カカオパンが2014年第3四半期に大流行した件!
 2014/11/09 吉村剛史(トム・ハングル)

今年(2014)年の初夏から夏ごろにかけて韓国で大ヒットした商品といえば、「セルカ棒(셀카봉)」。日本では「自撮り棒、セルフィー棒」とよばれています。

スマートフォンのカメラが普及するなかで、他の人にシャッター押しをお願いすることなく、自力でじぶんを含めた仲間たちと撮影ができることで爆発的にヒットしたようです。参考:セルカ棒の記事(拙著)

そして今年7月から大ヒットしたのが「カカオパン(카카오빵」)。日本で大きなシェアを獲得してるLINE(ライン)のような、メッセンジャーアプリケーション「カカオトーク(카카오톡、kakao talk)」。そのカカオトークのスタンプキャラクターをパッケージにしたパンです。

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「パッケージの見た目が可愛い」「パンにステッカーが封入されている」ということなどがヒットの秘密のようで、7月発売当初の販売量が1日5万個、9月時点で1日15万個を売り上げるほどの人気だったとのだそう。20代~30代の女性に爆発的な人気を集めたそうです。ステッカーは全40種類とのこと。情報元:MK News

カカオトークのスタンプは、なかなかのキュートで、私も感情表現を表すときによく使っています。私が個人的に最も使うのが、目をキラキラさせたキャラクター(アピーチ)と、ワニを溺愛して抱きしめているスタンプ(ムジとコン)です。

しかし男性の私がこれらを使うと誤解を受けることが多いのですが、心のなかでワクワクしたり、キラキラした感情を表すときに代弁してくれるようで、結構気に入っています。

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そんなカカオトークのパンを先日、韓国に出かけたときに買って朝食にしました。値段は一つ1,200ウォン。栗の実のペスチュリと、チョコレートケーキのブラウニー。パンの質は食べてみてからご判断していただきたいですが、やはりシールが入っているとなると、ワクワクします。

シールはパンのなかにむき出しで入ってるのではなく、小さな紙の包装のなかに入っています。あける瞬間、どのキャラクターが入っているのか、と考えると気持ちが昂ります。たぶんコレクションしている人にとっては、手にとってから開封する時間がいちばんドキドキする時間でしょう。

「えいっ!」

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※シールは1つのパンに1つです。

開いてみると出てきたのはこのキャラクターです。アピーチがハートの目をしているタイプ。もう一つ買ったパンにはチューブがよだれを垂らして寝ているタイプです。私にとっては前者のほうは、ニアミス。3~5番目くらいに気に入っているキャラクターですから。でもお気に入りのタイプであることは間違いありません!

政治的なニュースを一つお伝えすると、朴政権は大統領の悪口に対する言論統制を進めており、メッセンジャーやメールの検閲を行う、ということが話題になり、Telegram(テレグラム)に乗り換える人も出てきたとのこと。ニュース参考:ハンギョレ新聞

しかし国民的アプリの普及の流れには逆らえないような気がするので、今後もカカオトークが使われるのではないかと私は思います。爆発的人気を誇った「カカオパン」は、流行という一過性の要素も強いかもしれませんが、今後の売れ行きがとても気になるところです。

≪製品情報≫
商品名:カカオパン(카카오빵)
価格:1,200ウォン
発売元:samlip(三立)
企業URL: http://www.samlipgf.co.kr/(韓国語)

トム・ハングルの韓国旅行ひとこと
・LINEスタンプのパンが登場することはあるでしょうか?(期待を込めて)
・最近の日韓の小学生は何かコレクション趣味があるのでしょうか?
・私(86年生まれ)の世代は、ドラゴンボールカードやポケモンカードでした(笑)



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トム・ハングル(吉村剛史)
吉村剛史(よしむら・たけし) 1986年生まれ。2012年に韓国文化誌『スッカラ』でデビュー、その後韓国旅行、語学Webの編集・ライターを経て、文化センター講座、トークイベントでの発信も。1年8ヵ月のソウル滞在経験のほか、韓国100市郡以上を踏破。海外の常識をレポートする『海外ZINE』の韓国担当ライター、平昌オリンピック開催地の『江原道公式ブログ』にも連続寄稿中。プロフィール・お問い合わせ


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