本場のタッカルビ、マッククスを味わう―江原道・春川
 2011/01/08 改:2017/10/16 吉村剛史(トム・ハングル)

ある時、新大久保のお店で食べたビビンマッククス。サムギョプサルを食べた後に「つるる」と冷たくサッパリとした味。この味が忘れられず、この2週間後に春川に行ってしまいました!東ソウルバスターミナルからバスで、わずか1時間強のところにある春川。高速道路を駆け抜れば、あっという間に到着です。

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この日は遅く起きたため、時間はすでに12時前。帰りのバスの切符を購入し、歩いてタッカルビ通りまで行くことにしました。

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どこにでもあるような大通りを北方向に歩いていきます。特に目立つ建物といえば放送局と警察署といった、地方の中心地にある国道沿いといった風景。しかし、ちょっと脇に入ってみると、市場といえば市場といえるようなちょっと寂れた市場。そして民家が建っています。

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田舎の風景というのも地方都市の風景というのも、しっくりこないような中途半端な街並み。そんな様子が何か落ち着くのです。

「タッカルビ通りはどこにあるのだろう?」

バスターミナルの観光案内所でもらった大まかな地図しか持っておらず、ふらふらと大通りの脇道に入りながら、探していました。

ところどころにタッカルビ、マックススの看板が見えるのですが、そんなに栄えているような様子の場所は何もなく、とにかく前へ前へと歩いていきます。

30分くらい歩いたところでしょうか、地図と照らし合わせると「この交差点を左折だ!」と気づきます。そして左に曲がり、道を尋ねつつ進んでいくと、左側に繁華街が見えてきました。ようやくたどり着いたようです。デパートもあり、スポーツブランドのお店もあるという繁華街。

その入口には大きな教会があり、日曜日ということで多くの人が礼拝に集まっているのです。

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その繁華街のなかに位置する明洞街は冬ソナのロケ地にもなりました。ヨン様とチェ・ジウの冬ソナの垂れ幕がかかっています。韓国語・中国語・そして日本語の3ヶ国語で。ショッピングにも便利そうですね!

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さて、時間も12時40分。おなかも空いてきたところで春川明洞タッカルビ通りに入っていきます!日曜日のこの時間。やはり結構混雑していました。タッカルビ、そしてマックスス、続きは次回です!

タッカルビ、マッククスを食べるために春川までやってきました。春川明洞タッカルビ通りは観光地化されています。冬ソナ効果なのか日本語表記で書かれていたりします。

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さて、これだけあるとどの店に入ろうか、と悩むところであります。行列のできているお店はやはりテレビで放映されているよう。

私が選んだお店は「クミタッカルビ」というお店。入った店は特に理由もなく、なんとなく入りやすそうだったから、という第一印象を重視した選び方でした。もう直感です。

店のテレビには「KBSのど自慢」が流れています。タッカルビの店はどの店も大きな丸い鉄板がテーブルについていて、その上で焼いてもらいます。

1人前1000ウォンのタッカルビ。鶏肉に餅とキャベツが入っていて、一緒に炒めてくれます。

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店はお昼時。2人組のおじさんと、旅行で来たと思われる3人組の女子大生。1人で食べている人はあまりいませんが、外国人なので気にしません。

女子大生にお店のおばさんが野菜をサービスしたらしく、1人の子が「おばさぁん~!おいしく食べます!!!」なんていう声が。こんなに元気いいとサービスしたほうも嬉しいでしょうね。

鉄板でジュージューと美味しそうな色に炒められ、出来上がり。食べ始めると、お店のおばさんが日本語で「辛い?」「おいしい?」というカタコトの日本語で話してきます。

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鶏肉の柔らかさ、これがとってもいいのです!この美味しさ!!春川まで来た甲斐がありました!

さて、食べ終わる頃にうどんやご飯を入れるのが美味しいのですが、マッククスも食べたかったので、ここではやめておくことに。店を出て、バスターミナルに向けて、帰りも歩いていきます。

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バスターミナルから、春川明洞まで歩いていく途中、春川警察署を超えて少し歩いていったあたりに、
「名家・春川マッククス」というお店を発見したので、帰りはそこに立ち寄っていくことにしました。

このお店。30年以上も営業しているようで、春川マッククス祭りでは「名家」に指定されたお店。店内には賞状も飾られています。

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ここのマッククスは5,000ウォン。やかんに入ったトンチミ(大根を漬けた汁)を少しかけて、ソースを麺にからめて食べます!

麺にはそば粉が使われているような色がして、とってもさっぱりとしています。タッカルビを食べたあとにも合う味だと思います。

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11月でしたがオンドルがつけられ暖かい店内。そこで家族たちも食事をし、子どもたちがテレビドラマを見ていました。私は韓国の食堂のこういうところが好きですね。

最後にメミル茶(そば茶)も出していただきましたが、そばの香ばしい香りが漂います。

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急遽思いつき、わざわざ春川までタッカルビとマッククスを食べに行ってしまった私。何度もソウル旅行をされている方は、次はぜひ春川まで行ってみて美味しい食べ物を味わってきてください!

<おまけ>
先月(2010年12月)、複線工事が完了し京春線のムグンファ号が廃止。地下鉄7号線の通る京春線の上鳳(サンボン)駅が開業。南春川駅までは通勤列車で60分でいけるようになりました。上鳳(サンボン)駅~南春川駅間の料金は2500ウォン。



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トム・ハングル(吉村剛史)
吉村剛史(よしむら・たけし) 1986年生まれ。韓国旅行・地方旅の総合発信者。2012年に韓国文化誌『スッカラ』でデビュー、その後韓国旅行、語学Webの編集・ライターを経て、講座、トークイベントでの発信も。これまで韓国100市郡以上を踏破。平昌五輪開催の江原道公式ブログにも寄稿中。プロフィールお問い合わせ


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