ソウル・江南の紅参カフェ’CAFE-G’へ
 2014/07/18 吉村剛史(トム・ハングル)

韓国人参公社が今年4月ごろ、江南(カンナム)区・大峙洞に、紅参カフェをオープン。紅参カフェが気になって、足を運びました。地下鉄3号線大峙駅から徒歩約10分ほどのところにあります。一般の観光客にとっては、わざわざ行こうとしなければ行かないようなところにあります。

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韓国ではここ数年、健康志向が高まっていて、スーパーに行くと「ウェルビーン(ウェルビーイング)」「有機農」「無農薬」という言葉が書かれているのをよく見かけます。そういう食品を集めたオーガニックのコーナーも、あちこちにあるのです。

高麗人参、若い世代の反応は?
数年前、韓国人の友人と伝統茶を飲みに行ったとき、私はあえて「人参茶」を注文してみました。周りからどんな反応が出たか、というと「おじいさんがよく飲むイメージがある」と言われたのです。高麗人参は体によいもの、というのはみなわかっています。ですが、そのようなイメージがつくと若い世代には敬遠されがちです。

しかし、マッコリも数年前までは「古臭いお酒」「おじいさんが飲むお酒」というイメージがあったわけですから、人参茶だってきっと受け入れるはず。いわゆる「ロングセラー」はその時代に合わせて、「カッコイイ」「おしゃれ」なイメージにしていけば、もっと親しまれるものになるはずです。

KGC인삼공사는 ‘CAFE-G’가 홍삼이 익숙한 40~50대의 고객들에게는 ‘홍삼의 생활화’에 기여하는 한편 홍삼이 낯선 20~30대에는 ‘홍삼의 체험’ 기회를 제공할 것으로 예상된다.(デイリアン・韓国語 記事原文

訳:KGC人参公社は‘CAFE-G’が紅参に親しむ40~50代の顧客たちは、「紅参の生活化」に寄与する反面、紅参に慣れ親しんでいない20~30代には「紅参の体験」の機会を提供することとして予想される。

紅参カフェをオープンした意図というのは、韓国人にとって身近な「カフェ」で提供することで、高麗人参や紅参をより親しみやすいものにしよう、ということなのでしょう。韓国人はコーヒー好きな人が多いということだけでなく、おしゃべり好きが多いためにカフェが流行る、という人もいますからね。そのまえに高麗人参について、ちょっとおさらい。

高麗人参と紅参
高麗人参といえば古くから韓国の特産品。サポニンが多く含まれていて、免疫力を高めたり血行をよくする効果があるのだそう。実際には「薬」なので、体に熱を持つ体質の人には合わなかったり、副作用が起きることもあります。一方、紅参(ホンサム)は高麗人参を蒸して乾燥させたもので、生の高麗人参よりサポニンが増加し、副作用も減少するのです。

さて、早速カフェに入ってみました。外観は上のとおり、新しいカフェとして、江南の町にいかにも溶け込めそうな外観をしています。これが、Cafe-Gです。

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さて、店に入って注文します
店内に入って注文。メニューはハングルで書かれていますが、左側にハングルで書かれているのがコーヒー類。紅参アメリカーの3,900ウォン、紅参カフェラテ4,400ウォン、紅参カフェモカ4,900ウォンなど。紅参が入っていないものもあります。そして英語で書かれているのはお茶類。G Korean Green tea 5,500ウォンなど。しかし、今思うと何でお茶だけ英語なの?

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店員さんにどれがおすすめか聞いてみたら、「高麗ニンジンの味が好きなんですか?それならこちらですね。」と言われ、注文したのはプレミアム人参茶8,000ウォン。「これを入れるんですよ」と、袋詰めでパウチされた紅参エキスを見せてくれました。

コスメブロガー・ジャヨンミさんのブログを見ると、カプチーノを注文されたそうで「ほんのり紅参を感じました」と書かれていますが、やはり本当に人参の味がお好きな方は、私が注文したのと同じ「プレミアム人参茶」が良いかと思います。(→記事はこちら

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せっかくなのでマカロン(2,300ウォン)も購入。人参茶と一緒にいただきます。表面にはカプチーノのように泡が浮いています。飲んでみると人参茶の味というよりも、紅参エキスの風味を感じることができた。カフェで飲み、マカロンを食べたり、こんなふうに西洋風に味わうと、ちょっとおしゃれな感じがしてきますね。

紅参カフェ’CAFE-G’の地図

住所:ソウル特別市江南区道谷路422(大峙洞)

トム・ハングルの韓国旅行ひとこと
・昼にマッコリを飲んだ夕方、虚ろな気分で訪れたので取材もそこそこに終わりました。
・おじいさんのイメージがある(?)人参茶の「カッコいい」未来に期待!
・高麗人参の味をしっかり感じてこその紅参カフェだと、私は思います。



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トム・ハングル(吉村剛史)
吉村剛史(よしむら・たけし) 1986年生まれ。31歳。2012年に韓国文化誌『スッカラ』でデビュー、その後韓国旅行、語学Webの編集・ライターを経て、文化センター講座、トークイベントでの発信も。1年8ヵ月のソウル滞在経験のほか、韓国100市郡以上を踏破するなど、地方にも関心が高い。平昌五輪開催の江原道公式ブログにも寄稿中。プロフィールお問い合わせ


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