灯台や洞窟がロケ地のあの場所!~SNS映えもする東海市の素敵スポット!
 2017/08/13 吉村剛史(トム・ハングル)

江原道・東海岸最大の街、江陵(カンヌン)の南に位置する東海(トンヘ)市。韓国・東海岸に面しているほかの地域と同様、内陸には太白山脈の山々が連なります。

東海市にふと立ち寄ることがあったら、ぜひともカメラにおさめたくなるような、素敵なスポットをご紹介します。

●墨湖港を一望できる墨湖灯台(묵호등대)
墨湖(ムコ)港が開港したのは1941年のこと。産出された石炭を搬出する貿易港でしたが、その中心的役割は東海港へと移ります。

その後は様々な魚が水揚げされる漁港となり、水揚げされた魚を買い求めに来る人々で、朝早くからにぎわいます。名物のイカもここで味わうことができます。参考記事:江陵から海列車で行ける東海市のイカ漁港、墨湖港


[墨湖灯台(묵호등대)からは港と海を望める」

そんな墨湖港を一望できるのが、墨湖灯台。港の北側にある丘の上に建てられています。この一帯は公園として整備されており、カップルたちもよく訪れる場所で、過去にはドラマのロケも行われています。

さらに丘のあちこちはフォトスポット!SNS映えしそうな壁画がたくさん。

墨湖灯台がそびえる丘の斜面には家々が建っています。貿易港、その後は漁港として栄えていましたが、年々漁獲量が落ち、それとともに人が離れていったようです。寂れていく街に息を吹き返そうと、近年壁画が施されるようになりました。


[壁画が描かれた古い家屋と、墨湖港]

この丘の壁画通りは「ノンゴルダムギル(논골담길)」と呼ばれており、この街を象徴するような絵が、民家の壁などに描かれています。’00年代後半頃から韓国各地で似たような取り組みが行われていましたが、その流れがこの場所にも波及したようです。


[漁船の壁画]

●ドラマ『華麗なる遺産』で登場した吊り橋。
丘の上から港を見渡すのも気持ちがよいのですが、日差しが当たった海もまたステキ!キラキラと輝く様子を見ながら、灯台カフェでコーヒーを飲むなんてロマンチックではないでしょうか。


[海を眺めながらコーヒーなんていかが?]

そして韓流ドラマファンたちが訪れるスポットは、墨湖灯台のすぐ下にある吊り橋。2009年の高視聴率ドラマ『華麗なる遺産』の第21話でイ・スンギとハン・ヒョジュがキスしたシーンで知られている場所です。


[『華麗なる遺産』のロケ地の吊り橋]

もしデートでここを訪れれば、「吊り橋効果」により、ドキドキ感が増して二人の関係も深まるはず!?けれども、デートで江原道まで来れる時点、関係は深まっているので無意味かも(!?)

それならばドラマのヒロインになった気分で、そのシーンを再現してみてはいかがでしょう?


[『華麗なる遺産』のロケ地を記念する看板]

とはいえ、この吊り橋のために、東海市までやってきて、すぐにソウルへ帰るわけにはいかないでしょう。それはドラマの世界でも、私たち観光客でも同じこと。

夏の暑い季節なら、少しでも涼しそうなところへ!次に向かったのは同じ市内にある泉谷天然洞窟です。

●泉谷天然洞窟(천곡천연동굴)
泉谷天然洞窟(以下、泉谷洞窟)は、1991年に発見された推定4~5億年前の石灰岩水平洞。ここ東海市や南隣の三陟(サムチョク)市では、このような洞窟が観光名所となっています。

この周辺は東海、三陟エリアは石灰石が産出されることから、セメント工場が多く、東海港を通して海外に輸出されるのです。

泉谷洞窟があるのは山奥ではなく市街地。墨湖駅と東海駅の中間あたりに位置し、どちらの駅からも市内バスなら30分、タクシーならおよそ10分の距離。


[洞窟の入口付近]

入場料は3,000ウォン。入るときには、入口でヘルメットをかぶって入ります。洞窟内は、カラフルにライトアップされているので、これもSNS映えするスポットといえます。


[ヘルメットをかぶって入る]

途方もなく長い時間をかけて、自然が作り出した様々な形の岩。そこから滴る水滴に手をやれば、ドラマのシーンさながら。しかし倒れて病院に運ばれる再現まではせぬようお気をつけて。約30分かけて、洞窟内を回って地上に出ます。


[ライトアップされた洞窟内]

●東海駅へ
見学したあとは、再びバスに乗り東海駅へ。このままソウルへ戻るのもよいですが、南下するならば、駅から市内バスを利用して三陟(サムチョク)へ出かけてみたり、列車で江陵方面へと北上するのもよいでしょう。

今回はドラマ『華麗なる遺産』のロケ地にもなり、SNS映えもする東海(トンヘ)市の素敵なスポットをお伝えしました。カップルで訪れた方はぜひドラマのシーンの再現をして、旅を愉しんでみてはいかがでしょうか。

★東海市へのアクセス
江原道・江陵からは市外バスで約45分。ソウル・東ソウルバスターミナルから高速バスで約2時間50分。ソウル清涼里駅から東海駅、墨湖駅までは列車で約5時間。

※この記事は韓国・江原道公式ブログに掲載されたものです。(2017/8)



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トム・ハングル(吉村剛史)
吉村剛史(よしむら・たけし) 1986年生まれ。31歳。2012年に韓国文化誌『スッカラ』でデビュー、その後韓国旅行、語学Webの編集・ライターを経て、文化センター講座、トークイベントでの発信も。1年8ヵ月のソウル滞在経験のほか、韓国100市郡以上を踏破するなど、地方にも関心が高い。平昌五輪開催の江原道公式ブログにも寄稿中。プロフィールお問い合わせ


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