モーテルに泊まってみよう
吉村剛史(トム・ハングル)
2010/08/22 改:2019/08/03
日本でモーテルといえば、”ラブホ”というイメージがありますが、
韓国では男2人で宿泊するのもふつうのことだとか。
ただ、語源は”Moter Hotel”で、
車で移動する人のための宿泊施設ですから、
その意味では日本が特殊なのかもしれません。
光州駅周辺で
このブログのメインテーマである”おひとりさま旅”では、
モーテルは重宝する施設でもあります。
ふらっと地方に繰り出しても泊まるところには困りません。
日本でいう逆さクラゲの温泉マークは모텔(モーテル)のしるし。
バスターミナル、駅、港周辺にはモーテルが点在しています。
最大のメリットは何といってもホテルに比べて値段が安い!
30000ウォン~40000ウォン程度で泊まれます。
モーテルにもよりますが、部屋もそこそこきれいだったりします。
けれども時にはちょっと清掃が行き届いてないところも…。
そこは少し目をつぶれば問題ない程度でしょう。
しかし、日本人から見て最大の難点は何といっても入りにくさ。
お城の形をしていて、駐車場に目隠しがされていれば
見た目は完全に”ラブホ”です。
お城の形をしています(光州駅周辺で)
ネオンに輝く晋州・南河沿いのモーテル街
内装もさまざまですが、なかにはどちらにも利用できそうなところも。
このモーテルではシャワールームが花柄でドアが透明!
部屋もきれいなのでおすすめ。楽天トラベルで評価が高いです。
ソウル・鍾路5街のアミガモーテル
どのモーテルも値段にしてはアメニティが充実。
冷水機があり、冷蔵庫にジュースなどがサービスで入っていたり…。
なかには無線LANが使えるところもあったりします。
冬はとっても暖かい。
オンドルといわれる床暖房でぽっかぽか。
なんとベッドにも暖房が!
全羅北道・高敞バスターミナル周辺のモーテル
日本人からするとちょっと敬遠しようか、と思う”ラブホ風”のモーテル。
最初は入りづらいかもしれませんが、慣れてくると結構心地よいです!
ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
- 韓国旅行に役立ちそうならシェア→

吉村剛史(よしむら・たけし) 1986年生まれ。ライター、他。1年8ヵ月のソウル滞在経験のほか、韓国100市郡以上・江原道全18市郡を踏破するなど、自分の目で見聞きした話を中心に韓国関連情報を伝えている。2021年1月にパブリブより初の書籍『ソウル25区=東京23区』を出版。2022年に韓国語能力試験(TOPIK)6級、2級ファイナンシャル・プランニング技能士取得。 ※韓国に関する記事制作やその他のご依頼もご相談ください。お問い合わせ 筆者プロフィール