茨城空港は首都圏第3の空港!?~茨城からソウル(仁川)へ旅立とう | 韓国&韓国旅行 | トム・ハングル

首都圏第3の国際空港・茨城空港がお得!?~茨城からソウルへ旅立とう
 2018/10/22 吉村剛史(トム・ハングル)

東京都心や横浜から国際空港を利用する場合、羽田空港を利用するのが最も便利でしょう。しかし羽田発は成田発よりも航空券が高くなる傾向にあり、羽田が便利だと思いつつも、安さを求める場合は成田のチケットを選ぶことになります。

そんななか、茨城空港もひとつの選択肢になり得るのでは、と思えるようになってきました。LCC全盛で訪日観光客が増えるなか、韓国、中国、台湾との便が続々就航しており、「首都圏第3の空港」に近づいてきたのではないかと思えるほどです。

茨城空港を訪れてみるとチェックインカウンターが少なかったりと、実際のキャパシティは大きくありません。そのため、今後もそれほど多くの便が就航することはないでしょう。

そのため実際に利用するのは、成田―仁川が高額になるときや、時間が合わない場合に茨城空港を選択肢のひとつに加えてみることではないでしょうか。茨城発、仁川発、といった片道の利用も決して悪くはないでしょう。

2018年10月現在、茨城-ソウル(仁川)路線は週3便(火、木、日)で、イースター航空が就航しています。
茨城発17:10 仁川着19:25 (ZE682)
仁川発14:00 茨城着16:10 (ZE681)
※時間は出発日によって異なる場合あり

また国際線は上海(水曜日以外毎日)、台北(日・木)への路線があります。茨城県内にお住まいの方など、空港の近くに住んでいらっしゃる方は積極的に利用していただきたいと思います。

軍用空港でもある茨城空港

かねてより首都圏には第三空港の構想があり、90年代から協議されていたようですが、その構想は実現されることなく今に至ります。それとは別にこれまで軍用空港として使われていた百里飛行場を2010年から官民両用空港として使用するようになったのです。

実際に訪れてみると、茨城空港の入口付近には軍用機が展示されていますし、展望デッキから滑走路を眺めてみると、軍用機が飛び立つ姿も見られます。空港付近は交通量もさほど多くなく、鳥や虫の鳴き声が聞こえるなど、とてものどかな雰囲気です。

空港使用料、茨城空港はなんと破格の500円!

茨城空港を利用するメリットのひとつは空港使用料が安いこと。空港使用料は、出発空港に納めるお金。航空券を購入時に航空券の総額に含まれているため、空港使用料を意識して航空券を買う人はほとんどおらず、これを考慮することはあまりないのではないでしょうか。

しかしLCCが普及した今、航空券をセール価格で購入した場合、この空港使用料が総額を左右してくるといっても過言ではありません。そこで各空港の使用料を見ていきましょう。

●首都圏空港の使用料

空港 使用料
羽田空港 2,570円(乗継ぎは別料金:1,280円)
成田空港 大人:2,610円(第1,2)、1,540円(第3)
茨城空港 500円

※成田空港は大人基準

なんと茨城空港の空港使用料は500円!出発時だけでも利用すれば、この価格の恩恵をこうむることができます。

茨城空港までのアクセスは?東京駅からなんと500円!

●安さと利便性は?
まずは空港までのアクセスを考えてみたいと思います。鉄道やバス等を利用して茨城空港までアクセスした利用する場合、近隣の方はよいですが、東京・埼玉からは成田空港よりも高くなってしまうことが多いのではないでしょうか。そのような場合、茨城空港をわざわざ利用するメリットはありません。

しかし東京駅発着の茨城空港を結ぶバスが関東鉄道から出ています。このバスは基本的には事前予約制。飛行機の利用がない場合は1200円ですが、茨城空港を利用したということがわかる搭乗券(または搭乗したことを証明できるEチケットやパスポートのスタンプ等)を提示すれば、500円となります。

所要時間は東京駅からは通常の場合、1時間40分。茨城空港発は渋滞も考慮され、定時では2時間30分となっています(交通状況により異なり、短くなる場合もあります)。

●東京駅~羽田・成田空港間の移動時間・運賃

空港 所要時間 運賃
羽田空港 約30分 580円(JR・京急)
成田空港 約1時間~1時間10分 900円(東京シャトル)
茨城空港 約1時間40分(帰りは2時間以上の場合あり) 500円(※航空機利用時、関東鉄道)

東京駅からの料金は、航空機を利用する場合はなんと500円。これは破格です!

東京駅・茨城空港間バスの予約は、関東鉄道高速バス予約ページからお願いします。

【乗車場所】
東京駅八重洲南口3番バス停

バスの車内にはWifiおよびコンセント完備。さらには車内にはトイレも設置されているなど、空港バスとしては万全の体制。そして料金の支払いは交通系電子マネー(PASMO、Suica)が使用可能です。

茨城空港の施設は?小さいながらも充実

空港内にはコンビニのほか、地元食材を使ったレストランやカフェがあるほか、茨城県の特産品販売店、日本や海外のお土産、医薬品を買えるお店などがあり、小さいながらも比較的充実しています。そのため他の空港に劣らず、不便を感じません。

詳しくは茨城空港ホームページをご覧ください。

手荷物検査、出国審査を終えたあとの待合室は比較的狭いのがネック。日本のみやげ品を購入できる免税店がひとつありますがそれ以外は目立ったものはありません。飲料の自動販売機があるのみ。早く保安検査を終えてしまいそうな場合は、暇つぶしの道具を用意しておくことをおすすめします(充電も不可。)

小さめで搭乗までに時間がかからず、出発前に疲れを感じることは少ない、という点はメリットだといえるのではないでしょうか。

搭乗の際は飛行機が待つ場所まで歩き、タラップで乗降します。とはいえ、雨の日でも濡れないように屋根を付けてくれるので、その点のサービスはしっかりしています。

飛行機の前に立って乗降客を見守る整備担当の方、空港職員の方の姿がキラリと光るように思えて、地方空港ならではのすがすがしさが感じられるのが、茨城空港の良いところ。もう一度利用したい空港です。



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トム・ハングル(吉村剛史)

吉村剛史(よしむら・たけし) 1986年生まれ。ライター、他。2012年に韓国文化誌『スッカラ』でデビューし、同年中央日報に掲載される。これまで文化センター講座、トークイベントでの発信も。1年8ヵ月のソウル滞在経験のほか、韓国100市郡以上を踏破するなど、実際に自分の目で見聞きした韓国を伝えている。海外文化を伝える『海外ZINE』(トラベロコ)の韓国担当ライター、2018年2月号『散歩の達人』第2特集の取材・文を担当。同6月から韓国水産食品(K-FISH)広報サポーターズ。プロフィール・お問い合わせ






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