韓国で焼魚を食べよう
 2014/01/20 改:2016/11/15 吉村剛史(トム・ハングル)

今回は「韓国で焼魚を食べよう!」

●ソウルで食べる焼魚
肉料理が多いイメージのある韓国ですが、焼魚も食べます。観光客にとって焼魚が食べられる最も身近な場所は東大門の路地裏ではないでしょうか。広蔵市場から東大門ファッションタウンへと抜けていくと、新進市場とよばれる細い路地があり、ここにタッカンマリ横丁と焼魚通りがあります。

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店先でモクモクと煙が立ちのぼり、少しばかり焦げたような香ばしい焼魚の香りが漂ってきます。日本の下町にもあるような、昔ながらの横丁の雰囲気。レトロな味わいが存分に感じられます。

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店先では一度火を通した魚が積まれるように置いてあり、お客さんからの注文が入ると、再びコンロの上にのせて焼きはじめます。焼魚の食堂での魚の種類は「サバ(고등어、コドゥンオ)、サンマ(꽁치、コンチ)、サワラ(삼치、サムチ)、クルビ(굴비、イシモチ)、お店によってはホッケ(이면수、イミョンス)」があります。

一般的な食堂はこのくらいの種類です。刺身店ではサンマがつきだしで無料で出てきたりしますし、秋になるとコノシロ(전어、チョノ)を食べたりもします。

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そしてワサビ醤油を付けて食べるという点は日本と少し異なります。ソウルで焼魚定食を食べると、大体6,000ウォン~7000ウォン(600円~700円)ほどが相場です。海辺の市場に行くと焼魚の盛り合わせがあったりもします。

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定食にはおかずも4~5品はつくので、バランスの良い食事ができますね。

●安東では塩サバが有名!

世界遺産・河回村のある安東では塩サバが有名です。地図を見ると、海から遠く離れているのになぜ?と思うかもしれませんが、これにはわけがあります。

東海岸の浦項(ポハン)や盈徳郡の江口(ガング)で水揚げされたサバを運搬する際に、そのまま運んできて痛む直前に塩漬けにして食べると、美味しさが増すのだそう。

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私は安東(アンドン)で一人で焼魚を食べていたら、店のおばさんが自分の娘がソウルの大学に通っていて、今何歳で・・・という典型的な娘自慢を始めました。(韓国を旅しているとよくあるパターンの一つです。)

しかし、そのおばさんはとても親切で、ミカンを出してくれたり、米菓子を袋に詰めたりして持たせてくださったのを覚えています。それにしても焼魚の店は一般の食堂よりも心なしか親しみやすさを覚えます。

それは日本でも嗅ぎなれた香りだからなのか、焼魚の香りが心を落ち着かせるからなのか。とにかく韓国のおかずとともに焼魚を食べるのもひとつの旅の楽しみになるのではないでしょうか。



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トム・ハングル(吉村剛史)
吉村剛史(よしむら・たけし) 1986年生まれ。韓国旅行・地方旅の総合発信者。2012年に韓国文化誌『スッカラ』でデビュー、その後韓国旅行、語学Webの編集・ライターを経て、講座、トークイベントでの発信も。これまで韓国100市郡以上を踏破。平昌五輪開催の江原道公式ブログにも寄稿中。プロフィールお問い合わせ


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