百済文化団地は百済の都を再現したテーマパーク~ロッテ扶余リゾート |扶余(プヨ)のホテル | 韓国&韓国旅行 | トム・ハングル

百済の都を再現したテーマパーク「百済文化団地」とロッテ扶余リゾート
 2019/02/05 改:2019/08/14 吉村剛史(トム・ハングル)

百済の最後の都となった扶余(부여、プヨ)。6世紀から7世紀にかけてこの地に百済の都があったのですが、滅亡からは1400年が経ち、その遺構はわずかしか残されていません。

そんななかで百済の歴史文化を再現しようと造成されたのが百済文化団地です。15年以上の歳月をかけて建設され、2010年にオープンしました。

百済文化団地には当時の王宮だけでなく、当時の住居を再現した生活文化村のほか、百済歴史文化館などがあり、さらにはロッテ扶余リゾートのほか、ロッテアウトレットがある複合観光団地となっています。


[百済観光団地]

百済文化団地・ロッテ扶余リゾートへのアクセス

百済文化団地・ロッテ扶余リゾートは、扶余の市街地から錦江(白馬江)を渡っていく必要があります。扶余バスターミナルからタクシーで約15分。料金は8,000~9,000ウォン程度となっています。


[百済文化団地の周辺地図]

【コインロッカーについて】扶余ロッテリゾートは扶余の中心街から少し離れているため、この場所に宿泊して観光する場合、荷物を預ける場所が気になるはず。ロッカーが設置されている場所は、扶蘇山城の忠清南道総合案内所の近く(日中のみ利用可)という情報があります。実際に行かれる方はホテルのフロントや観光案内所にてお尋ねください。参考:扶余郡・ロッカーの場所

当時の王宮が再現された百済文化団地

当時の王宮、泗沘宮(사비궁、サビグン)には当時の衣装や王の椅子などが再現されており、その隣には陵山里寺(陵寺)が復元されています。歴史ドラマ「ケベク」のロケにも使われたのだといいます。


[泗沘宮]

泗沘宮の建物のなかには実際に王の椅子(王座)や当時の衣装が再現され、展示されていたりします。


[王座]

陵山里寺(陵寺)の復元にあたっては、同時期に建てられた法隆寺の五重塔もモデルとしているようです。塔があったことは分かっても同じようなものだったかはわかりません。


[陵寺]

こうした施設が建設されたのは、当時の遺構がそれほど現存していない、という事情が大きいのではないかと思います。このように再現された施設で、いにしえの人たちがどのように暮らしていたか、というイメージを膨らませるにはとても良い施設です。

扶余ロッテリゾートのホテル

そして百済文化団地の目前にある扶余ロッテリゾート(부여롯데리조트)は、300室以上の客室があり特級ホテル級。百済の都ということもあってか、外には伝統建築風の回廊が造られており、建物に入るとロビーも非常に広々としています。


[扶余ロッテリゾート]

リゾートという言葉は人によって感覚が異なると思いますが、扶余を「リゾート」と呼ぶのは意外な気はしました。韓国のリゾートといえば、まずは済州島を思い浮かべるのではないかと思いますし、あとは江原道あたりでしょうか。ただ釜山・海雲台は特に夏場、「レジャー」の場所というイメージが強いです。

もちろんこの他にもリゾートはあるのですが、扶余にリゾート施設というのはあまり想像していなかったので意外ではありました。

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都会に作られたホテルとは異なり、地方都市につくられた大型ホテルのため、客室内もゆったり。下の写真はホテルのなかでは一般の客室にあたるデラックルームなのですが、なんと広さが「59㎡」もあるんですね。かなり広々としています。

ツインのベッドの他にダイニングもついており、都会の一般客室ではこの広さはなかなかないか、と思います。まだ比較的新しいホテルということもあり、非常に快適です。


[デラックスルーム クリーンタイプの部屋]

ホテル内にはコンビニや、娯楽室、ビールなどが飲めるいわゆるホープチプ(호프집)があるのですが、決してホテル価格ではなく大衆的なお値段。

そして朝食はビュッフェスタイルのレストランがあり、韓食や洋食が味わえたりもします。

百済の都、扶余(プヨ)に「百済文化団地」として王宮を再現し、さらにはリゾート地にするというダイナミックな計画のなかで作られた施設だといえます。

百済文化団地内には、扶余ロッテアウトレットも

さらには扶余ロッテアウトレットで買い物も。ソウルから車でドライブにやってきて、歴史散策をして、宿泊して買い物をし、日々の活力に、ということで「休養」がワンストップでできる場所といえます。


[扶余ロッテアウトレット]

1400年という長い歴史をもつ百済の都、扶余(プヨ)。市街地は歩いて観光ができるコンパクトな街ですが、当時の様子をイメージするには物足りない部分もあるのかもしれません。

そんなときこのような「百済文化団地」があることにより、イメージがしやすくなりますし、同時に日々の疲れも癒してリフレッシュするという意味では、もってこいの場所といえるでしょう。

扶余は日帰りでも観光できる場所ですが、もし一泊される方は、扶余ロッテリゾートの利用を検討されてみてはいかがでしょうか。

※扶余の百済世界遺産巡りについては以下の記事をご覧ください。

百済最後の都、歩いて巡る扶余(プヨ)の歴史散策


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