LCC韓国路線の2015年夏ダイヤをチェック!
 2015/03/25 吉村剛史(トム・ハングル)

2015年3月29日から10月24日まで飛行機が夏ダイヤで運行されます。日本と韓国を行き来する旅行者にとっては、LCC(格安航空会社)の動向も気になるところ。

LCCの日韓路線は済州航空が2009年に初めて就航して以来、これまでイースター航空、エアプサン、ジンエア、ピーチアビエーション、ティーウェイ航空、バニラエア(順不同)が運行されてきました。この春、動きがあったのでここでまとめておくことにします。

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成田―仁川のバニラエアが運休

今回のダイヤ改正により、2014年3月1日に就航した成田-仁川路線のバニラエアが運休が決定。昨年の夏ダイヤでは、成田を午前出発、ソウルを夕方出発、というスケジュールで運行されていたため、日本出発の場合、韓国で日中の時間を有効に使えるというメリットがありました。

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トラベルビジョン(Travel vision)の記事では、搭乗率は好調だったが価格競争に陥ったことが運休の理由だと伝えています。昨年、キャンペーン価格では、3,900円という価格で販売されたこともあり、恩恵をこうむった方も多いはず。ですが、運休となると旅行者にとっては少々残念なところ。参考記事:トラベルビジョン

成田―仁川のLCCは、今回の改正以降、イースター航空と済州航空の2社となります。ちなみに成田-釜山路線はエアプサンが引き続き運行されます。

時間の限られた旅行者にとって、最も大切なのは時間帯。イースター航空は成田11:50発→仁川14:35着、仁川07:55発→成田10:30。済州航空は成田11:50→仁川14:30、仁川08:30→成田10:55。

どちらも韓国出発の便は、かなり早い時間の出発となります。

羽田-釜山、LCCチャーター便運行

大手新聞各社によると、4月から6月にかけて羽田-釜山便のエアプサンのチャーター便が週2便、運行されることが決まりました。エアプサンは去る2月、チャーター便を試験的に運行したばかり。往復1万5000円の価格で販売されましたが、今回は2万円から、とのこと。羽田のLCC就航は、この一連の動きがはじめてとなります。

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昨年、Twitter(@tomhangeul)で取り上げましたが、江原道知事は平昌冬季オリンピックに向けて、羽田-襄陽(ヤンヤン)路線の就航を実現したい、という旨の発言をしています。

襄陽空港の路線は、需要を考えると難易度が非常に高いようにも思えますが、まずはこの釜山路線の動向を見守りたいところです。

大阪(関西)-大邱、ティーウェイ航空就航

最近、円安の恩恵をこうむる韓国人の観光客の人気の旅行先は、大阪だといわれています。「東京よりも大阪」です。各社が関空路線へ力を入れています。

ニュースとして最も注目に値するのは、ティーウェイ航空が3月30日に関西~大邱路線が就航すること。月・水・金は1往復、日曜日に2往復となっているそうです。さらに同日には釜山-関西のエアプサンが週4便に増便されることが決まっています。

関西国際空港もLCCの就航が活発化しています。

アジアの自治体と観光客の取り合いに!?

LCCの就航の活発化は両国の観光客にとって大きなメリットとなります。けれども地方自治体としてはアジア全体で観光客の奪い合いが激化する、ということにもなるわけです。

やはりこれからは自治体や受け入れ側の広報が、今にもまして重要になってくるに違いありません。日本の地方自治体も観光客誘致により力を入れなければなりません。

LCCの時代が到来し、およそ5年が経過。これからさらに浸透していき、ソウルや釜山はもちろん、地方へのアクセスもきっと便利になるはずです。

トム・ハングルの韓国旅行ひとこと
航空券の購入に便利なのは「Skyscanner(スカイスキャナー)」というサイト。様々な旅行代理店で取り扱っている航空券を一括検索することができます。

日程や出発地、行先を入力すると、時間も料金も航空会社(LCC含む)もすべて一挙に確認することができるので、とても重宝しています。まだご存じない方いらっしゃったらぜひ使ってみてください!



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トム・ハングル(吉村剛史)
吉村剛史(よしむら・たけし) 1986年生まれ。韓国旅行・地方旅の総合発信者。2012年に韓国文化誌『スッカラ』でデビュー、その後韓国旅行、語学Webの編集・ライターを経て、講座、トークイベントでの発信も。これまで韓国100市郡以上を踏破。平昌五輪開催の江原道公式ブログにも寄稿中。プロフィールお問い合わせ


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