曽坪自転車公園(증평자전거공원)~SNS映えで話題!カラフルな建物でいっぱいのあの場所とは? | 韓国&韓国旅行 | トム・ハングル

SNS映えで話題!カラフルな建物でいっぱいの曽坪自転車公園とは!?
 2018/07/21 吉村剛史(トム・ハングル)

写真投稿SNSの「インスタグラム(Instagram)」の普及により、ここ数年間はキラキラとした「フォトジェニック」なスポットが世界的に注目されてきました。

とくに韓国はカフェや街中など「どこもかしこもインスタ映え」といって、日本の10代~20代向けのメディアでもそのようなスポットが紹介されてきました。

そのなかでも、ひそかにネット上で話題になっていた場所が「曽坪自転車公園(증평자전거공원)」。忠清北道・曽坪(증평)という滅多に聞くことのないザ・田舎な場所なのですが、カラフルなミニチュアに注目が集まっていました。


[曽坪自転車公園]

ですが「実際にこの場所に行った」と書いている人は昨年(2017年)春時点ではほとんどおらず、まとめサイトで写真がアップされていた程度。

実際2018年夏現在になると、ちらほらアップしている人がいるかな、といった状況です。韓国の地方マニアとしてはこのような形で「忠清北道・曽坪」が注目されるとは思いもよらなかったのですが、2017年春に訪れたので、今になってこの場で紹介することにしました。

そもそも曽坪ってどんな場所?~曽坪自転車公園の行き方

曽坪は忠清北道にある郡で、人口は約3万8000人。忠清北道の道庁所在地である清州(청주)市とも隣接しており、清州空港からも比較的近い場所に位置しています。

東ソウルバスターミナルまたは、江南の高速ターミナル(セントラルシティー)から約1時間30分(※東ソウルターミナルからのほうが本数は多い)です。

しかし曽坪といっても、近隣地域に住んでいたとか、親戚がいる、などといった理由でない限り、韓国人でも今一つピンと来ない場所ではないかと思います。高麗人参の産地で秋にお祭りが開かれますし、高麗人参畑もちらほらと見かけました。ですが高麗人参はこの曽坪に限ったものではなく、周辺地域でも収穫されます。


[曽坪郡と自転車公園の地図]

曽坪バスターミナルに到着したら、市外バスターミナルの近くにある曽坪郵便局前から市内バスに乗車。街の中心部から離れ、地方の川沿いの一本道をバスが走っていきます。市内中心部からは約3キロ。約15分ほどで南下2里(남하2리)停留所に到着してすぐのところにあります。

行くこと自体はあまり難しくはないのですが、わざわざ写真を撮るためにソウルから行くか?と疑問に思うような場所でもあって、正直ここまで行くことに自体に骨が折れます。


[曽坪自転車公園の入口]

曽坪自転車公園は、なんのための施設?

このフォトジェニックのスポットの名前は、曽坪自転車公園ではありますが、公園の前には「子ども自転車安全教育場(어린이자전거안전교육장)」という建物があります。

そう、ここは子どもに自転車の安全教育をする施設なのです。子どもたちの年齢などにあわせて講義が行われ、自転車を走らせて実践します。曽坪郡が運営しており、近隣の市郡からも子どもたちが訪れるのだとか。


[曽坪自転車公園はまさに教習所]

インスタグラムのフォトジェニックな自撮り写真だけを見るとわかりにくいとは思いますが、曽坪自転車公園は教習所のようになっています。建物だけではなく、信号があり、踏切があり、標識もついています。このように交通ルールを覚えながら自転車に乗れるというわけです。

なんといっても街を再現したカラフルな建物が子どもにも受け入れられたようですが、これがフォトジェニックなスポットとして注目され、20代の若い女性にも人気が出たようです。

原色っぽい鮮やかさが好まれる韓国で、淡く明るい色に仕上げていることは、子どもたちに親しみやすくするためでしょう。しかしここまで派手な色にすることが韓国らしいなと、と思いました。

実際に訪れた時、韓国に来ている留学生と思われる女子数人組のグループがタクシーでやってきて、パシャパシャと写真を撮っていました。タクシー運転士はその場で待機していたことからすると、比較的遠いところから乗ってきたのかもしれません。

写真を撮るためだけに、ソウルから2時間かけて来れるか?

こんなカラフルでミニチュアな建物を見るや、「行ってみたい」と思う方もいらっしゃると思います。しかしもともと観光地ではありませんし、ここで写真を撮るためだけに「ソウルから2時間かけて訪れるか?」というところ。

どうしても、という方はぜひチャレンジを!もし写真を撮ることにこだわるなら、ここを訪れた帰りに清州市内まで約1時間かけて行き、ドラマ『製パン王キムタック』や『カインとアベル』などのロケ地にもなった「スアムゴル(수암골)」を訪れてみてもよいかもしれません。

とにかくガッツのある方は、ネタにはなるはずですので一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?



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トム・ハングル(吉村剛史)

吉村剛史(よしむら・たけし) 1986年生まれ。ライター、他。2012年に韓国文化誌『スッカラ』でデビューし、同年中央日報に掲載される。これまで文化センター講座、トークイベントでの発信も。1年8ヵ月のソウル滞在経験のほか、韓国100市郡以上を踏破するなど、実際に自分の目で見聞きした韓国を伝えている。海外文化を伝える『海外ZINE』(トラベロコ)の韓国担当ライター、2018年2月号『散歩の達人』第2特集の取材・文を担当。同6月から韓国水産食品(K-FISH)広報サポーターズ。プロフィール・お問い合わせ






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