韓国でセルカ棒(自撮り棒)が大流行中の件
 2014/08/21 吉村剛史(トム・ハングル)

容姿が重要視されるという韓国のお国柄なのか、近年スマートフォンで自顔撮りする光景を見るのは日常茶飯事。駅の構内でパシャリ、街中でパシャリ、電車の座席に腰掛けながらパシャリ。韓国の女性たちはどの角度からとれば、一番美しく取れるのかをしっかり把握しています。

女性が多いですが、ときには男性も。若い女性に限らず、とくに観光地などでは中高年の女性たちも撮っているのを見かけます。

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(読んでいただけるとより嬉しいです。最下部に購入リンク貼っています。)

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韓国では「自顔撮り」のことを「セルカ(셀카)」といいます。(欧米各国では「セルフィー」と呼ばれています。)セルカとは「セルフ(셀프)」+「カメラ(카메라)」をあわせた造語。韓国人たちが写真を撮るときには「一連の流れ」があるので、かなりわかりやすいのです。主に女性たちの動きがきわめて独特で不自然なので、タイミングを細分化して観察してみることにしました。

セルカの撮影法

<その1>路上で突然立ち止まり、(何かあったのかな?)

<その2>スマートフォンを頭上にあげ、(何かを撮るんだよね、きっと?)

<その3>息を止めたようにピタット静止。(セルカキター! ここでわかる)

<その4>シャッターを切る(セルカ完成!)

ハンズフリー通話の次に不自然!

セルカ(セルフィー)の撮影は大体こんな流れです。いちいち細分化して説明するまでもないのですが、自顔撮りに手馴れていながらも、このぎこちない動きは一級品。

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電車や街中で突然ぶつぶつつぶやき始め、周囲に驚かれる、いわゆるハンズフリー通話の次くらいに不自然な動きです。日本ではハンズフリー通話も一般的ではないため、久々に韓国旅行をすると、隣の人がいきなりしゃべり始めるのでびっくりします。

最近はセルカ棒が登場!

プライバシーに配慮して画像を加工しています。

プライバシーに配慮して画像を加工しています。

ついに最近では「セルカ棒(셀카봉)」なるものが登場。スマートフォンに三脚ではなく一脚を装着して、手で取るよりも自由な角度から撮影しようもの。最近韓国やアジア各国で大流行しています。日本では「セルフィースティック」としてテレビ番組の特集が取り上げられました。

2014年春頃はまだそんなに多くなかったように思いますが、ここ最近はみんな持っているようです(笑)インカメラで撮影するのですが、これによって腕を伸ばすという負担をかけずにしっかり撮影することができるようになります。

写真は韓国のとある海岸で撮影した写真。カップルがセルカ棒を使って記念写真を撮っています。これぞ認証ショット(인증샷、インジュンシャッ)。認証ショットとは、友達や恋人と撮る証拠写真のようなもの。つまり一緒にいることを示すための写真です。これもいろんな角度から試行錯誤して、ベストショットを探しているようです。

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遠くから見るとこんな感じ!海岸でパラシュートが飛び交うなか、二人だけが棒を頭上にあげて写真をとっているのはなかなかシュール。今では当たり前の光景なのでしょうけれど、日本でチャレンジしたら、きっと、珍しがられるでしょう。セルカ棒(セルフィースティック)旋風が日本に上陸する日もそう遠くない!?

<追記(8/22,26)>
私が韓国でセルカ棒を見かけたのは今年(2014年)の春ごろでしたが、流行し始めたのは夏の行楽シーズンにあたる7月ごろからのようです。もともと「セルカ」好きの韓国人が、口コミならぬ’目コミ’で私も俺も、と広がったに違いありません。

中国の通信社は、この棒のことを「伸縮式セルフタイマー延長ポール」と呼んでいます。長い名前ですね。→新華ニュース 2014年8月23日 

韓国旅行サイトのコネストでは、「値段は10,000ウォン程度で、露店でも販売されてい」ると報じています。→コネスト 2014年8月26日

「セルフィースティック」と呼ばれているようで、日本のテレビ番組でも取り上げられました。セルカ棒よりもスタンダードな名称になるのかもしれません。

●セルカ棒(セルフィースティック)は、日本でも買えるの?
日本でも購入できるようです。アマゾン、楽天市場などネット通販の場で多くの会社から発売されているようです。私は製品を使ってみたわけではないので何ともいえませんが、ざっと見てなんとなく気になったもののリンクを張り付けておきます。

1500円ほどの手頃なものから、NiconやCanonなどのデジカメ対応、Bluetoothのワイヤレスシャッター付きのものなど、それぞれ特徴があるようです。ご購入される方は参考までにご覧いただけるとよいかと思います。


●Amazon、楽天市場へのリンク

私の友人がセルカ棒を買ったのですが、Bluetooth付きのものを買ったそうです。単なる一脚だけのものは1500円程度で購入することができますが、セルフタイマー機能を使って撮影するものだそうです。

つまり自分でカメラのタイマーをセットしてから、一脚の角度を決めるわけです。Bluetooth付きのものであれば手元にシャッターがあり、それを押すことで撮影できるそうです。値段もまちまちなので比較検討の上で、購入されるとよいですね。最近売れているようで、在庫切れのものもよく見られます(9/23追記)。

 

※ご自身の選択のもと比較検討の上、ご購入ください。

(▲Amazon.co.jp,▼楽天市場)

とにかく予算に応じて選ぶとよいでしょう。私もこれから買う予定ですが、どちらにしようか悩み中です。確かに値は張るけれどもBluetooth付きのほうが便利かなぁ、と気持ちが傾きつつあります。これからの韓国旅行、さらには国内旅行にも必須アイテムとなるかもしれません!セルカ棒、セルフィースティックに関する記事、トム・ハングルがお伝えしました。

トム・ハングルの韓国旅行ひとこと
・セルカのために突然静止する様子は「何かあったかな?」と思えてしまいます。
・セルカは隣でぶつぶつつぶやくハンズフリー通話より不自然度は低いです。
・言うまでもないですが、ハンズフリーマイク&イヤホンは100円ショップで買えます。
・セルカ棒はネットショップを経由して、日本でも買えます。



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トム・ハングル(吉村剛史)
吉村剛史(よしむら・たけし) 1986年生まれ。韓国旅行・地方旅の総合発信者。2012年に韓国文化誌『スッカラ』でデビュー、その後韓国旅行、語学Webの編集・ライターを経て、講座、トークイベントでの発信も。これまで韓国100市郡以上を踏破。平昌五輪開催の江原道公式ブログにも寄稿中。プロフィールお問い合わせ


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