ソウルの免税店、韓流スターコンテンツ増加に期待!
吉村剛史(トム・ハングル)
2015/06/25 改:2019/12/04
2015年6月、韓国の免税店ビジネスに芸能事務所が参入する動きが高まっており、免税店に韓流スターコンテンツが登場するかもしれません。韓流ファンの観光客にとっては韓国旅行の楽しみが一つ増えそうです。
芸能事務所が免税店ビジネス参入へ
ソウルで7月に行われる免税店特許権申請にともない、様々な有名企業が企業が認可をとるために動いていますが、そのなかでも芸能事務所の動きが注目されています。
●キーイーストとSMエンタ
ぺ・ヨンジュンが経営に携わるキーイーストは、東大門のMAC STYLEに免税店を申請しているほか、少女時代ら所属するSMエンターテイントは大手企業の免税店事業を支援することが明らかになっています。情報元:edaily(韓国語)
●仁寺洞のSM免税店はIHQ、キューブの商品も!
韓国の旅行大手HANAツアーが筆頭株主として準備を進めている仁寺洞のSM免税店。こちらには韓流コンテンツをおくとのことですが、IHQやキューブエンターテインメントと業務協約を結んだ、とのニュースが発表されました。情報元:edaily(韓国語)
韓流も観光コンテンツの重要な役割として
ふたつのニュースから考えると、キーイーストやSMエンターテインメントが免税店事業に参入・支援することが正式に決まれば、免税店内で韓流コンテンツの展示や商品の販売が始まることも予想されます。
近年、経済的に豊かな中国や東南アジアの観光客が増えていることや、とくに中国では韓国の俳優がドラマやCMに出演していることもあり、韓流が韓国の観光コンテンツのひとつとして重要な役割を果たしているはずです。
日本でもK-POPをはじめ韓流ファンが多いことからしても、韓流コンテンツを販売する免税店が増えていくのは旅行者にとってプラスの話題となるでしょう。
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吉村剛史(よしむら・たけし) 1986年生まれ。ライター、他。1年8ヵ月のソウル滞在経験のほか、韓国100市郡以上・江原道全18市郡を踏破するなど、自分の目で見聞きした話を中心に韓国関連情報を伝えている。2021年1月にパブリブより初の書籍『ソウル25区=東京23区』を出版。2022年に韓国語能力試験(TOPIK)6級、2級ファイナンシャル・プランニング技能士取得。 ※韓国に関する記事制作やその他のご依頼もご相談ください。お問い合わせ 筆者プロフィール