初夏の釜山・松亭海水浴場
吉村剛史(トム・ハングル)
2014/05/11 改:2016/10/17
釜山(プサン)といえば、港町。夏になると海水浴を楽しく旅行客が集まってきます。そのメッカともいえるのが海雲台(ヘウンデ)海水浴場。夏の写真を眺めていると韓国人だけではなく、世界中の人がビーチにいるように思えます。海周辺の夏の雰囲気はとってもにぎやかで、日が沈んでからも浜辺の周辺がガヤガヤと騒がしい様子です。でもこちらの静かな海水浴場の写真をご覧ください。
きょうの写真は5月下旬の松亭(ソンジョン)海水浴場の様子。海開き前なので泳ぐ人はいませんが、海辺で遊ぶ人たちがちらほらいます。テントをはったりして、初夏のビーチの雰囲気を楽しんでいるのでしょう。こちらは少し落ち着いた雰囲気。だからこそおすすめしたい釜山の穴場スポットです。
韓国旅行ひとこと
釜山の釜田(プジョン)駅を出発し、慶州、浦項方面へと海岸線にそって北上する東海南部線。以前は松亭駅から海雲台駅間の列車から海雲台ビーチと広安里海水浴場を見渡せるビュースポットがあって、それがとても美しかったのです。けれども2013年秋に松亭駅と海雲台駅が新しい駅舎に移転し、残念ながら列車からその景色を見られることはなくなりました。
しかし2014年3月からこの路線がウォーキングコースとして生まれ変わり、歩いてこの絶景を堪能できるようになったのです!この周辺は海の美しい景色が楽しめる場所で、「タルマジギル(月見の道)」という美しい小高い丘もあります。夏は歩くと暑いですが、この過ごしやすい初夏の時期にぜひ散歩してみてはいかがでしょうか。参考記事:タルマジキル(月見の丘)
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吉村剛史(よしむら・たけし) 1986年生まれ。ライター、他。1年8ヵ月のソウル滞在経験のほか、韓国100市郡以上・江原道全18市郡を踏破するなど、自分の目で見聞きした話を中心に韓国関連情報を伝えている。2021年1月にパブリブより初の書籍『ソウル25区=東京23区』を出版。2022年に韓国語能力試験(TOPIK)6級、2級ファイナンシャル・プランニング技能士取得。 ※韓国に関する記事制作やその他のご依頼もご相談ください。お問い合わせ 筆者プロフィール