、チムカルビ通りが形成されています。

この通りを訪れると、肉を煮込むときのニンニクの香ばしい香りが漂ってくるほどです。

このチムカルビという料理は「蒸す」という意味の「チム(찜)と、あばら肉という意味の「カルビ(갈비)」が合わさった言葉。

人参や銀杏、ナツメなどとカルビを醤油ベースで煮込んだカルビチム(갈비찜)という料理もありますが、こちらはニンニクや唐辛子などを使ってスパイシーに味付け、洋銀の鍋に入れて煮込んだ食べ物。

唐辛子の辛さはもちろん、完全には煮えていないニンニクの風味が口のなかに広がり、なかなかパンチの効いた味わいです。辛い物を食べれば夏の暑さも吹き飛んでしまいそうです。

牛肉は国産と外国産(ニュージーランド産)を選ぶことができます。ご飯と一緒でも焼酎(ソジュ)と一緒でも。

●チムカルビの価格の例(※目安としてお考え下さい)
国産200g28,000ウォン、ニュージーランド産200g 18,000ウォン(ご飯は別途)

牛マクチャン~大邱にやってきたらホルモン焼き

牛肉といえば焼肉なのですが、韓国では日本でいうホルモン焼きもよく食べます。大邱地下鉄1号線のアンジラン(안지랑)駅の近くにはアンジラン・コプチャン通りが形成されています。コプチャン(곱창)とは小腸のこと。

この通りには辛く味付けした豚コプチャンがメニューにあるほか、牛マクチャン(牛の第四の胃、ギアラ)や豚マクチャン(大腸)もメニューにあります。

コプチャンは1セットあたり500gでお値段はお店によってもことなりますが、1万2000ウォン(約1200円)とかなりのお手頃。牛マクチャンは150g10,000ウォン、豚マクチャンは150g8,000ウォンほどです。

とはいえ牛肉が名物の大邱では「大邱10味」のひとつに牛マクチャンがあります。弾力がありますが、噛むごとにお口のなかに肉の旨味が広がります。豚マクチャンは少々くさみがあるのですが、牛はそれほどではありません。

ホルモンと言えども韓国の焼肉ですから、包み野菜やサムジャンといった味噌につけて食べたりします。付け合わせのキムチ、ニンニクなどとともにバランスよく、ホルモン焼きを楽しむことができます。

注文は2人前からですが、150g×2人前は1人でも食べられる量だと思います。

●アクセス
アンジランコプチャン通り
営業時間:夕方頃から
地下鉄1号線アンジラン駅下車徒歩3分

ペタンコ餃子(ナプチャクマンドゥ)~大邱の市場で食べられるお手軽フード

大邱を代表する市場といえば、西門市場(서문시장、ソムンシジャン)。巨大な市場でもあり、ここ数年のあいだでは夜市が行われたりと、地元の人はもちろん、観光客もやってきてにぎわう市場です。

西門市場の飲食スペースはとても充実しており、安くて手軽なグルメが揃っています。そのなかでも大邱ならではの料理が、「ナプチャクマンドゥ(납작만두、ナプチャクマンドゥ)」。ペッタンコ餃子という意味です。

このペッタンコ餃子は小麦粉で生地が作られていて、中には少量の春雨やネギなどが入っており、注文すると鉄板の上で焼いてくれます。他の地域ではあまり見られない大邱ならではの屋台フードです。

西門市場にやってきたら、椅子に腰かけ、ちょっとつまんでみたい名物餃子です。

●ナプチャクマンドゥ
西門市場の屋台ほか
値段:3000ウォン

ヌルンククス(カルグクス)~煮干しのスープの韓国式うどん

大邱では韓国式うどんのカルグクスも名物。お店によっても多少異なるとは思いますが、大邱のカルグクスは基本的に煮干しのスープ。

麺も小麦粉のほかにつなぎとして大豆の粉(きな粉)を入れて作るという特徴があり、ヌルングクス(누른국수)と呼ばれていますが、多くの店ではメニュー表は「ヌルングクス」ではなく「カルグクス(칼국수)」と書かれています。

カルグクスの店はあちこちにあり、手軽に食べられるお店は西門市場にもありますが、下の写真は明徳駅近くにあるハルメカルグクスというお店。

お値段は6,500ウォン。このお店ではスープに青々とした菜っ葉が入っており、軽く麦ごはんもついてきます。箸置き替わりなのか、絵が描かれたメニュー表が出てくるところも、粋な感じがするお店です。

大邱式のカルグクスを味わいにいちど訪れてみてはいかがでしょうか。

●ハルメカルグクス(할매칼국수)
アクセス:大邱地下鉄1号線、3号線明徳駅1、3、4番出口
定休日:日曜日

番外編:大邱のベーカリー・三松パンチプ

大邱のグルメとしては番外編になりますが、 1957年創業の歴史あるベーカリー、三松パンチプ(삼송빵집)も忘れてはならない存在です。大邱の中心街である中央路にあるお店で、最近は韓国のあちこちのデパートにもテナントが入っています。

このお店で有名なのは、「麻薬パン」ともいわれる「トンオクススパン(통옥수수빵)」。コーンの粒がそのままたっぷり中に詰められているパンです。

韓国では食べ出すと美味しくて止まらないものに「麻薬(마약)」という枕詞をつけたりしますが、このパンにもこの言葉がついています。

ほどよい甘味のパンで、おやつとして食べるのにも良い感じ。トンオクススパンは1つ1,600ウォンです。包み紙に入っているもうひとつの種類のパンはチーズが入っていると聞きました。ほのかなチーズの味がします。

大邱で美味しいグルメを味わってみて

ソウルや釜山を旅するのもよいですが、大邱は空港から中心街までの距離が近いのがメリット。観光地という観光地は少なめだと思いますが、大邱は牛肉をメインとした料理が美味しく、グルメ旅をメインにするにも良いところだと思います。

焼肉を食べるのはもちろんですが、そのほかの料理を食べるためにも一度大邱に足を運んで、グルメを楽しんでみてください。






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