エアプサンで安く快適に!
吉村剛史(トム・ハングル)
2011/07/12 改:2016/09/06
2011年6月23日、成田空港発釜山行きのエアプサンが就航しました。エアプサンは格安航空会社(LCC)ですが、安いだけにサービスの質は果たしてどうなの?と思っていたのですが、結論から言いますと通常のエアラインと比べても遜色は感じられませんでした。安かろう、悪かろう、ではないのです。
就航記念のキャンペーンとして5月末までの申し込みで、成田-釜山往復9,900円という破格で売られており、「そんなに安くいけるなら」と思わず購入してしまったチケット。今回の場合、土曜日発だったために少々金額が上がり、14,700円でしたが、それでも十分安いのです!燃油+諸税込みで総額22,000円で往復できてしまったのです。
両側3列シートが通路を挟んでいる機内。座席は機体後部まで見渡せるので、ぎっしり詰められている気はしますが、座り心地も広さも一般的な航空機と同じくらい。従来の航空会社と違う、と思ったのは、個々の席にモニターがついていないことくらいでしょうか。そのため、映画や音楽などのサービスはありません。
続いてエアプサンでは機内食が提供されますが、今回の往路はクロワッサンにチーズがはさまれたサンドウィッチ。そしてデザートとしてついてきたのがパイナップル。
そして復路はといいますと、カレーでもなく中華丼でもないのですが、機内食としてはよく見られる無国籍タイプのごはん。
さらにパックに入っているのはキムチ。かわいい大きさ(60g)のキムチが気圧の影響をうけてパンパンに膨れて上がっています。珍しいので記念として持ち帰ろうかと思いました。
ドリンク、アルコールも無料サービスです。韓国の航空会社なのだからと、韓国のビールを注文。従来のエアラインと大差ないですね!
<2010年7月12日現在の時刻表>
往路:成田発13:55-金海着16:15
復路:金海発10:55-成田発12:55
この時刻表を見ますと、成田を見ると、約1時間で折り返し運行となっていることがわかります。つまり天候などの影響で金海発の航空機が遅れると、成田発に影響がでることもあるわけですね。
LCCであるがゆえのデメリットも考えられますが、この値段で韓国に行けてしまうのは魅力ですよね!7月1日からは成田-ソウル間にイースター航空も参入。
安く、そして気軽に、ふらっと韓国旅行に出かけられる。そんな時代の幕開けです。
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吉村剛史(よしむら・たけし) 1986年生まれ。ライター、他。1年8ヵ月のソウル滞在経験のほか、韓国100市郡以上・江原道全18市郡を踏破するなど、自分の目で見聞きした話を中心に韓国関連情報を伝えている。2021年1月にパブリブより初の書籍『ソウル25区=東京23区』を出版。2022年に韓国語能力試験(TOPIK)6級、2級ファイナンシャル・プランニング技能士取得。 ※韓国に関する記事制作やその他のご依頼もご相談ください。お問い合わせ 筆者プロフィール