聞慶

聞慶(ムンギョン)は慶尚北道北西部に位置する都市。リンゴや五味子の産地として有名である。道立公園にも指定されている鳥嶺山の聞慶セジェは3つの関門があり、儒学者(ソンビ)たちが科挙の試験を受けるためにソウルに向かうときに、ここを越えていった。当時の朝鮮のなかでも難関の峠で「鳥が飛んで越えるのが難しい」ともいわれた。ふもとにはドラマセット場があり、景福宮などが再現されている。

聞慶(ムンギョン)は温泉地としても知られ、カルシウム重炭酸温泉とアルカリ性温泉が同時に楽しめる。特にカルシウム重炭酸温泉の色は黄土色で、浴槽の底が見えない。温度は低めだがトロトロした感覚が絶妙だ。また5月上旬ごろには聞慶伝統茶碗祭りが開かれ、陶磁器の展示会や制作体験ができる。9月になると聞慶五味子祭りが開かれる。聞慶セジェの入口付近には、五味子の実をコチュジャンのなかに入れて熟成させ、そこに豚肉を漬けて焼いた五味子コチュジャンサムギョプサルを提供する店がある。

文:トム・ハングル(吉村剛史)公開:2014年07月22日 改:2014年07月22日

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