釈迦誕生日の風景~ソウル鍾路・江華島・釜山
 2013/05/17 改:2017/10/16 吉村剛史(トム・ハングル)

旧暦4月8日は釈迦誕生日で、韓国は祝日になります。カレンダーには”석가탄신일(ソッカタンシンイル)”と書かれていますが、「仏様がいらっしゃる日(”부처님 오신날”、”부처님 오시는 날”)と言ったりもします。

2013年は5月17日が釈迦誕生日にあたります。(追記:※2017年は5月3日)この時期にソウルを旅行されたことがある方は、鍾路(チョンノ)や清渓川に、提灯がつるされているのを見た!という方もいらっしゃることでしょう。

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このころに韓国を訪れたら、宗教的な意味合いはなくても、寺院に立ち寄って提灯の美しさを眺めるのもひとつの楽しみ。

ちなみに韓国では12月25日のクリスマスも祝日で、2つの宗教行事が祝日となっています。かなりアバウトな数値ではありますが、韓国の宗教人口は約50数%。プロテスタントとカトリックを含めたキリスト教が約30%、仏教が約20%。

とはいえ、韓国人でもキリスト教を信仰しているからといっても、寺院の華やかさに目を引かれないわけではないですし、多くの人が韓国のひとつの伝統文化として見ているでしょう。

下の写真は釜山の海東龍宮寺(ヘドンヨングンサ)の釈迦誕生日のころの様子。釜山で有名なビーチの海雲台(ヘウンデ)やその北の松亭(ソンジョン)よりも少し北。ある意味、絶壁というところに位置する豪華絢爛なお寺で、海がとても綺麗です。

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下の写真は江華島(カンファド)の西から船で10分のところにある、席毛島(ソンモド)。さらにバスで15分ほど行くと、普門寺(ポムンサ)というお寺があります。韓国三十三観音聖地の第1番でもあり、本堂の後ろの山には崖に刻まれた観音があります。

この写真の左上にも岩のようなものが写っていますが、そこに観音が刻まれているわけです。ここから海を見下ろすととても綺麗。視界がひらけていて、思わず「わぁ~」という声が出てしまいそうです。

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ソウルの曹渓寺(チョゲサ)の写真です。仁寺洞からも近いこのお寺は、大韓仏教曹渓宗の総本山。鍾閣駅からも歩いて5分くらいで行くことができます。

これは釈迦誕生日の前日の風景です。たくさんの人が訪れ、この風景をカメラに収めようと、一眼レフをもって、本格的に写真を撮っている方も多かったです。

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そして、下の写真は慶州(キョンジュ)にある世界遺産・仏国寺(プルグクサ)。これは去年の釈迦誕生日のときの写真ですが、仏様の前でヒップホップダンスをするなんていかにも現代的な姿ですね!

韓国人の方に聞いてみたところ「こんなのは初めて見た」という声も聞かれました。なかなかおもしろいです。

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この時期はたいてい、ツツジなどの花も散っていることかと思いますが、なんといっても美しいのは、若々しい緑との調和だと感じます。とくに山にあるお寺などは、より一層初夏の美しさを実感できます。

写真は、釜山・梵魚寺(ポモサ)です。提灯をアップして撮ったら、後ろの提灯もうまくぼけてくれて、緑との美しい調和が表現されています!―自画自賛(笑)お気に入りです。

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新緑に、赤黄青桃といった提灯の色がとけこんだ風景を、ぜひ一度ご覧いただければ、と思います。

<あとがき>
釈迦誕生日は仏教的行事でもありますが、祝日でもあり、お祭り的雰囲気ともいえるでしょう。新緑の季節と提灯の調和をぜひ楽しんでください。



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トム・ハングル(吉村剛史)
吉村剛史(よしむら・たけし) 1986年生まれ。31歳。2012年に韓国文化誌『スッカラ』でデビュー、その後韓国旅行、語学Webの編集・ライターを経て、文化センター講座、トークイベントでの発信も。1年8ヵ月のソウル滞在経験のほか、韓国100市郡以上を踏破するなど、地方にも関心が高い。平昌五輪開催の江原道公式ブログにも寄稿中。プロフィールお問い合わせ


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