韓国人と遊ぶ~釜山・東莱(トンネ)編
 2011/03/21 改:2016/10/17 吉村剛史(トム・ハングル)

もう何度目になるのでしょうか。私よりも1歳年上で日本に留学していたときに知り合った友人。彼と釜山で会うときはいつも東莱(トンネ)駅で待ち合わせです。

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韓国社会ではたった1歳であっても上下関係が生じるといいますが、やはり敬語では距離が遠い感じがする、ということから、彼とはお互いパンマル(いわゆるため口)を使うことにしています。

今春、釜山都市鉄道4号線の開通を控え、改装が進んだ東莱(トンネ)駅。きれいになったものの、初めて訪れた1年半ほど前と原型は変わらず。私にとってはもう見慣れた駅舎。新鮮さもさほど感じません。

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けれども、夕暮れ時に西側の出口を1歩でると、カラフルな光をまとう看板とともに活気に溢れ、人々の熱気が漂います。東莱駅周辺は美味しい店や居酒屋が多く集まる繁華街です。

彼の中学時代からの友人で、数年間職業軍人をしていたという人と3人で飲みに行くことになりました。1次会はさくっとピンデトクの店でマッコリ。そして2次会はということになり、美味しいお店があるということで、少し移動。

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ヤンプニ カルビチム(양푼이 갈비찜)というお店に。ここのカルビチムは辛さが3段階で選べるのですが、一番辛いものは相当辛いのだとか。そして豚肉と牛肉があり、牛肉は韓国産とアメリカ産の2種類。もちろん豚肉のほうが割安で1人分(150g)8,000ウォンです。

私は辛いものは大丈夫なのですが、外国人だからと気をつかってくれたために、中間の辛さを選択。そして豚肉、テジカルビチムです。

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まずはパンチャンが出てきます。ぐつぐつと音を立てたケランチムがテーブルの上に。そしてしばらくしてからカルビチムが出てきます。

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豚肉にヤンニョムがからめられてじっくり煮込まれているようで、ニンニクの風味と、この豚肉の柔らかさがとてもおすすめ。辛さもほどよいですが、苦手な方には一番辛くないのが良いのかも。

もちろんソジュ(焼酎)で乾杯。銘柄は飲みやすさが魅力のチョウンデイ(16.9%)カルビチムを口にし、ソジュをくいっと一気に飲む。これが格別!

締めにはこのヤンニョムの中にご飯をいれて再加熱してもらいます!サムギョプサルやチゲなどを食べたあとに炒めてもらうのと同じ手法。
しばらくするとポックンパプ(炒飯)が出てきます。これもまた美味しい!!

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そしてテンジャンチゲは1,500ウォン。薬味が効いているのかとっても深い味がします。私の味覚では韓国らしい味が出ているといった印象。

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そういえば大久保の韓国料理店でカルビチムってあまり見かけないですよね。ネットで検索してみると手間がかかる料理だと書いてあったりもしますが、日本の飲食店のように多様な品目を用意していると、作るのがなかなか難しいのかもしれませんd。

もう韓国で会うのも何度目かということになると、今度は私がごちそうする順番。3人で飲んで食事しても40,000ウォン弱。それでも円高だということを考えるとかなり安いですね。

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店に置いてあった空き瓶の数々。競うようにしてソジュの瓶が何本も空けられている、そんな韓国の酒文化の象徴ともいえる姿を見ると、活気に満ちた様子が浮かんできます。

友達の話はほとんど出てこなかったのですが、1次会は元軍人だったという友達の友達にごちそうしてもらい、2次会は私が支払ったということで、ついには3 次会まで行くという流れになりました!

今の日本では個人化が進み、割り勘が一般的になりましたが、韓国のように、奢られたら今度は奢り返す、というこのような文化こそが経済を活発にさせるのではないかと考えてしまいます。もしかすると、日本も見習うべき点なのかもしれません。

そして3次会はバーに行くことになりました。365 J&L BAR!バーには日本でもほとんど行ったことがない私ですが、外国に来て行ってしまうなんて・・・と思いつつも、実は日本でも行ったことはありました。2~3年前、歌舞伎町にKSCAFEというカフェバーがあったんです。休日の昼に日韓交流会などが行われたりしていましたが、残念ながら今は閉店。

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さて「365J&L BAR」ですが、薄暗い店内はブルーのライト、そして中央のカウンターはピンク、カウンター席とボックス席を分けるその中間では双方の光が交錯しています。

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カウンターにいる店員さんは女性が多く、一見これがガールズバーのような雰囲気にも見えてしまいます。けれどもお客さんは男性につれられてきた女性もいますね。

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メニュー表を見ると、BARなのでちょっと高めではあります。わざわざ日本からきてアサヒビールを飲むこともない、というわけで、私はもちろん韓国ビールです!!CASS!!

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元職業軍人の友達がバーテンダーのように、ビール瓶をグラスのなかでらせん状に描きながら注いでいきます。その手つきは手馴れたもの。

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おつまみとして出てくるのは韓国海苔とピーナッツ。店内には中島美嘉の曲をパク・ヒョシンがカバーした、韓国版「雪の華」などが流れていました。季節にもぴったりです。

しばらく飲んでいると、ダーツをやってみようということになりました。遊び慣れていない私はダーツ初挑戦。

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ダーツを投じてもなかなか的にすら当たりません。2人の厚い指導を受けながら、なんとか的に当たるように・・・。ぎりぎりで端っこに当たるのがやっと。中心には全く当たりません。

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投げても矢のようには飛んでいかず、どうしてもアーチを描くようにして空中を流れていくのです。どなたかコツを教えてください。

けれども私は1回戦で自主的に離脱。真剣勝負で2人がやっている姿を写真に収めておりました。

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ビールを飲み干し、時刻は22時30分をまわります。次の日の飛行機が午前中ということもあり、3次会でお開き。東莱の駅も少しずつではありますが人通りが少なくなっていきます。夏ならばこれから海雲台(ヘウンデ)ビーチへ。繰り出すなんてこともありかもしれません。

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양푼이 갈비찜(ヤンプニ カルビチム)
釜山広域市東莱区明倫洞546


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365 J&L BAR
釜山広域市東莱区明倫1洞 553-12

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トム・ハングル(吉村剛史)
吉村剛史(よしむら・たけし) 1986年生まれ。韓国旅行・地方旅の総合発信者。2012年に韓国文化誌『スッカラ』でデビュー、その後韓国旅行、語学Webの編集・ライターを経て、講座、トークイベントでの発信も。これまで韓国100市郡以上を踏破。平昌五輪開催の江原道公式ブログにも寄稿中。プロフィールお問い合わせ


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