韓国のコインロッカーの思い出 | 韓国&韓国旅行 | トム・ハングル

韓国のコインロッカーの思い出
 2011/02/22 改:2018/12/13 吉村剛史(トム・ハングル)

旅行をする際、街を歩くときはスーツケースやバッグは持たずに身軽に歩きたいもの。そんなときに重宝するのがコインロッカー。韓国語では「ポグァナム(보관함)」といいます。

コインロッカーといってもコイン式の鍵付きロッカーはソウルではほとんど見かけません。現在は指紋認証のタイプが一般的です。料金は場所により異なりますが、小型ロッカーは1日2,000₩のところもあれば、4時間2,000₩のところもあります。

一般的に観光客が利用するようなソウルの地下鉄主要駅にはほとんどあるため、基本的にはあまり困ることのないようになっています。

ソウル駅のコインロッカー

最も行きやすい場所にあるのは、ソウル駅のコインロッカー。

明洞の無料ロッカー
ソウル駅のコンビニ

近年では指紋認証式が多く、

特に使用法に関して日本との差異はそれほどなく、紹介するまでもないといえばそれまでなのですが。偶然にもちょっとびっくりする出来事に遭遇しました。

DSCF2225.jpg

待ち合わせの前に、荷物を置いていきたいと思った私は、とある地下鉄の駅の12番ロッカーに荷物を入れ、硬貨を入れようとしていたその時!

私と同年代と思われる20代前半のカップルがやってきて
保管しておいた荷物を取りだそうとするのですが、
荷物を「12番に入れた」というのです!

男性が持っているレシートにも確かに12番の表記。
「扉を閉め忘れたんだ~!」

といい、男性は青ざめた様子。
その彼女は私に問いかけます。

「今来たんですか?」「今来てこのロッカーに入れたんですか?」
「何か入ってませんでした?」

当然、私は空のロッカーに入れたのですから、
特に動揺することもなく、ありのままの事実を返答しました。

それでも2人は「どうしようか」とあたふたしていたので、
「顧客センターに行くのがいいのではないですか?」

と外国人の私がなぜかアドバイスしてしまったりなんかして…。

そのカップルが顧客センターのほうに歩いていこうとしていたときに、
今度は私がロッカーの使い方に戸惑っているとその彼女が使用法を教えてくれました。
赤いロックボタンを押して…指をセンサーにあてて…

私がお礼をいうとニコッと微笑み、
その彼氏と一緒に顧客センターのほうに歩いていきました。

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もちろん旧式のコインロッカーは
指定された金額を入れ、鍵を閉めるだけです。
ただし100ウォン硬貨を10枚ほど入れなければならないのが面倒。

そして指紋認証式のタイプ。保管の際に指紋を登録し、パスナンバーが書かれたレシートを取り出します。

最近見かける新型はタッチパネル式だったり、
IC式の交通カードで認証するタイプもあります。
文字が読めないとちょっと不便かもしれません。

値段は小型で2000ウォン、大型で3000ウォン程度と
日本のコインロッカーと比べるとリーズナブルですよね。

やはり言葉のわからない外国人にとって使いやすいのは、旧式の鍵付きコインロッカーです。
後者のタイプを使う場合は、扉を閉めることでロックがかかりますので、
このカップルのようにならないように、忘れずに閉めてくださいね。



トム・ハングル(吉村剛史)

吉村剛史(よしむら・たけし) 1986年生まれ。ライター、他。2012年に韓国文化誌『スッカラ』でデビューし、同年中央日報に掲載される。これまで文化センター講座、トークイベントでの発信も。1年8ヵ月のソウル滞在経験のほか、韓国100市郡以上を踏破するなど、実際に自分の目で見聞きした韓国を伝えている。海外文化を伝える『海外ZINE』(トラベロコ)の韓国担当ライター、2018年2月号『散歩の達人』第2特集の取材・文を担当。同6月から韓国水産食品(K-FISH)広報サポーターズ。プロフィール・お問い合わせ


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