江原道のお祭りへシャトルバス運行!
吉村剛史(トム・ハングル)
2014/04/16 改:2016/08/03
江原道のお祭りへシャトルバスが運行されています。当初は2013年12月から2014年2月までの冬シーズンに運行されたものでしたが、その後お祭り期間にあわせて継続され、2016年1月まで継続運行しています。
料金は5,000ウォンまたは5ドル。自力で訪れると、片道1万ウォン程度かかるため、破格の設定となっています。これを機会に利用されてみてはいかがでしょうか。
※以下の記事は2014年~2015年のものですが、申込みページへのリンクは同一です。
予約は記事の最下部のリンクからどうぞ。
華川ヤマメ祭りの記事はこちら→凍り付く冬の田舎まちの熱い祭典~華川ヤマメ祭り
●江原道シャトルバス運行決定!
江原道は2013年12月~2014年2月にかけて、冬のお祭りへのシャトルバスを運行しましたが、それに続く決定となり、江原道へのさらなる外国人の誘致が見込まれます。
今回の運行は5月2日の麟蹄(インジェ)郡ファンテ祭りへの運行を皮切りに、5月中には楊口(ヤング)郡のオタカラコウ祭り、江陵市の江陵端午祭への運行を予定しています。
・お祭り開催予定
- 5月 2日~5月 6日 麟蹄(インジェ)ファンテ祭り
- 5月16日~5月18日 楊口(ヤング)オタカラコウ祭り
- 5月31日~6月 6日 江陵(カンヌン)端午祭
- 8月 1日~8月 2日 楊口(ヤング)おへそ祭り
- 8月 8日~8月10日 束草(ソクチョ)大韓民国音楽大饗宴
- 9月 5日~9月13日 平昌(ピョンチャン)孝石文化祭 (秋夕は運休)
- 9月14日~9月28日 鉄原(チョロン)リアルDMZプロジェクト
- 10月2日~10月5日 横城(フェンソン)韓牛祭り
- 10月3日~10月5日 江陵(カンヌン)コーヒー祭り
- 10月9日~10月12日 旌善(チョンソン)アリラン祭り
- 1月3日~1月25日 華川(ファソン)ヤマメ祭り (運休あり)
- 1月 太白(テベク)山雪祭り
- 1月 麟蹄(インジェ)ワカサギ祭り
<font=”-1″>※詳しい日程はシャトルバスのホームページをご覧ください。
現在の時点で明らかになっているものだけでも、計13のお祭りへの運行が決まっており、テーマ別の特別運行が予定されています。
韓国の京郷新聞ではすでに今年3月12日にこの話題が取り上げられ、シャトルバスの開始が伝えられていました。
記事のにはこんな内容も含まれています。
강원도는 지난겨울 (…중략…) 4개 겨울축제장을 연결하는 셔틀버스를 시범운행했으며 2500여명의 외국인 관광객이 이 버스를 이용했다.
(訳)江原道は昨冬、(…中略…)4つの冬祭り会場をつなぐシャトルバスを試験運行し、2500余名の外国人観光客がバスを利用した。(3月12日/京郷新聞より引用)
この記事には記されていませんでしたが、実際は冬祭りだけでなく、リゾート地へのシャトルバスの運行も行われていました。
<参考>
外国人専用江原道シャトルバス運行決定(旧ブログ)
・自然いっぱい、江原道の魅力とは?
韓国の冬の江原道観光というのは、むしろ日本人よりも雪が降らない国の人たちにとって魅力的に感じられるものでしょう。
しかし今回は年間を通してお祭りにあわせて予定されており、避暑に江原道に訪れる、というプランも考えられそうです。
オリンピックが開かれる平昌(ピョンチャン)は800m以上の高地です。冬だけでなく夏の良さも味わえることでしょうし、それぞれ季節に合った地域資源を感じることができるはずです。
有料ですが会場直行で便利
無料の全州シャトルバスとは異なり、こちらは往復10,000ウォン往復5,000ウォンと有料ですが、既存の交通機関を利用するよりも安くなっています。
江原道にまだ足を運んだことがない観光客にとっても韓国在住の方にとっても、よい機会になるのではないかと期待しています。
地域の魅力がいっぱい詰まった「旬」の時期に行われるお祭り。お時間のある方は申し込みされてみてはいかがでしょうか。
旅行者は、ソウルでの宿泊が必要!
このシャトルバスは朝8時にソウル・光化門にある東和免税店前から出発となるため、ソウルで一泊することが必要となります。日本から訪れる場合は、飛行機とホテルを予約してから訪れるのが一般的です。
冬場は零下まで冷え込むので万全の体制でお祭りに足を運んでいただくことをおすすめします。
<江原道シャトルバス予約サイト>
江原道シャトルバス予約サイト
<過去記事>
華川ヤマメ祭り
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吉村剛史(よしむら・たけし) 1986年生まれ。ライター、他。1年8ヵ月のソウル滞在経験のほか、韓国100市郡以上・江原道全18市郡を踏破するなど、自分の目で見聞きした話を中心に韓国関連情報を伝えている。2021年1月にパブリブより初の書籍『ソウル25区=東京23区』を出版。2022年に韓国語能力試験(TOPIK)6級、2級ファイナンシャル・プランニング技能士取得。 ※韓国に関する記事制作やその他のご依頼もご相談ください。お問い合わせ 筆者プロフィール