東大門デザインプラザ(DDP)~勢いよく変化する街、東大門 | 韓国&韓国旅行 | トム・ハングル

東大門デザインプラザ(DDP)~勢いよく変化する街、東大門
 2014/10/05 改:2016/08/22 吉村剛史(トム・ハングル)

ファッションタウンとして知られる、ソウル・東大門(トンデムン)。ソウルを取り囲む城郭の大門の一つとして知られています。東大門の周辺にはファッションビルや市場が集まり、観光客もショッピングに訪れます。

東大門の正式名称は「興仁之門(フンインジムン)」。城郭に取り囲まれたソウルの四大門のなかで、唯一四文字の名前ですが、もともとは「興仁門」。風水地理の観点で東側の「気」が弱いことから、「之」の漢字が一つ足されたといわれています。これによって地気が強まるのです。参考:東大門

そこに2013年12月に開業したのは東大門デザインプラザ(DDP)。2007年に東大門野球場が取り壊されたあと、大規模な工事が行われ、新たな建物が建設されたのです。

東大門の発展の勢いは、一文字多いため?

この「気」が強くなって補強されたためなのかはわかりませんが、市場やファッションビルに、と現代でもにぎわいを見せています。そしてこの1年で東大門エリアが大きく発展を遂げました。景観を眺めると、また新しいビルがひとつ増え、宇宙都市のような近未来チックな建物が、エリアを占拠するかのように出現。

。車線の広い道路を、日中はバスや自動車が北から南へ、西から東へと走り抜けていきます。午後になるとショッピング客でにぎわいはじめ、夕方、そして夜間こそ、東大門周辺が勢いあふれ、活気に満ちるときです。

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東大門デザインプラザ

それは2013年12月に完成してオープンした東大門デザインプラザ(DDP)と、2014年5月にオープンした、ファッションビルのLOTTE FITIN(ロッテフィットイン)。

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LOTTE FITIN

東大門デザインプラザは、スタイリッシュながら新奇的な姿の建物が印象的。そして新しいファッションビルも、東大門歴史文化公園前の斜め向かい、角地に建っていて存在感抜群!

さらには清渓川沿いの東大門向かいにJWマリオットホテル東大門 スクエアソウルが2014年2月にオープンしています。東大門の進化の様子を見ていると、まだまだソウルの発展の勢いを感じることができます。

●変化こそが東大門

東大門は1960年代の後半から、70年代中盤まで市外バスターミナルがありました。全国からバイヤーたちが訪れ、ここで衣類を仕入れていたのです。現在でも夜間、デザインプラザの裏手の卸売エリアに足を運んでみると、各地の百貨店やショップに送られる品物が集められています。

東大門デザインプラザは東大門運動場があった場所。球場が使われなくなった後はノミ市がここに集まってきたのですが、取り壊しが始まり、ソウル風物市場に移動を余儀なくされたのです。とにかく何かと変化が激しい場所が東大門なのです。

●たった1年、1年半で大きく進化

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多少大げさな言い方をするならば、20世紀にイメージ図で見ていた21世紀の未来都市の姿がここに現れたよう。たった1年半前とは大きく景色が変わったことに驚きました。街がこんなに変化するなんて!

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東大門デザインプラザ(DDP)の建物の横を歩いていると、曲線美がこの場の柔らかい雰囲気を作り上げています。舞台ではちょっとしたコンサートが開かれていていました。半地下のようになった場所なのですが、ビュンビュンと車が通る地上の喧騒を忘れさせてくれます。

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●新しくなっても、ツッコミどころは健在

東大門が未来都市へと変化しながらも、ビルの前ではアナログな光景が・・・。ソウルにはボードを振り回して、店の宣伝をする道化師があちこちにいるのですが、新しくなった東大門でも健在。

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身長2mを超えるような長身を装い、広告ボードを頭上でくるくると回転させるのです。これ、結構すごい技術じゃないですか!失敗して吹っ飛ばしたりでもしたら危ない、と思いきや、回したあとも落とすことなくしっかりキャッチ。こういう奇抜な宣伝の仕方が面白いところ。

街が新しくなろうとも、何かとツッコミどころがあるのが韓国らしいところだと、私は思っています。

トム・ハングルの韓国旅行ひとこと
・東大門(トンデムン)エリアはここ1,2年で大きく景色が変わりました。
・東大門のショッピングといえば、おいしいしごと著「ちょこ買いソウル」が印象的でした。
・「ちょこ買いソウル」は買い物の攻略テクニックが書いてあり、かつて楽しく読みました。



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トム・ハングル(吉村剛史)

吉村剛史(よしむら・たけし) 1986年生まれ。ライター、他。2012年に韓国文化誌『スッカラ』でデビューし、同年中央日報に掲載される。これまで文化センター講座、トークイベントでの発信も1年8ヵ月のソウル滞在経験のほか、韓国100市郡以上を踏破。海外の常識をレポートする『海外ZINE』の韓国担当ライター、2018年2月号『散歩の達人』第2特集の取材・文を担当。同6月から韓国水産食品(K-FISH)広報サポーターズ。プロフィール・お問い合わせ






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