「るるぶ韓国・ソウル・釜山・済州島’15」
吉村剛史(トム・ハングル)
2014/03/15 改:2014/03/15
3月5日に「るるぶ韓国・ソウル・釜山・済州島’15」が発売されました。「るるぶ」は改めて言うまでもなく、日本屈指の旅行ガイドブック。韓国現地にいるときも、この雑誌を持って旅行している日本人をたくさん見かけました。
コスメ、エンタメ、韓国料理など幅広いジャンルで、女性らしいスタイルの印象を受けますが、幅広い層に支持され誰にでも受けいられるようなスタイル。おみやげや料理、お店の写真があちこちに散りばめられていて、パラパラとめくっているだけでもウキウキしてきますよね♪
「るるぶ韓国・ソウル・釜山・済州島’15」(JTBパブリッシング)
☆今号の注目は!?
今回、表紙に大きな文字で、どかんと乗っているのは、「韓国通52人のマル秘クチコミ大全集」。韓国にゆかりのある芸能人、俳優をはじめ、コーディネーター、ジャーナリスト、ライターの方など、あらゆる人がおすすめのお店やスポットを紹介しています。
そんななか私も「トム・ハングル」の名前で、ちゃっかり登場させていただいています!コメントしている52人のなかには
私が存じ上げている方のお名前も多く、ここで紹介したい気持ちも山々なのですが、詳しくは雑誌をお手にとってご覧いただけたらと思います。
☆トム・ハングルの視点
私が気になったのは、P.56の「厳選!プレミアムみやげ」というコーナー。今までも高級食材というのは紹介されてはいたと思うのですが、いつになく高価で、質の高さをウリにした食品が紹介されています。
日本円で、5000円相当する黒ゴマ油や、有機農栽培の雑穀、高級なパッケージに包まれた干しダラ、そして1500円ほどの瓶詰めテンジャン(韓国味噌)など、かなりの高価な品物が並んでいます。
韓国では近年、健康志向の高まりから、有機農やオーガニック食材を扱う店が増えたように思います。以前は高級な品物といえば、デパ地下に行く、というのが自然な流れだったように思います。
私が韓国にいた2012年ごろにも、そのような店が話題となっていたようで、今回「るるぶ」で取り上げられているお店もその頃のオープンなのです。
環境にやさしいという意味で「親環境(친환경、チヌァンギョン)」有機栽培という意味で、「有機農(유기농、ユギノン)」という言葉がキーワードになっています。おみやげとしても高級といえば高麗人参、贈答用の韓菓、お茶くらいのものでしたが、これが徐々に変わりつつあるのではないでしょうか。
☆トム・ハングルがおすすめする本のメリット
今回紹介した「るるぶ」の雑誌は、今週水曜日ごろに私の家に届いたのですが、その宛名を見ると・・・
「東京都○○市○○・・・」
「吉村トム 様」
実は配達の方も戸惑ったようです。たまたま家族が玄関先にいたので、確認して受け取ったそうですが
「よしむらトム さま・・・」
なんとこれで届くとは!いや、ちゃんと届くんです!本名を書いていないわけではないので、担当の方の遊び心でしょう!
そんな「るるぶ韓国・ソウル・釜山・済州島’15」は、現在発売中です。多くの人に受け入れられる雑誌だからこそ、わずか1000円弱という値段で楽しめる質の高い韓国旅行ガイドブック!
「るるぶ」をぜひご覧ください♪
るるぶ韓国・ソウル・釜山・済州島’15 (るるぶ情報版海外 998円 2014.3)
<評価表>※評価は主観的なものです。
お役立ち度 ★★★★★
マニアック度 ★★☆☆☆
ビジュアル度 ★★★★★
リアル度 ★★★★★
オモシロ度 ★★★★☆
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吉村剛史(よしむら・たけし) 1986年生まれ。ライター、他。1年8ヵ月のソウル滞在経験のほか、韓国100市郡以上・江原道全18市郡を踏破するなど、自分の目で見聞きした話を中心に韓国関連情報を伝えている。2021年1月にパブリブより初の書籍『ソウル25区=東京23区』を出版。2022年に韓国語能力試験(TOPIK)6級、2級ファイナンシャル・プランニング技能士取得。 ※韓国に関する記事制作やその他のご依頼もご相談ください。お問い合わせ 筆者プロフィール