韓国行き航空機MERSで減便、済州便は観光客減で。
吉村剛史(トム・ハングル)
2015/06/25 改:2016/07/06
韓国行きの航空機が、MERS(マーズ)のために減便、というニュースが相次いで発表されています。東京(羽田、成田)~ソウルの主要路線をはじめ、地方空港の路線も運休が決まっています。一方、済州便は観光客減により、日本便を秋から完全運休することを決めています。
成田、羽田および地方空港の韓国路線減便・休止相次ぐ
大韓航空およびアシアナ航空は、東京~ソウルの減便、および地方空港~仁川路線の運行休止などを決めています。MERS(マーズ)による観光客減から大幅な運行削減が行われており、韓国を訪れようとしている方やすでに予約が済んでいる方はご注意ください。
減便の詳細を詳しく知りたい方は、交通メディアTraicy(トライシー)が報じておりますので、そちらをご覧ください。参考:大韓航空の減便、運休、アシアナ航空の減便、運休(Traicy)
済州路線は冬ダイヤ運休へ
一方、日本からの済州路線は、10月末の冬ダイヤへの改正から完全に運休になります。現在、大韓航空が成田および大阪からの済州便を運航していますが、日本からの観光客減の影響で休止されます。参考:聯合ニュース
MERS(マーズ)の影響および、済州島への観光客減による減便の状況をお伝えしました。特にMERS(マーズ)の件は、不可抗力によるもので、どうしようもありませんが、とにかく収束を祈るしかありません。
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吉村剛史(よしむら・たけし) 1986年生まれ。ライター、他。1年8ヵ月のソウル滞在経験のほか、韓国100市郡以上・江原道全18市郡を踏破するなど、自分の目で見聞きした話を中心に韓国関連情報を伝えている。2021年1月にパブリブより初の書籍『ソウル25区=東京23区』を出版。2022年に韓国語能力試験(TOPIK)6級、2級ファイナンシャル・プランニング技能士取得。 ※韓国に関する記事制作やその他のご依頼もご相談ください。お問い合わせ 筆者プロフィール