韓国地方へのシャトルバス、Kトラベルバス運行開始!
 2015/12/20 吉村剛史(トム・ハングル)

韓国地方への有料シャトルバス、Kトラベルバス(KTRAVEL BUS)が運行開始されました。日帰りまたは1泊2日で韓国の地方を周遊するツアーシャトルバスです。

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※バスの写真はイメージです。

2016年2月までの試験的な運行を経て、3月から本格的に運営が開始されます。料金は2名1室基準で170米ドル~180ドル(江原道のみ日帰り5ドル)、江原道、忠清圏、慶尚北道、全羅南道への4コース(後述の理由から、実質3コース)で、拡充も予定されています。

現地でバスや電車を乗り継ぐのも旅のひとつ。しかし、ツアーバスを利用することによって、より効率的に旅が楽しめます。もし韓国の地方を旅される際には検討されてみてはいかがでしょうか。

Kトラベルバスは、1泊2日のプランが基本!

韓国は地方へ観光客を送り込もうと尽力しているわけですが、その一環として2015年以降は有料シャトルバス、ツアーバスの運行を増やしました。

2015年前半には日本の大手旅行会社H.I.SやJTBのオプショナルツアーにも地方へのバスが組み込まれるなど、日本人にとっても利用しやすいプランが登場したのです。参考:韓国地方へのツアーシャトルバス続々登場!

そして今回、2015年冬には財団法人韓国訪問委員会がKトラベルバスを運行開始。過去には同委員会(旧・韓国訪問の年委員会)による、K-shuttle(運行終了)の4泊5日(途中乗り降り可能)の周遊プランがありました。

しかし今回のKトラベルバスは、ソウル発の日帰り、または1泊2日と設定することで、短期の観光客が利用しやすくなったのです。

コースをチェックしてみよう!

●江原道(5米ドル、日帰り)
江原道は冬のお祭りへの運行です。2016年1月31日まで。詳しくは江原道のお祭りへのシャトルバス運行!をご覧ください。

●忠清圏(170米ドル)
ソウル → 扶余 → 公州 → 大田→ 世宗 → 清州 → ソウル

忠清圏は、忠清北道、忠清南道(旧忠清道)地域を巡るツアーです。最も目玉となるのが百済の古都であり、2015年にユネスコ世界遺産にも登録された扶余・公州でしょうか。

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公州・公山城

さらに旧動物園から生まれ変わった大田O-World、様々なドラマのロケ地にもなった世宗市の庭園ベアツリーパーク。

名物製菓店(パン屋)の聖心堂が近くにある繁華街、銀杏(ウネン)路。清州では韓国大統領の別荘地である青南台のほか、清州ソンアンキルなど。

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大田・銀杏路の夕景

ざっと観光地を見たところ世界遺産以外は、歴史・政治に加え、庭園・遊園地、ショッピングという盛りだくさんな印象。地元随一の繁華街2つを含んでいて、ショッピングが可能という特徴もあります。このコースをツアーを利用せず、個人で回るのは結構大変そうです。

●慶尚北道(180米ドル)
ソウル → 醴泉 → 安東 → 聞慶 → ソウル

慶尚北道のコースで、注目すべきなのは体験が多い点でしょうか。これは楽しそうですね、

醴泉のアーチェリー体験、安東では韓紙づくり体験、聞慶では観光射撃、レールバイクなど。そして世界遺産の安東河回村や安東ダムの月映橋、そして聞慶セジェドラマ撮影所といったコース設定。

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安東・河回村

なかなか一人旅では「体験」をしたりすることは、あまりないかもしれませんが、ツアー参加者メンバーでエキサイティングな時間を共有できる、というのはなかなかの魅力がありますね。

●全羅南道(180米ドル)
ソウル→ 潭陽→ 谷城 → 麗水→ 順天→ ソウル

全羅南道は、全羅南道屈指の観光名所が並んでいます。これは全羅南道オールスターズとも言わんばかりのラインナップ。

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竹緑苑

潭陽のメタコセイア並木、竹緑苑、そして谷城の汽車村、麗水のエキスポ公園や梧桐島、順天の順天湾という見どころ満載のスポットです。

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麗水エキスポ公園

個人でも回れる場所が多いのですが、ソウルから正直遠いので訪れるのにエネルギーが要ります。このようなところにツアーとして行ける、というのもまた魅力です。

Kトラベルバス、料金や注意点は?

料金は2名1室基準で170~180米ドル、日本円に換算した場合、20,400円~21,600円となります。1人だと60米ドルまたは80米ドルの追加料金(7,200~9,600円)がかかります。現地での入場料や体験費用はすべて込みとなっています。

注意点として15名以上の申し込みで催行される、ということもチェックしておかなければならない点です。

予約申し込みはKTRAVELBUSのサイトからどうぞ。Kトラベルバス申込み

ソウルで前後1泊ずつが必要、そして出発場所は?

出発場所は、これまで数々のシャトルバスが発着してきた、ソウル・光化門の東和免税店横にいずれも朝8時集合。日本から旅行するならば、ソウル1泊、ツアー1泊、ソウル1泊、という合計3泊4日のプランとなるでしょう。

飛行機に加え、ソウルでの滞在先を確保しておいてから、ツアーに参加する、ということになります。飛行機のみを確保するならば、私はスカイスキャナーで安い飛行機を調べたりもします。また飛行機とホテルがセットになった商品もよいかもしれません。

韓国地方旅行をしてみたいけれど、自分で予約をしたり、手配するのはわずらわしい、という方やツアーで行ってみたい、という方には最適のツアーかもしれません。

Kトラベルバス(KTRAVELBUS)
公式サイト:http://www.k-travelbus.com/jp/

トム・ハングルの韓国旅行ひとこと
Kトラベルバスのコース設定を見ると、その地方屈指の観光スポットが並んでいることに、ひとりワクワクしてしまいました。

ひとりで電車やバスを乗り継ぐのも楽しいですが、ツアーだけに良いとこ取りができます。他の旅行者、外国人と友達になれるかもしれませんし、他の参加者たちと楽しい時間を共にできるというのもツアーバスのメリットです。



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トム・ハングル(吉村剛史)
吉村剛史(よしむら・たけし) 1986年生まれ。韓国旅行・地方旅の総合発信者。2012年に韓国文化誌『スッカラ』でデビュー、その後韓国旅行、語学Webの編集・ライターを経て、講座、トークイベントでの発信も。これまで韓国100市郡以上を踏破。平昌五輪開催の江原道公式ブログにも寄稿中。プロフィールお問い合わせ


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