2014年の韓国・桜開花予想発表
吉村剛史(トム・ハングル)
2014/03/16 改:2016/08/01
3月13日、韓国の気象庁が桜の開花予想を発表しました。発表によると、全国的平均で平年より2.6日遅く、昨年(2013年)よりは5日遅いという予報です。
済州島・西帰浦(ソグィポ)では3月27日、桜の名所として知られる慶尚南道・鎮海では3月31日、ソウル・汝矣島では4月8日に開花すると予想されています。
2014/4/3追記:予定より早まり、ソウルでは桜が満開だそうです。

漢江のうららかな様子をバックに桜が咲く
2013年は、異例の速さで咲いた桜
昨年、もし韓国に桜を見に行かれたり、桜を見に行こうと思っていた方ならきっと記憶に残っていることでしょう。2013年は、南部地方で桜がきわめて早く咲き、韓国で桜の名所として有名な鎮海(チネ)はお祭りの開始前にほぼ満開の状態になっていました。
私も鎮海まで足を運んだのですが、お祭りのステージでリハーサルが行われているときに出店やら公園は人であふれかえっていたことを覚えています。
韓国随一の桜の名所、ソウル汝矣島・輪中路(ユンジュンノ)
내달 8일 서울 윤중로 벚꽃 ‘개화’.. 작년보다 일주일 빨라져
「来月8日・ソウル輪中路 桜’開花’..去年より1週間早く」
(EDAIRY 2013/3/13)EDAIRY記事
この新聞に書かれているのは、「ソウル・輪中路(ユンジュンノ)」という地名。この「輪中路」というのはどこのことか?というと、これがまさに「汝矣島(ヨイド)」のことなのです。
新聞記事には「ソウル・汝矣島」と書かずに、ソウル・輪中路(ユンジュンノ)と書くこともあるようでこちらも覚えておくときっと役に立つことがあるか、と思います。
ソウルを中央に流れる漢江の中洲、汝矣島(ヨイド)は韓国の政治経済の中心地です。ここには日本統治時代に飛行場があり、戦争後も民間空港として使われていたそうです。
国会議事堂や韓国放送公社(KBS)を取り囲むような道、漢江のほとりにある「輪中路」では約1600本の桜の木があります。

汝矣島・輪中路の花見風景
韓国のお花見スタイルは、散策!?
韓国では日本のお花見のように桜の下で宴会をしている姿は見かけませんが、桜の下をあるいて散歩する人や、すぐそばの漢江公園でシートを敷いて一休みしている人など様々です。
桜は日本の象徴だとして、解放後伐採されたといわれますが汝矣島の桜は、済州島原産の「王桜(왕벚나무、ワンポンナム)」とのこと。韓国の方もアイデンティティを傷つけることなく、楽しめる、ということになるのでしょうか。
原産の話はさておき、春の花を楽しむ、という点については日韓共通ではないかと思います。韓国に桜を見に行ってみたい、と思っていらっしゃる方に、桜の開花予想が発表のニュースをお伝えしました。
<2015年以降の桜情報>
2015年の桜開花情報
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吉村剛史(よしむら・たけし) 1986年生まれ。ライター、他。1年8ヵ月のソウル滞在経験のほか、韓国100市郡以上・江原道全18市郡を踏破するなど、自分の目で見聞きした話を中心に韓国関連情報を伝えている。2021年1月にパブリブより初の書籍『ソウル25区=東京23区』を出版。2022年に韓国語能力試験(TOPIK)6級、2級ファイナンシャル・プランニング技能士取得。 ※韓国に関する記事制作やその他のご依頼もご相談ください。お問い合わせ 筆者プロフィール